ひょうきちの疑問

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2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

日本の株高はバブルの兆候

2013-01-21 06:19:36 | 国際金融

アメリカもヨーロッパも紙幣を増刷し、それが金融機関のなかでジャブジャブ担っている。決して市場マーケットまでは届かない不健全な金だ。これでは需要は喚起されない。
そこへ来て日本が量的金融緩和をやるといいだした。お金がジャブジャブと貯まっている金融機関にさらに拍車がかかるわけだ。
この資金は国民の需要喚起には使われず、金融機関と投資機関の投機に使われる。
日本ではそれがまず株高に現れた。
この株高は日本の景気の好調さを表すものではない。
単なる金融緩和のおかげだ。
金融緩和をやめたら即座に株安になる。
その時に株が上がりすぎていたらまたまたバブル崩壊になり、日本の景気はさらに悪くなる。
それに追い打ちをかけるように消費税増税が来る。
それまでの見せ金が今回の株高だ。
かなり危険な見せ金である。

今の日本の問題はいくら量的金融緩和をしてもそれが金融機関内にだぶつき、市場マーケットまで降りていかないことにある。企業が資金を必要としていないのだ。
だからその余った資金は投機に使われる。株や土地、原油や商品・食糧に使われる。
こういうのをインフレターゲットというのなら、それは間違いだ。
国民の給料は上がるどころかますます減らされる。

バブルで一部の投資家だけがまたあぶく銭を手に入れる。


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