里の部屋

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荒城の月

2011年10月09日 | 日々のつぶやき
昨日の朝日新聞のbe版、うたの旅人に「荒城の月」が載っていました。

土井晩翠の詩に滝廉太郎が曲をつけた「荒城の月」は、学校でも習い、みんながよく知っている曲です。

しかし、この曲が大正時代に山田耕筰によって編曲されていたとは知りませんでした。

テンポを遅くして、ゆっくり感情をこめて歌えるようにと編曲されたと言う事です。

歌詞の中の「はなのえん(花の宴)」の→「え」の音が、滝廉太郎の曲には♯(シャープ)がついていたが、違和感があると言う事で、♯を省いた曲に編曲された。

私たちが習って歌っているのは、この山田耕筰によって編曲された方です。

「え」の部分に♯をつけて弾いてみると、確かに耳慣れしていないためもあると思いますが、不自然で歌いにくいと感じます。

滝廉太郎が育った、大分県竹田市では、地元びいきの気持ちもあるでしょうし、原曲を尊重して♯をつけて歌われる事が多いと書いてありました。(納得出来ます)


この「荒城の月」と「もしもしカメよ」の歌が、何かの集まりの時、罰ゲームとしてよく出されます。

「荒城の月」のメロディーで、歌詞は“もしもしカメよ・・・”と歌い、あるいは「もしもしカメよ」のメロディ-で“春高楼の花の宴”と歌わされます。

この時、「荒城の月」のメロディーで“もしもしカメよ・・・”と歌うほうが、テンポが遅いため、他の曲の歌詞をあてはめやすいです。

(蛇足ですが、「荒城の月」から罰ゲームを思い出して書いてしまいました。)


荒城の月

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