お遍路 K 秋ちゃん・・・きのうの晩ごはん、 おやじの田舎家庭料理・・・

素朴でシンプルな健康晩ごはんです。田舎のおやじが、頑張って毎日作っています。

土佐一国参り室戸への道 3

2014年09月11日 | 札所巡り

  宿の主人がこの辺は柑橘系の直売所があり、「安いからお土産に買っていくといいですよ」と言われたので店が開く時間を見計らい8時30分出発。5分ほど歩いた所で男の遍路さんに逢う。話をしながら歩いていくと直売所が開いていたので「お土産を買っていきます」と言って別れデコポンと小夏を買って家に送る。うまいので毎年送ってもらっている。

 ここから「ロッジおざき」までは、山と海だけで人家は無いということで弁当は2㌔先の明徳寺付近で買おうと思っていたが店がない。何とかなるだろうと思い歩いていたら車が止まり「お接待です」と言われ、おにぎり弁当をいただいた。助かった。感謝、感謝の南無大師遍照金剛。

 

歩いてきた道を振り返る

 

左は海、右は山が延々と続く空と海の道

  途中、休憩していた昨日の外人さんと日本人のお遍路さんに逢う。挨拶をして「お先に」・・・11時50分予定通り佛海庵に到着。隣の集会所の軒下を借り食事休憩。そこへ二人ずれの遍路さんが到着し一緒に食事することに。「どこからですか」と聞くと「北海道です。」とのこと。一人は江刺、もう一人は函館在住で、出身地は茨城県でともに72歳になったとのこと。一巡目この道は乗り物を使ったため後悔しないためにも歩いているとのこと。わかる。ふくしま復興の帽子をみて「大変だったでしょう」・・・後日、民宿浜吉屋で再会。

 また、アスファルトの道を黙々と歩き佐喜浜漁港を見ながらロッジおざき15時到着。海の見えるバルコニー(?)のある部屋に通される。風呂に入り海を眺めてのビールは最高。夕食は、宮崎県、長野県、青森県、兵庫県の女性遍路の五人で酒を飲みながら歓談。18時頃、韓国の男性遍路が飛び入りで入ってきた。おかみさんが「食事の用意は出来ませんそれでもいいですか」「大丈夫です」と言って一緒に酒盛りに交ざり盛り上がった。韓国の男性遍路はサンテァゴ巡礼も歩いてきたとのこと日本語もたいへん上手でした。

 お接待の弁当にも凝っていて「ロッジおざき」は大変よかった。また、この地には「民宿徳増」という強力なライバルも、今度来たときは泊まってみよう。

 ロッジおざき