ひょうきちの疑問

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橋下徹は東アジア貿易の利を大阪に呼び込もうとしているのではないか

2011-12-13 07:10:48 | 民主党、維新の会

日刊ゲンダイ より
http://gendai.net/articles/view/syakai/134165


小沢元代表と橋下新市長 本当の関係 月末に会談狙いと思惑 

2011年12月12日 掲載

剛腕、独裁者、嫌われ者…と驚くほどの共通項

 
 小沢一郎・民主党元代表と橋下徹・大阪新市長が今月20日、会談することになり、さまざまな臆測を呼んでいる。
先のダブル選で圧倒的な強さを見せた橋下。
野田・民主党政権に距離を置き始め、新党結成か、とみられる小沢。
どうしても政界再編がチラつくからだ。
本当のところ、両者の関係はどうなのか。
このタイミングで会う狙いと思惑――。

 今度の会談を持ちかけたのは橋下だ。
小沢が受けたことで「非常にありがたい」と語っていた。
橋下の市長就任は19日だから、翌日上京、小沢に会うことになる。
エラソーな橋下が、小沢にはやけに低姿勢なのである。

「周辺にも『小沢さんは好きだ』『凄い』と語っています。剛腕を評価しているのは間違いない」(大阪維新の会府議)

 一方、小沢も橋下のことを「大したもんだ」と語っていて、両者はウマが合うのである。
この辺の事情は政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が詳しい。

「両者に共通しているのは、国の形を変えようとしていること。
そのために小沢氏は政界再編を仕掛けてきたし、橋下氏は知事と市長の両方を握り、民意を盾に市議会だけでなく、国政まで動かそうとしている。
その先に見据えているのは、大阪から国を変えるという野望です。
ふつう、自治体の首長が何かをやろうとする場合、与党に陳情する形を取る。
ところが、それでは国のシステムは変わらない。
陳情は橋下氏が最も嫌う方法です。
システムを壊すのだから、反権力側と組んでひっくり返す。
それが橋下氏のやり方です。
そこが小沢氏と似ているし、今、小沢氏の立場は与党内野党。
橋下氏にしてみれば、最も会いたい相手になるのでしょう」

 表面だけ見れば、両者の思想信条には違いが目立つ。
例えば、
小沢は国民生活第一=反小泉路線だが、
橋下は小泉流の競争社会の導入を目指す。
小沢は橋下がいれ込む君が代斉唱義務付けや教育改革については多くを語ろうとしない。
とはいえ、それらを横に置くと、共通項の多さに驚く。
地方の自立、公務員改革の必要性では完全一致しているし、大胆な政治手法、人には媚びず、時に独裁者呼ばわりされる剛腕、メディアに嫌われているところまでソックリだ。

「しかも、両者は政治的打算でも利害が一致するのです。
橋下氏は大阪都構想実現のために国会で地方自治法を改正してもらう必要がある。
小沢氏と会うことで、既成政党を牽制できるし、一方、小沢氏は橋下氏から頭を下げてきたことで、大いに政治力を誇示できる。
いま、橋下氏に自分の方から近づいている政治家はみんな、橋下人気目当てで擦り寄っている。
対等に渡り合える政治家は小沢さんぐらいかもしれません」
(小沢氏の周辺議員)

 そこが今後、面白いのだ。
来年は両者の関係が政治の軸になるかもしれない。

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【私のコメント】

小泉路線の橋下徹と、反小泉の小沢一郎。

両者が手を組むか。
どのような政界再編になるか。

大阪維新の会と小沢グループが手を組むことがあるか。
小沢一郎の支持層と橋下徹の支持層は大きく違う。

小沢一郎の支持層は無党派層ではない。
それに対して橋下徹の支持層は無党派層である。

小沢一郎はマスコミと対立してきたが、
橋下徹はマスコミを利用してきた。

裁判所は小沢一郎に否定的だが、
橋下徹には好意的である。(竹内行夫裁判長など)

橋下は東アジア貿易の利を大阪に呼び込もうとしているのではないか。

それに対して小沢一郎がどういう態度を取るか。
小沢一郎にとっても無党派層の取り込みは大きい。
リスクも大きいがメリットも大きい。

両者の会談により何がでてくるか、興味津々である。

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