Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

終わってみれば I

2005-06-17 23:28:33 | Lookback
人前でスピーチしろと言われても嫌だということはない。むしろトピックによっては自らやりたいくらいだ。しかし、人前でなんかのおもしろおかしい演技や馬鹿をやれといわれるのは正直耐えられない。いざ漫才をやるとか、本気で割り切ってしまえばいいのだが、半端にやれといわれるのは本当に辛い...。

今アシスタントをしているセミナーで、「ジャックと豆の木のワンシーン。巨大な鬼が人間を追いかけているシーン」をやれと言われた。一応覚悟はしていたものの本当に嫌だった。

「Hさんはトップバッターだし、ここで場の雰囲気をガラっとかえないといけない重要な立場ですよ」
「そうだよなぁ、このスキットが一番重要だよなぁ。これが決まらないと次が続かないよなぁ」

トレーナーも他のアシスタントも現場でもメールでもさんざんプレッシャーをかける。今週はほんとにこればっかり考えていたと言っても過言ではないくらい、気になって仕方がなかった。

月に2回、このセミナーで一緒だったLeeに英語を習っているのだが、彼はその後にこのコースのトレーナー資格を取っている。いよいよ本番が3日後に迫った木曜日、来てもらう日だったのだか、その日は英語そっちのけでこのスキットのやり方ばかりを訊いた。ほんとは実際に稽古もつけてもらおうと思っていたが、場所がなかったので言葉でだけ。それでもマスター・トレーナーがどうやってたとか、ゆっくり動くことが重要、スペースを大きく使うことなどを教えてもらえて、これは有意義だった。

とはいえ、木曜日・金曜日は帰りがかなり遅くなり、家で練習する時間がとれなかった。結局セリフとちょっとした動きを鏡の前で練習できただけで、あとは頭の中でイメージトレーニングするだだった。

当日の朝、妻がそんな気持ち知ってか知らずか、昨日の帰りが3時だった僕に、「あなた今日はもう休んだら」と真面目に言う。これをやらずに済むならと体調不良を理由に本気で休もうかと思った。


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