朱の徒然

変形性股関節症の76歳

春だから、明るく 前に!  「いこいの村長崎」

2016年03月17日 | 日記

 病院に入院中の三姉のお見舞いに、いつ行ったらいいのかな・・と、迷いながらも、折角 胡蝶蘭を購入したのでと、こちらの勝手な理由で出かけました。 心配したより元気で、何時もの様に 甘えて、おしゃべりも長くなって ごめんね。 疲れたかな?

 嬉しかったのは、三義兄さんと私は、TVの朝の番組で 『88歳の方が1カ月で「介護ヘルパー」の免状を取得し、週に2回老人ホームにお勤め』 というのを観ていて、大いに刺激を受けて 「ヘルパーになろう」と、春の決意を語り、三姉ちゃんは 「元気になったらNHKの通信講座で学びたい」と、それぞれが前向きな話が語れたこと! あれ? GIは、何するの? この新しい春に!

  ようやく、一億総活躍の国の方針が 明るく 我らに前向きに 伝わったね。

 昼食の後、大村市の商店街の中で開かれている女性3人の「彫刻展」を見ました。35点もの様々な人物像ばかりが彫られていて、5月にも展覧会があるそうで、地方都市で頑張る彼女等に大いに刺激を受けました。いいね、すごいね。大作もありましたよ。北野竹子氏、平雅子氏、永田ひとみ氏。誘われて始めたのと気さくにおっしゃってましたが、次回が楽しみになりましたよ!

    そして、今宵の宿は「いこいの村長崎」。

 県立自然公園 多良岳の中腹にありました。はるかに雲仙普賢岳、眼下に有明海を臨み、目の前には一直線に諫早湾干拓堤防道路(8,515m)が、走っています。まるで、この堤防を見るために作られたような宿。  調べてみました。

 昭和50年。今はなき、雇用促進事業団が、雇用保険を財源として作った総合福祉施設。正式名称は、「勤労者野外活動施設」通称「いこいの村」。全国に32か所作られたけど、2005年までに全てが廃止または売却。  どうやら、土地は自治体所有で建物維持管理は民間らしい・・。

 築後40年の建物でしたが、宿泊料金も安く、部屋のWCは新しくウオシュレットで、建物全体も清潔。料理も豪華で美味しく満足しました。特に風呂は、轟峡の名水の湯で、湯船からの雄大なパノラマ一望で「あーあー、母さんと一緒に入りたかったなー」と思いました。  

 私は、これからも、娘やお嫁様からの誘いを待たずに、こちらから積極的に彼女らを誘って一緒に遊ばなきゃ   私が受け身でいて、もしかして 彼女達が 後で 後悔したら可哀そうだしねっ て思っています。

   これって、一種の 死生観でしょうかね?

 翌朝は、朝散歩(フットパス)と言いたいところですが、周りは テニスコート、プール、リフト、スキー場などニッポン・バブルの夢の跡ばかりで・・。遊歩道という場所がないのが、残念でした。

 帰路、近くの「山茶花高原ハーブ園」(諫早市小長井振興公社経営)も、のぞいてみましたが、誰ひとりとしていなかったあ!ここも、西洋風でゴージャスだったんでしょうね。バブル時は・・。結局、100%民間なら もう今頃は 形はないでしょうね。でも、税金ですものね。

 そして、一路 名称変更した「九州佐賀国際空港」へ。ビックリするくらい遠かった。江戸時代に作られた干拓跡地の広々とした農地の中にありました。 これからの発展は、難しいでしょうね。だって交通網がないんですもの・・。あるのは、畑ばかり。オスプレイは?

 帰りは高速道路を通らなかったので、疲れましたが、大好きな三姉ご夫妻に会えて、ホッと安心しました。 もっと 何か 姉が喜ぶことが出来ないか 考えるね。

   

道の駅「太良」で、色はレモン。形はデコポン。味はミカンより甘い「はるか」に出会いました。

 

     

              今春は、椿が咲く咲く。  

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