お遍路 K 秋ちゃん・・・きのうの晩ごはん、 おやじの田舎家庭料理・・・

素朴でシンプルな健康晩ごはんです。田舎のおやじが、頑張って毎日作っています。

発心の道場阿波一国参り8日目

2014年09月03日 | 札所巡り

 朝のお勤めを終え出発とはいかず10時30分まで宿坊で休ませてもらう。今日の宿、金子屋までは約10㌔の道のり。20番札所鶴林寺、21番札所大龍が控えているので必然的に金子屋に泊まるほかない。考えが同じなのか茨城から来た住職一行も時間になったら玄関に出できた。ぐうぜんにも4足の同じ白い遍路靴が並んでいた。住職一言、「同じですね」。これも何かのお導きか・・・何もないよ・・・住職一行は、住職が歯の治療に行くというので歯科医院が開くのを待っていたとのことでした。田舎ののどかな遍路道を歩く。川べりには亀が甲羅干しをしていた。金剛杖をトンと突くと一斉に川の中にドボーン。勝浦町にさしかかると一転。ダンプカーの往来が激しく道は狭く大変危険なところである。ここ勝浦町は、お年寄りが葉っぱを拾って1億円稼ぐ風光明媚なところでもある。途中、青木食堂で鮎定食をいただき1時間ほど休む。食堂のおやじさんは歌がうまくCDも出しているらしい。

 早々に金子屋到着。しかし、「15時までは入れません」の張り紙が・・・しかたなく休んでいると何人かがやってきた。番外霊場の星の岩屋へと考えたが動きたくないので時間まで過ごす。ようやく宿に入り一番風呂をいただきビールを飲んでしばし休む。夕食時は六人、住職ご一行もいた。姉妹遍路の道連れおばさん遍路も、タクシーで星の岩屋へ行ってきたとのこと。また誰かを道連れにしたのか ・・・! 宿のばあさんが、「酒は自分で何本飲んだかは支払いの時自主申告よ」と、泊り客に言っていた。そんなの明日になったら忘れるよ。