朱の徒然

変形性股関節症の76歳

島原へ     旅するソングライター   浜田省吾

2015年08月25日 | 日記

 久しぶりの長いドライブ旅行。往復6時間の旅のお伴は、浜田省吾。

 「路地裏の少年」「君が人生の時」「J、BOY]「日はまた昇る」「風を感じて」「遠くへ」と次々に聞きながらの旅は、心躍ります。

 音楽は、聞いていた時代の自分の心を思い出します。「19のままさ」の私が「もうひとつの土曜日」の、息が詰まるほど人波に押され・・・を聞くと、あの喧騒の大阪駅の階段を上りながら、心の中で口ずさんでいた事が懐かしくなります。浜田省吾さんも、もう62歳。

 こうして彼の歌をなぞりながら、夫と二人で旅しながら聴ける幸せ!

 夫が私の思いを叶えてくれることの嬉しさ。好きな曲を聴きながらドライブできることの嬉しさ。    今の全てに感謝して ありがとう!

 それにしても、高速道路を過ぎてからの、島原鉄道と競争していく道のりの長さよ。少し腰が疲れましたので、曲に合わせて上半身のチェアダンスをしながら行きました。夫にちょっと恥ずかしかったけどね。

 ようやく着いた島原旅の目標の第一は「釈尊涅槃像」全長8.6メートル。高さ2メートルを見ること。

 鉄筋コンクリートとしては日本一とか。下から見上げたせいか思ったより大きいとは感じられませんでした。又、お顔が怖いのではと思っていたけれど、案外と安らかな表情に見えました。蓮台枕のせいかしら? 浄土賽銭箱が盗まれないように工夫されていたのも良かったですね。

 細長い商店街の中にある禅寺「江東寺」は、お盆も過ぎ、ひっそりとした中にも殿を支え続けた多くの家臣の姿が、びっしりとした墓群に感じられました。周りを墓群に囲まれ、小高く登った上にある殿の墓の隣での「釈尊涅槃像」のお姿です。昭和32年にまで忠誠を?

 涅槃像の後ろの山の反対側には、火砕流で出来た山が・・。

 近くの仏具店には、仏師がおられるようで興味がありましたが、なにせ、こんなに遠い処とは思っていなかったので、すでに午後1時を過ぎていてお腹が空いて・・。水の都といわれるだけあって、あちらこちらに、豊かな湧水が・・。もっと見て回りたいと思いましたが残念。お腹グーグー。

 やっぱり、望んでいたホテルの部屋休憩は1軒目は断られ、仕方なく港の側の「ホテル シーサイド島原」にたどり着きました。ここで良かった!良かった!

 ホテルはまだ新しく、レストランから見える海もすばらしい絶景。料理も、具雑煮会席も島原鶏会席も和も洋も安価で、美味しくいただきました。

 そして、SPA.なんと500円。それも、外港を観ながらの高濃度炭酸泉26°Cの心地よさ。

 今まで、あちらこちらの炭酸泉(ラムネ温泉)に入ってきました。

 番台の隅に控え目に、日本有数と書かれていましたが、いやいや、アンタが大将とお墨付きをつけれるほどのラムネっぷりと26度の湯というのは夏の露天風呂には最高!

 人気のない小さな休憩室でゴロンと寝て、ウトウトのーんびり。全て清潔でもありました。

 近かったら、毎日でも入りたい高濃度炭酸泉の気持ち良さと値段の安さ。感動感動!

 で、帰りも、浜田省吾で、3時間。今でも頭の中で彼の歌声が聴こえます。

 やっぱ、№1は「MONEY]でしょ。   「晩夏の鐘」もいいね。

 

 

 

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