里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

和服

2008年06月06日 | 日々のつぶやき
先日(5月30日)にいつも行っている教室のある会館から、春のレクリェーションとして、各教室から希望者を募り、抽選でバスに乗れる人数に絞り、大阪の天満天神繁昌亭へ落語を聞きに行きました。

1時から4時までの3時間落語を聴きました。途中15分の小休憩を挟んでプログラムは10番までありました。

4番目は落語ではなく、若い、華やかな女性2人による津軽三味線の演奏でした。とても力強く、迫力のある演奏で、途中何度も拍手が入りました。

8番目の方も落語ではなく、口やおでこに傘を乗せ、その傘の上にいろんな物を乗せて回す芸を披露されました。

そのほかの方は落語で、話の題材は兄弟、親子、夫婦など家族が主流でした。この日の落語家は、テレビ等でお名前やお顔を知っている人は1人しかおられませんでしたが、みんなとても上手で笑って・笑ってお腹が変になりそうでした。

笑いの中にも涙・涙と言う話もありました。

一緒に行っていた人の中には「笑いすぎて顔にしわが残りそう」なんて言っている人もいました。

最初3時間も落語とは長いなぁと思っていましたが、あっという間の3時間でした。

会場に来られていた人の中に和服姿の人がかなり目に止まりました。落語家が和服で舞台に上がられますので、合わせて和服で来られているのかなと思いました。

小休憩のとき、アナウンスがあり「ご来場ありがとうございますで始まって、お着物でご来場のお客様には後ほど大入り袋を進呈させて頂きます」と案内があり、あぁなるほどと思いました。

京都では、何処のタクシー会社だったか名前は覚えていないのですが、和服のお客様がタクシーに乗られると、料金の割引があるそうです。

これらは、廃れ行く伝統を守り、ずっと受け継いで行くための企画なのではと思います。