赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

マラソン会場変更の裏に五輪利権 current topics(432)

2019-10-18 22:04:42 | 政治見解




current topics(432):マラソン会場変更の裏に五輪利権
 


東京五輪のマラソン会場が突然、札幌に変更されました。

なぜIOCは唐突に会場を変更したのか、JOCの運営に深く関わる友人から驚くべき真相が告げられましたのでお知らせします。



会場の変更を決定したのはIOCのトーマス・バッハ会長と大会組織委員会の森喜朗会長の密室談合によるものです。

表向きは「暑さ対策を検討する作業部会が選手の健康を考えた」ことにしていますが、
本当はバッハと森の両氏によるによる小池百合子東京都知事に対する意趣返しです。

東京五輪は、当初7000億の見積もりで出来ると算定し世界一コンパクトな大会にする予定でした。
ところが、五輪招致決定後いきなり3兆円を上回る莫大な金額となりました。
これに待ったをかけたのが小池東京都知事で、最終的に総費用を半分以下の1兆3500億円にまで縮小させました。

莫大な利権を手に入れたかった森会長に対し、それを許さない小池東京都知事の激しいやり取りは衆目の知るところです。

森会長の狙いは小池東京都知事の面子をつぶすことと、札幌に会場を移すことで新たな利権構造をつくることにあります。

そのため森会長は、利権を媒介としたバッハ会長と関係を利用して、強引に会場変更を行いました。
このシナリオはJOC関係者なら知らぬ者はいません。

森会長は、五輪招致にかかわるコンサルタント料名目の賄賂問題を竹田恆和前JOC会長に押し付け五輪利権を一人占めするなど、今後も利権を貪り続けるつもりのようです。

小池都知事はこうした森会長の数多くの不正行為を知っているからこそ、今回の変更に対しあからさまに不快感を示したのです。







一連の流れをつかむための参考材料として、以下の記事のご参照を。

小池都知事、記者会見で『頭の黒いネズミ』追及宣言 current topics(218)

パレードに参加しない森喜朗組織委会長 current topics(204)




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