滋賀県のもぐさメーカー「山正」さんに工場見学にうかがいました。
学生・ОBなど合計20人でした。学生さんは、かなり高額の交通費とかなりの時間を自己負担して、勉強に来られたのには、感動しました。
工場の入り口には、乾燥したヨモギ。凄く良い香りがします。
粗く挽くための石臼。電動です。摩擦するために、摩耗したら取り替えるそうです。
小石などが含まれると、火花が散って、火事が起こるそうです。火の用心というノボリもありました。この石臼で、挽くと、粗いモグサができます。
乾燥機。熱風で乾燥させます。これは、火の用心なのも納得です。
長どおし。中に傾斜があり、回転する篩(ふるい)があり、不純物とモグサを分離させる。
とうみ(唐箕)。上に通風孔があり、電動。さらに細かく精製される。
個人的には、学生時代から山正の「特上 黄金山(おうごんざん)」を愛用しているし、学生にも推奨している。その山正「特上 黄金山」よりも、さらにハイグレードな「特撰 日本一黄金山 雪の華」。これは、本当に素晴らしいモグサ。
ネパールから輸入した乾燥ヨモギで、山正艾工場で精製された数量限定の「ヒマラヤもぐさ」。匂いがかなり違います。
素晴らしい経験をさせていただいた山正さんに感謝です。