赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

衆院補欠選の意味するもの current topics(212)

2016-10-24 10:10:02 | 政治見解



current topics(212):衆院補欠選の意味するもの


衆議院補欠選挙は、東京10区は若狭勝氏、福岡6区は鳩山二郎氏が勝利しました。
NHKは開票早々に当選確実を報じました。

選挙結果

衆院東京10区 有権者数 367,179人 投票率 34.85% 
若狭勝(自民・前)当選75,755 鈴木庸介(民進・新)47,141 吉井利光(幸福実現党・新)2,824

衆院福岡6区 有権者数 380,707人 投票率 45.46%
鳩山二郎(自民・新)当選106,531 新井富美子(民進・新)40,020 蔵内謙(無・新)22,253 西原忠弘(幸福実現党・新)2,359



今回の補欠選について、識者は次のように分析しています。


①衆院補選は小池氏の改革勢力の勝利です。
両選挙区でも小池氏の都政改革に対する国民の支持が表れています。

②したがって決して自民党の勝利ではありません。
二階幹事長は、自民党の勝利と言っていますが、国民は自民党の候補に投票したのではなく、
小池氏の影響下にある候補者に投票しました。

③争点はTPPではありません。
政党や、マスコミが勝手に「TPPが争点」だと思っているだけで、
国民の投票の基準は「政治改革のできる人」です。

④野党の敗因は民進党と共闘した野党に対する国民の拒絶です。
野党が惨敗した理由は政権批判、政権打倒だけを目的に共闘しているところにあります。

⑤数千票獲得の候補者の政党は、国民からの明確な拒絶です。また、誇大宣伝をしている宗教団体の実態を表しています。




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