2009年10月27日23時50分 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/update/1027/TKY200910270462.html
■亀井氏「民主は分からず屋」 2次補正巡り
政府が来年の通常国会に提出予定の09年度第2次補正予算案を巡る閣僚の議論が活発化し始めた。
鳩山政権は、前政権が策定した09年度第1次補正予算は「ムダが多い」として、15兆円のうち約3兆円を削減。
足元の景気が不安定なことから、削減した3兆円の一部を経済対策などに充てて2次補正に盛り込む方針だが、
「10兆円超が必要」との声も出ている。
亀井静香金融・郵政改革担当相は27日の閣議後会見で、2次補正を巡り
「10兆円を超えるくらいやらないと。力強い内需を出していく。金はうなるほどある」
と積極的な財政出動を促した。
大幅な歳出拡大には民主党内に慎重論が強いが、亀井氏は
「民主は分からず屋なところがある。我々の経済政策を丸のみしたらいい」
とも述べ、
特別会計の見直しや国債の追加発行で財源を手当てすべきだとした。
一方、菅直人副総理兼国家戦略相は同日の閣議後会見で
「2次補正予算に向かって雇用、環境、景気、経済成長の方向性を打ち出したい」
と述べた。
具体的には
「(温室効果ガスの)25%削減に資する政策課題の検討では、ソーラーパネルの需要喚起などがある。2次補正にそういうものを盛り込むこともある」
として、環境関連にも積極的に予算を投じる考えを示した。
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【私のコメント】
予算削減=ムダ削減ではない。
今は不況下、国家の財政出動が大事。
子ども手当は後で良い。
雇用対策を打ち出すべき。
労働者派遣法などという労働者の人権を無視した悪法を早急に是正すべき。
子ども手当に引きずられて景気対策が後手に回ってはならない。
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