知事会議開催はナンセンス＝「沖縄は我慢を」―普天間問題で石原都知事

■知事会議開催はナンセンス＝「沖縄は我慢を」―普天間問題で石原都知事

2010年5月14日（金）18:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-100514X878.html

　東京都の石原慎太郎知事は１４日の記者会見で、鳩山由紀夫首相の要請を受けて、
米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題を話し合う全国知事会議が２７日に開かれることについて、
「何のためにやるのか分からない。知事会を開いて『どこか受け手はないか』と聞くのはナンセンス」
と疑問を呈した。

　また沖縄の基地問題に関して、同知事は
「アメリカとの合議の上でしか（移設先を）選択できない。（戦後の占領など）経過を眺めれば、沖縄の人には気の毒だが、もう一回我慢してください（と言うしかない）」
と発言。
その上で、「過去の歴史を知らず、（県外移設を）思い付きで言っても事態が混乱するだけだ」と語り、鳩山政権の対応を批判した。　

［時事通信社］

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【私のコメント】

沖縄の米軍基地を分散して、日本中あっちこっちに米軍基地ができるのは、
日本が最低限維持していた独立国としての体面が、根底から崩れることではないか。

『沖縄か県外か』で揉めている限り、それは沖縄と本土との対立になって日本にとって何の利益ももたらさない。

『沖縄はダメ』
『県外もダメ』
そういう姿勢をはっきりとアメリカに示すことしか他に方法はないのではないか。

それ以上日本に動きようはない。
なぜなら、日本は九条の問題、日米安保の問題、何も解決できていないからだ。
それが悲しいかな、日本の実力と知るべきだろう。