朱の徒然

変形性股関節症の76歳

国東半島(杵築・豊後高田・宇佐)の日帰りバス旅…読書会

2019年11月05日 | 日記

 読書会の秋の旅に、杵築を提案しましたら、まだ1度も行ってない方がありました。

 で、私は、過去2回行って「江戸時代の城下町そのものの町並みが、ここまで優雅に残されてるなんて!」と、感動した経験がありましたので、読書会開催地に・決定!! それも、バス旅で、6990円!と、お得でしょ?

 まず、杵築の家老屋敷で、イケメン殿に お会いしました!  ハハーッツ♥

 スッキリとした笑顔の感じの良い今風の若者でしたよ♥

 次は、もう昼食でした。白壁沿いにある交流センターの2階。新鮮お刺身が抜群の美味さで、品数も豊富でしたね。

 慌ただしく食事時間30分で、すぐに1階の「衆楽観」の舞踏ショーへ。

 何も考えず ぼんやりしてたら突然 照明が消え、アッ、これって私の大好きな大衆演劇?

 わー、わー、嬉しいなあ! と思っていたら、華やかな舞踏ショーが始まりました!

 なんか懐かしいような物悲しい雰囲気の、これこそ、日本の サウダーデ そのもの。

 踊リが振り付けられる演歌曲って、いいねえー、哀愁に満ちてて、もうこの選曲だけで 悲恋と思ってしまって 魅かれるわー。

 女性じゃないの?と疑いたくなるような美しい舞い姿♥  隣の常連さんにお聞きしたら、踊ってる方は、座長が父親の 父子鷹ですって・・・ますますサウダーデじゃないですか・・・。色っぽくて惹かれた富士川聖矢さま♥   狭い舞台で色気たっぷりに、大衆演劇ならではの流し目目線で! えーっ、もしかして 私に微笑んでくれてるの? 誰か おひねりー♥おひねり♥

 そして、鍛えられた体のもろ肌脱いだお兄さん!大きな太鼓を打ちまくる打ちまくる。キャー素敵ー♥確かな技量・富士川なおとさま♥

 きらびやかな光線と哀愁のある音楽と この世のものとは思われぬ美しい舞い姿・・・これは、まさしく孤愁でしょ?

  素晴しかった! 全く期待してなくて、偶然とはいえ、大好きな大衆演劇の、庶民を魅了する神髄に触れた感じ・・・良かったあ!

    でも、500円で観れる日もあるとは、なんだか 若い生き生きとした役者が 気の毒って気がするねー。

 

 それから、山々を眺めながらのバスは、まだ続きます。日頃見てる長閑な連山と違い、ひと山、ひと山が切り立っている感じ・・。

 着いたところは、昭和の町として有名な「豊後高田」。

 一時間歩きましたが、どこの通りも昭和30年代の造りと静けさでした。

        通りの銀杏も色づいてきて・・誰も歩いてない。

 六郷満山だからと思って、のんびりと絵葉書を並べ売ってるお店2軒で、『涅槃図はありませんか?』と、お聞きしましたが、逆に『涅槃図って何?』と、どちらの老婦人も聞き返されました。仏の信仰って根付いてないの?仏陀の町でしょ?

 モダンなアクセサリーを売る店もありましたが、ここでも 立ったまま創作手作業中で、主婦の趣味販売って感じに好感を持って、ブローチを買いました。380円。バザーより安いね。

小川に鯉の泳ぐ店で、「カポス饅頭」を買いましたが、家に帰ってから アレあれ、日付が本日限りでしたよ。

山のように、まんじゅう並んでいたのですが・・・。美味しかったけどね。

 

ラストは、宇佐市へ。滞在時間30分しかありませんが、何せ 我らは「読書会の集まり」です。

「双葉の里」で、お茶を頂きながら、駆け足読書会。お互いに終わって ほっとしながら しゃべり足りなかった?

 里の前では、大々的に菊花展が開かれてましたが、その裏の「双葉山・生家跡」。こっちが いい雰囲気!

 かやぶき屋根の周りを、菊の花で飾られ、室内も・・・。ああー、残念、時間がない!

 

       理想の 菊のある家ですね。家の中も、もっと見たかったあ。

 ちっとも期待してなかった「双葉の里」。めちゃー、この風景に 秋の風情がありました。

 ここでは、『カポス胡椒』を買ったつもりが、『カポスジャム』でした。慌ててたんだね。もう少し時間が欲しかったね。

 素朴で笑える菊人形だね。

 何故か、大分県の補助金が出ていて、お土産の『子鯵のあぶり焼き』。美味しかったですよ。有難うございました。

   この次も、絶対行きたい旅になりました! なんだか 郷愁 サウダーデを感じさせる旅でした。

コメント
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