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IRが自民党政権と国会を崩壊させる
カジノを含むIR=統合型リゾート施設の事業をめぐる汚職事件の捜査が行われる中、政府はIRの整備を予定どおり進める方針で、1月7日付けで、施設を運営する事業者の審査などにあたる「カジノ管理委員会」を設置しました。
政界事情に詳しい情報源は、IRが自民党政権を追い詰めるとして、以下の警告を発しています。
カジノ汚職で何人もの国会議員が賄賂を受け取っていたことが発覚しました。
否定している議員がいますが彼らは全員、賄賂と認識して受け取っています。
IR法が、明らかに「利権正当化法」であるにも関わらず、
政府は強引にカジノ設置に向けた委員会などを正式に発足させました。
IRを積極的に推し進めているのは萩生田光一現文部科学大臣です。
ポータルサイト『カジノIRジャパン』(2016年9月29日)には、
“萩生田・官房副長官「IRは極めて有効性が高い」 二階氏の自民党幹事長就任時には「法案成立に追い風」”
との掲載記事があります。
また、萩生田氏は2019年8月の和歌山のIRシンポジウムで、
大阪と和歌山が立候補する関西のIRに対して「関西に1つとは限らない」と述べ、
利権の数を増やそうとしています。
国会内で与野党の意見の違いから自民党が多数で押し切ることはよくありますが、
今回の件は国民の誰も賛同も支持もしていない国民にとって全く不要な利権法です。
自民党に染み付いた「金に卑しい本性」が剥き出しの政策です。
利権欲しさに強引に進めようとする政府はまさに国民に対する背信行為そのものと言えます。
コソ泥が居直って強盗を働く姿にも似ています。
また、この悪法を阻止する力は現在の野党議員にはありません。
与党も野党も政権欲しさの利権集団だからです。
国民不在の国会であれば、もはや「国会議員不要の時代」が到来したと言えるのではないでしょうか。
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