朱の徒然

変形性股関節症の76歳

ミュージカル 南太平洋

2015年08月18日 | 日記

 

 「南太平洋」は観て びっくり!

 藤原紀香、別所哲也主演の舞台で4千円は破格の安さ! 実は娘と二人で出かけ、ショッピングして、食事してと楽しみ計画をしていましたが、孫たちが次々に「おたふくかぜ」。そこはやっぱり、病の時には祖父母では、務まりません。で、夫と二人で出かけました。

 夏休み里帰りの2週間目でもあり、かわいい孫達ではありますが、距離置きには丁度良いひと時ではありました。お互いに束の間の息抜き・・。

 日ごろが、のんびりと過ごしていますので、孫たちとの慌ただしい暮らしは、身も心も大変。というわけで、夫婦とも華やかな舞台なのに、眠ってました。疲れて・・。

 内容を考えずに、劇場に来ましたが「敵 敵」と云ってるのは、もしや「敵の日本艦隊 敵の日本艦隊」と言ってるってこと?はあ?

       と思ったら、暗然となりました。

 劇中歌の「バリ ハイ」は、過去何度も聞いていて耳に馴染んでいて口ずさめるし、ミュージカル「南太平洋」も 懐かしいとさえ感じた題名です。でも、初めて、この作品に 問題意識を持ちました。

 前夜に、NHK・TVで「憎しみは こうして激化 太平洋戦争の宣伝戦略 隠された不都合な真実 日米・熱狂の映像」を見てもいました。 米海兵隊の撮影したプロパガンダの怖さを・・。

 「南太平洋」は1942年のガダルカナル島のソロモン海域の対日作戦が舞台。恋と人種差別話も嫌でしたが、結局全てが日米戦争に通じる話でした。

 アメリカでの舞台初演が1949年。映画もヒット。 早や1966年からは、日本でも菊田一男が東宝で初演。次に宝塚でと 日本人は、多分当事者意識がなく演じてきたのでは・・・。と思うと日本人として恥ずかしい!   

 ポリネシア人を小馬鹿にし笑いながら、アメリカ人とフランス人の恋にうっとり。南太平洋で命を落とされた方々に、何の良心の呵責もなく、のうのうと観、演じてきたなんて・・。

 恐らく、誰も70年前の日本人が、サンタクルーズ諸島まで出撃し、惨めに負けたのを知らないのでしょう? 亡くなった方の子や孫でさえも知らんの? 大海原の海の藻屑と消えられた海軍の方々を・・。

 私を含めて、日本人の過去にフタする、無知であることの愚かさ、怖さ!を教えてくれたミュージカルでした。

 まさか、この「南太平洋」は、戦後の日本に米国が繰り出したプロパガンダじゃないでしょうね?   まあ、それに乗って楽しんで気楽に経済大国になって、今や、たった70年で過去の加害の歴史を謝らないという国ですものね!  

 同じ敗戦国のドイツのメルケル首相は「歴史に終止符はない。ナチス時代を知る責任が我々にはある」と演説されたとか・・。頭が下がりますね。  

 

 

 

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処暑   ほんと、涼しくなりました

2015年08月18日 | 日記

 26日間の、娘一家の 里帰り が終わりました。

 9歳、6歳、3歳の男児は、それぞれが個性豊か。3人の面倒をみることの大変なこと!

 そこで、一番の助っ人は、前の家の11歳の優しい女の子。面倒見も良いので、毎夏、私は頼りにしています。

 孫達は「チーちゃん チーちゃん」とまとわりついて、一緒に花火も2回も道路でやって大はしゃぎ。みんな大好き太鼓の達人もガンガン叩いて、すいか割りも2回。そして、無理矢理お泊りにも来てもらいました。 チーちゃん本当にありがとう。

 ご近所の皆様、毎夏、大騒ぎでごめんなさい!   でも、去年と決定的に違ったのは、庭でのプール遊びをしなかったこと。今年は異常な暑さで、日中は外遊びは、控えました。

 それに、次々かかる「おたふくかぜ」に、楽しい気分が そがれもしました。こんなに、高熱が出るとは・・。長男の39度超えには、髄膜炎では?と心配して、久しぶりに氷枕で冷やしながら 眠れぬ夜を過ごしました。

 でも、子供って ほっぺふくらんでも、治るときはケロッと治るので、楽しいことも、いっぱい出来ました。

 「シーサイドホテル」にお泊りして、プールと海と美味しい食事。   川で 滝行と沢カニ採りも2回。やっぱ、泳ぎ帰りの、ジョイフルかき氷は美味いね。

 BABの故郷では、室内プールで泳いだ後は、おばさんから段ボールいっぱいの玩具をもらって 子供たちは、歓声あげて嬉しいビックリ。そして、初めての7歳の「いとこ半」との出会い。すぐに仲良くなって、DSでおしゃべりしながら、遊べたね。

 ラストは、1週間の夏休み休暇の婿殿の、初「ぎっくり腰」のおまけつきでしたが、みんな元気になって帰って行きました。。

 後片付けに3日かかりました。布団カバー、シーツ、タオルケットなどの寝具類を次々に洗い、糊付けしてお日様に干すときの晴れ晴れとした満足感。

 1年に1回しか出番のないたくさんの玩具類を、どれを処分すべきか選別しながら、あれほど夢中だった「トーマス」では、もうなくなったようだけど、息子の2歳の子には、まだ必要じゃないかな などと考えるひと時も、祖父母ならではの孫を思う一種の幸福感。

 片づけ仕事は はかどらず、夏バテと、脱力感とで3日が必要でした「。いつまで、重い衣装缶や応接台を抱えられるかね」と二人で話しながら・・。こちらの老化が進んで出来なくなる頃は、孫達は成長して もうGIBAの懐帰りはないのでは?などと感傷に浸るのも又いいものです。

 

 落ち着いたところで、映画「ラブ&マーシー」を、観に行きました。ザ・ビーチ・ボーイズの珠玉の音楽ドラマとのことなので、きらら(川崎市の股関節友の会)の先生に教えていただいたチエアダンスでも、映画観ながら軽く踊ろうかなと、軽快な音楽を楽しみに、一番前の席に座ったのに、 うんざり、心の病の話でした。 それでも、もっと、回想としての歌、入れてくれてもいいでしょうに・・。ファンの為に・・。

 でも、ザ・ビーチ・ボーイズは兄弟3人と従弟と友人との5人グループでしたので、我が家の湘南ビーチボーイズが、これから どんな大人になって GIBAを楽しませてくれるのかなと思ったりもしました。

     

 3歳のママの志村けんのダンス姿。           ママのヘルメットの9か月の次男。 

  

   次男坊は、生まれながらのパフォーマーのようです。

 

 

台所のめだかの水槽。姉に貰いました。    トイレにオリヅル蘭とシダを苔で巻いて。

 

      

   ようやく、ゆっくりと トクサを活けました。気分、さっぱり。

 

    

ひまわり畑にも行ったね。            お花を ありがとう!

コメント (1)
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