赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

香港の情勢について―中国の現況 Ⅰ current topics(440)

2019-11-15 08:02:14 | 政治見解




current topics(440):香港の情勢について―中国の現況 Ⅰ
 


香港の混乱がますます拡大しています。香港はどこに向かうのか、そして、中国の習政権はどう処置しようとするのかを当ブログが最も信頼する情報筋に、一問一答形式でお話を伺いました。


① デモ隊と警察の衝突はまだ続くと見られるか?

実はテレビに映し出される駅構内の破壊行為や店舗の破壊行為をしているのは、必ずしも香港市民や学生ではありません。その3割は中国政府が送り込んだ偽装市民、偽装学生です。

中国政府は「デモをする学生や市民がこんなに暴力的で、市民に多大な迷惑をかけている。」と宣伝し、力づくで鎮圧している香港政府と警察を正当化しようとしています。



②デモを鎮圧する警察の実態は?

デモ隊に発砲したとされる警察は、中国本土から派遣された人民解放軍の部隊です。彼らは中国政府の命令でやっているため躊躇なく発砲します。

もともと、中国人は同胞も他人も物理的な物として見ているので、自分の行為によって相手が怪我をしたり、死んだとしても「命令に従ってやっているだけだ」と捉えています。



③林鄭月娥行政長官は中国の傀儡では?

先日、長官は、メディアの前で習近平主席から「よくやっている」と認められていましたが、実際はデモの取り締まりが不十分だと厳しく叱責されたため、取締りを強化せざるをえない状況にあります。

また、デモ隊の怒りが自分自身に向いていることに恐怖を感じています。デモ隊の制圧を強化しているのはそのためです。



(つづく・・・次回は、「中国政府の動向と今後」を掲載します)



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