【六字訣】
肝:嘘字功https://www.youtube.com/watch?v=th5AyojAOeU
心:呵字功https://www.youtube.com/watch?v=R4toTVY71Gk
脾:呼字功https://www.youtube.com/watch?v=aGdQm6gslz8
六字訣は魏晋南北朝の陶弘景が著した『養性延命録』という文献に初出しています。
導引吐納の吐気・納気の吐気に相当します。五臓の邪気を出します。陶弘景(456-536)は、『養性延命録』の「服気療病」に「およそ行気するには鼻から気を納れ、口から吐き、これを微かに行う。長息という。納気は一種、吐気には六種ある。納気の一種とは吸。六種の吐気とは吹・呼・呵・嘻・嘘・ロ四であり、いずれも気の出し方を指す。人の息は一呼一吸が原則である。長息吐気の法を行うときは、寒い時は吹、温かいときには呼がよい、吹は熱を去り、呼は風を去り、喜は煩を去り、可は気を降ろし、嘘は滞を散じ、ロ四は極を解く」と論じています。