えんどう豆に思いを!
えんどう豆の皮をむきつつ母を思い、幼い日から今日までの母と私の思い出をたどっていた。子供の頃畑で取れたえんどう豆で、柏餅を作ってくれた母。えんどう豆の餡の入った柏餅はとても美味しかった。
結婚して親元を離れてからは、えんどう豆の取れる頃になると宅急便で送ってくれた母。その懐かしいえんどう豆も、5,6年前から届かなくなった。年をとって作らなくなったのと、4年前の夏の朝心臓病で倒れ、ペースメーカーを入れて貰った。その手術の4日後に、今度は脳梗塞を起こして病院で倒れ、半身麻痺と言葉を失い、自分で食べる事もしゃべる事も出来なくなり、病院と施設を転々と変わり3年。とうとう何も言い残す事無く昨年亡くなり、来月は一周忌を迎えます。
そんな母に、いろいろ話しかけながらえんどう豆をむいていた。
えんどう豆の皮をむきつつ母を思い、幼い日から今日までの母と私の思い出をたどっていた。子供の頃畑で取れたえんどう豆で、柏餅を作ってくれた母。えんどう豆の餡の入った柏餅はとても美味しかった。
結婚して親元を離れてからは、えんどう豆の取れる頃になると宅急便で送ってくれた母。その懐かしいえんどう豆も、5,6年前から届かなくなった。年をとって作らなくなったのと、4年前の夏の朝心臓病で倒れ、ペースメーカーを入れて貰った。その手術の4日後に、今度は脳梗塞を起こして病院で倒れ、半身麻痺と言葉を失い、自分で食べる事もしゃべる事も出来なくなり、病院と施設を転々と変わり3年。とうとう何も言い残す事無く昨年亡くなり、来月は一周忌を迎えます。
そんな母に、いろいろ話しかけながらえんどう豆をむいていた。