令和の百姓一揆、実行委員会代表、山形・菅野芳秀さんのスピーチ
令和の百姓一揆、実行委員会代表、山形・菅野芳秀さんのスピーチ
青山公園にて
#令和の百姓一揆
日本の農業・農村は最終局面に入って来たと言っても言い過ぎじゃありません。
日本の村から農民が消え、農民が作る作物が消え、そしていま、村自体が消えようとしている。このことを多くの国民は知りません。何か風景が変わったという程度にしか感じてません。残念ながら。しかし間違いなく今、農業が滅びようとしている。その影響を一番受けるのは、我々農民じゃないんです。困るのは消費者の方ですよね。
かつて山下惣一さんが言ったように、(農家は)畑や田んぼだけを残して農業をやめて、別の職業に就けばいい。それだけのことなんですよ。しかし、困るのは消費者、国民の方です。
だからこそ、まだ残っている農民と皆さんとが共同で力を合わせながら、日本の政治を、農業を滅ぼす政治を変えていかなければならない。今日はそのための第一歩なんだと言うことを皆さんとともに確認したいと思います。
あとね、もう一つ言わなきゃならないフレーズ忘れてた。皆さん、墓じまいという言葉を知っていますか?知ってるよね。今ね、農村で交わされている言葉は「農じまい」なんですよ。「農終い」。こんなことを農家に言わせちゃならないと思いますね。
いま残ってる農民を守りながら、消費者、市民と連携して、「#食と農と命を大事にする日本に変えていかなければならない」。 今日はそのための第一歩であることをともに確認したいと思います。そして皆さん、その上で押さえて欲しい視点は、我々が作り出そうとするのは、対決軸では解決がつかない問題です。対決軸からは解答は出ない。政治、信条の枠組みを超えて、大きな連携を作り出す必要があります。ものごとは、農であり、食であり、人々の命なんです。保守も革新もありません。大きな連携を作り出してこそ、日本農業の行き詰まりを打開する道が開けていくんです。そのことを確認したいと思います。
その上で、我々の世代の役割は、未来世代としっかりつながりながら話さなきゃならない課題だと思います。我々だけが食えれば済むという話じゃなくて、未来世代にその可能性をしっかり残して行く。その資源を残して行く運動として、やっていかなくちゃならない課題だと思います。
そしてその運動は、たおやかに柔らかく喜びを持って道を切り開いていくということ。そういう視点に立ってこそ、道が広がっていくし、波紋が広がっていくと思います。主義・主張を超えたおおらかな伸びやかな運動を作っていきましょう。 今日はその一歩として高らかにそれぞれのスローガンを掲げながら運動していこうじゃありませんか。私はその先頭に立って歩いていきます。一緒に頑張りましょう。
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