朱の徒然

変形性股関節症の76歳

カナダ・アメリカ旅日記

2019年04月22日 | 日記

 カナダ・アメリカ旅に出かけました。

 息子と婿の名刺を持って・・。彼らは、妻と子のそれぞれの守り神ですから、ついでに我ら老夫婦をも守ってもらおうと・・・。やっぱり、海外旅行となると、ある意味でのリスクを覚悟しての旅となります。  何事もなく 無事、帰国いたしました。

                           

 美しい花盛りの庭に迎えられ、いざ 今や生活の楽しみの一部と化したPCに久しぶりに触れてみると、アッチャー 動かない・・・・・。結局、GIのをもらい受けることになり、こうして ようやく 入力できることになりました。

 

 さて、旅ですが、全国から10名だけの羽田発。メンバーは、一人参加が3名、祖母と孫、しまむら世代の3人組、そして我ら夫婦でした。

 10時間越えのフライト中 感動したのが、アラスカの雲、雪、そして氷河に削られた渓谷の重なりが延々と続く自然の脅威と神秘。生まれて初めての全てが真っ白の厳かな体験でした。(1868年にロシアからアメリカがアラスカを購入したという。アラスカの大地、白銀の世界、素晴らしい!)

 着いたカナダの「ナイアガラの滝」の見えるホテルで、ぐっすり休みました。

 

 翌日、ホホー、アメリカ滝とカナダ滝ですかー、すごいね。  ホテルの隣やあちこちにはカジノが・・・・、夜に覗いてみましたが、人はさっぱりで 熱気は感じられませんでしたね。

 それよか次の「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」。

 イギリスのコッツウォルズのような風情の街並み。

 BAの勘は、ここ、ここと、小物や雑貨に魅かれて夢中で時間が過ぎていきましたが、残念、片側通りだけしか見る時間がありませんでした。  あーあー、もっと この町で土産を買えばよかった・・・。本命のニューヨークがあるって思ってたものねー、クヤシー。

 見た瞬間、細工の細かさに、これほしい! ナイアガラの思い出にゲット・・・。

 

 翌日から いよいよ憧れの魅惑の大都市・ニューヨーク。ここが摩天楼ねー。

      

 マンハッタンとブルックリンの架け橋。いつもいつも映画で観てるものね。物語の始まりの予感・・・。

 そして いよいよ夜は「ブロードウエイ・ミュージカル」。

  

 まるで映画のような 雑踏の中を『シカゴ』のロングラン劇場へ。

 伝統ある劇場は満席。最後方座席に座ったとたん、猛烈な眠気が襲ってきました。GIに何度揺さぶられても、ぐーぐー。疲れがドー?

 狭い舞台の真ん中には、オーケストラがデンと座り、その周りを人が動く・踊る。 薄暗く黒い衣裳ばかり・・・。そりゃ寝るわさねー。舞台転換も華やかな衣装もなく英語だよー。恥ずかしい位寝いったね。。くたびれたBAには、超一流でも ゴメンナサイでした。

        でも、ここに来れたことが、人生の喜びなんだよ。

(ただし、幕間の休憩、WCは大変な混雑でした。触れるともなく触れた薄着の服のアメリカの女の子たち。ビックリよ!まるで胸も尻も皮膚の感触は硬球だよ。硬くてかたくて、ここでようやく目が覚めたって・・) ミュージカルの内容も、犯罪者の話らしいしね。

 

 最後の日は、リバティー島「自由の女神」。思ったより小さなお方でした。ここも、たいして土産が無いことにガッカリ・・。みんな移民でやってきて、苦労されたのね。

 

 午後は、「メトロポリタン美術館」。映画「メット・ガラ」を観てましたので、広大で階段ばかりと、杖をつきました。

 やっぱり、途中でリタイア。足が動かない、痛いというよりも、足が棒のようで休みたい という表現がピッタシ。また、宝石やファツションなどの展示はないようでしたし・・・。あれ、ここでも土産らしい土産はなし・・・。

 ラストの「ロックフェラーセンター展望台」に期待をしました。ここはスワロフスキー関連企業との事なので、クリスタルのB級品でも・・と期待しましたが、結局 ニューヨークは、お上りさんのBAちゃんなんか相手にしない 世界の大交差点でした。

セントラルパークを望む、オノ・ヨーコの住む超高級マンション。

 

金ぴかトランプタワーの前での抗議。ミッドタウン5番街。

 結局、嫁と娘の土産は、「トロント空港」で、久しぶりにCOACHのバッグにしました。

 

 6日間の旅の一番のステキな思い出は、帰りの13時間のエアーカナダ機での、ビデオ見放題でした。

 なかでも、「欲望という名の電車」。

 ビビアン・リー(38歳)と、マーロン・ブランド(27歳)の最高の演技でした。20世紀最大の映画人ですね。1951年の映画でしたが、GIと結婚前に観た、労演で杉村春子が演じた時の話をしたり・・・。機内食もワインも美味しかったし・・・。映画最高!

 そして、機中ラストの映画が「ウオール街」。

 1987年公開で40代のBAは大いに刺激を受けました。ストーリーも役柄もニューヨークらしくって刺激的で・・・。チャーリー・シーンとマイケル・ダグラスがこれから出会って ってとこで、早、飛行機が着陸して 残念。ラストまで楽しみたかったわ。

 ちっとも長いと思わなかったフライトでした。こんな時でもないと観れない作品ばかり ああー、楽しかった!ニューヨーク映画大好き!

 ただし、旅のスケジュールは、かなりハードで早足ばかりで、70代での参加には、ちと厳しいツアーでした。

 

 旅先で初めてブログの存在を教えた『しまむら世代』の3人組様。①おとなしい風貌だけど、きちんと自己主張して生きてるね。病なんて忘れて楽しもうね。②笑顔で 自分が望む自分になろうね③ドアを開けてくださったり、いつも気遣いと笑顔の優しさを忘れない方でしたね。  三人とも旅の中で、最初は地味目な人妻だったのに、もうタイムズスクエア辺りから、殻を取っ払ってはしゃぐ3人娘に!とっても可愛くって GIと二人 青春する三人のお姿に楽しませてもらいましたよ。ありがとう!お世話になりました。

  

 

 

 

 

 

 

 

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