朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK」

2016年10月01日 | 日記
         ビートルズが
デビューしてからの、ツアーやインタビューやスタジオでの若き日のドキュメンタリー映画でした。 
 
 
 
                   
 
                     やっぱ、ビートルズは 素敵でした! まさか今、こんな素敵なビートルズが観れるなんて・・。
 
   心から、ハイ!私はビートルズ世代です。と いいたくなりました。1963年のデビューで、私は、高校生。
 
 50年前は、ケネディー暗殺、ビキニで核実験と暗く混とんとした世界でした。 そして、まだ米国では人種隔離政策があった時代に、ジョンが肌の色で区別するライブ席は設けないと意思表明。それを、他のメンバーも支持する。結束する。4人がいつもどんな時も、家族のようにかばいあう。同室で夢中でジョンとポールがメロディーと歌詞を作り続けていく。それを4人で演奏し続けていく。その楽し気な姿勢の素晴らしさ! 若々しくって、胸キュン!
 
 ジョン・レノン(1940~1980暗殺死。ベトナム反戦運動の旗手でしたね)のビートルズ結成前の伝記映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」を観ていましたが、若かりし頃のジョンは、本物の方が ずーっと ステキでした。すっごく可愛くって魅力的でした。
 
 1966年に(キリストよりもビートルズの方が有名)とジョンが言ってしまったことによる舌禍事件にも、もどかしいけど真摯に答えようとする映像が残されていました。これらの重要な場面場面で出てくる、今生きているメンバーのポールとリンゴが語る 真実を伝えようとする証言の優しさも良かったですね。4人はホントは仲が良かったんだね。
 
「HELP」は、税逃れのタックスヘイブンの島ハバナでの撮影だったそうですが、皆マリファナでラリっていたって・・。助けて!という心の叫び・・の歌詞であり映像だそうですよ。
 
 10歳年上のマネージャーのブライアン(イケメンで睡眠薬中毒死)も含めて、ここまで世界中の若者が熱狂するとは思わなかったんでしょうね。やっぱり時代がビートルズを求めていたんでしょうか? すさまじい歓声と失神する少女たち続出のライブ映像を見ながら、なんだかビートルズが気の毒になりました。こんな観客でビートルズは、幸せだったんだろうか・・。 殆ど、ポールとジョンがメロディーと歌詞を書いていたそうですね。200曲以上・・。音楽が大好きで、お互いを理解して仲良くしてないと書けないね。
 
 ビートルズが10代から大人になるにつれて、思考が身の回りから幅を広げていく必然でのライブの中止。演奏はレコーディングのみ。 サイケな恰好。そして1970年の解散。4人での活動期間て思っていたよりも短かかったのね。

 私は、ベンチャーズのエレキの音色に痺れたほうですが、このビートルズ映画で流れた曲の全てを口づさめました。ビートルズが教えてくれたことの多さよ。どの曲も、みんなみんな知っている曲でした。ビートルズこそが、骨身を削って私たちに音楽を残してくれたんですね。 

     少し時が経ってからの、アップルの屋上でのラスト演奏風景に涙しました。ホント、4人の幸せそうな表情!

 そして、

   最後のスタジアム・コンサート 素晴らしかった! 50年前の映像なのにちっとも古くない。

  ああー、私が英語が理解できていたら、悩ましいジョンをもっと理解できたのに・・。もっと、彼の人生に触れたかった。

   最後のコンサートにも 歌詞字幕流してほしかったわ。

  でもドキュメンタリー映画の一環として、ライブ演奏を30分も聞かせてくれたアップルの矜持に ありがとう!

   勿論、頭 振ってチェアダンスしましたよ! 映画館は、パラダイス!

   

 

 

 雑誌『SPA』で、坪内祐三が、スマップをビートルズに例えて、ポールが中居、ジョンが木村、ジョージが香取と書いてましたが、全然違うと思います。スマップは、日本芸能界のアイドル。ビートルズは、現代の音楽王。かっては、この位置にロック歌手プレスリーがいましたが、ビートルズは、ロックというジャンルを超えた音楽王。誰も もう超えられない!

 リンゴ(76歳)が映像の中で語っています。あまりの人気に「プレスリーは気の毒だった。一人で耐えてきたのだから・・。僕たちは4人だったからね」と・・。 それほど、今もすごいよ。映画館は、ビートルズ世代で いっぱいさ。

    

 

     息子から高級チョコをもらいましたが、映画のお供には袋200円の

                          タカオカよ!どちらも美味しいね。(お嫁様からのポーランド製の、お皿で)

 

         

コメント
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