鼻にパンチ食らったことありますか?
わたしはあります。
食らった瞬間、鼻がつーんとして重みのある激痛が顔面の中心を覆います。意識がそこに集中して、それ以外のことは考えられなくなります。
視床下部が壊れたんじゃないか、と思うほど。
鼻にパンチ食らうことなんて、普通の人の人生にはなかなか無いことなのかもしれません。わたしの友達でさえ「ケンカしたことない」って奴らはかなりいますので、若人にいたっては特に貴重な経験と言えるのかもしれません。
昨今は「叩かない親」が増えているため、彼らの暴力はイコール生か死かのデジタルなものになってきています。こええ。
「親」って、人殴っても偉そうにできる唯一の特権階級だと思うんですが。
ところで、鼻にパンチ食らうような人間と、食らわないような人間の人生って、どこにその差があるのでしょうか?
そういうことを考えるとやや切なくなってきます。さすがに最近はないけど、なんで俺の人生ってこう、コンスタントにフルコンタクトしちゃうような敵が現れるんだろう、と。
わたしはたまに、ちょっと仲良くなって打ち解けたような人からいきなり「冷たいところ、あるよね」と大告白されて激しく落ち込むことがあるのですが、もしかしてそれが原因なのかしら?
こっちとしては冷たくした覚えなんて全然ないのに。あれはこたえるなぁ。「またかよ」って感じです。
まあでもこんなことってけっこうありがちな話ですよね?
それに冷たくしたからって鼻にパンチ食らうような覚えはないですわ。さすがに。
ところで最近、こんな本を読みましたよ。
某銀座の有名ママさん著『いい男の○○』(一応伏字)。モテたくて、つい。
そこには1万人の政財界エリートと接してきたママさんが「いい男」とは何たるかを記しており、まったくもってありがたいご神託として拝読しようとのぞんだのですが、読んでいていささか暗然とした心持ちになりました。
なぜって、書かれてあることがことごとくあてはまらないから、です。
曰く、「いい男は、さりげなく生きているような努力をしています」
曰く、「いい男は、なぜか憎めない、一緒にいて気持ちのいい人です」
ギャフソッ(>Д<)
ね、あてはまらない。ほかにも随分といろいろ「いい男」の条件を挙げてきて、見るものをへこませます。
読んでいるうちにだんだんと「あーあー、そうかよそうかよ。クソくらえだ」と思うようになってきて、これでは精神衛生上非常によろしくないので、しょうがなく便所で読む本とすることにしました。
それだったら「どさくさまぎれ」で読めるので、よしというものでしょう。
何とか読み進めていくと、「いい男は、人の痛みを理解しています」というようなことも書いてありました。
ということは、わたしのように鼻にパンチ食らったことがある人間というのは、やはり少数派とはいかないまでも、それなりに限られた人間なので、もしかしたら「いい男」の仲間入りを果たしているのかもしれない、と思いました。
鼻を殴られた痛みを知る男・・・・ちょっと陰のあるダーティーな雰囲気。
女はそんな人生の苦味を知る男にこそ、惹かれるのかもしれません。
ヨッシャ。
来いや。(←なんだこいつ)
わたしはあります。
食らった瞬間、鼻がつーんとして重みのある激痛が顔面の中心を覆います。意識がそこに集中して、それ以外のことは考えられなくなります。
視床下部が壊れたんじゃないか、と思うほど。
鼻にパンチ食らうことなんて、普通の人の人生にはなかなか無いことなのかもしれません。わたしの友達でさえ「ケンカしたことない」って奴らはかなりいますので、若人にいたっては特に貴重な経験と言えるのかもしれません。
昨今は「叩かない親」が増えているため、彼らの暴力はイコール生か死かのデジタルなものになってきています。こええ。
「親」って、人殴っても偉そうにできる唯一の特権階級だと思うんですが。
ところで、鼻にパンチ食らうような人間と、食らわないような人間の人生って、どこにその差があるのでしょうか?
そういうことを考えるとやや切なくなってきます。さすがに最近はないけど、なんで俺の人生ってこう、コンスタントにフルコンタクトしちゃうような敵が現れるんだろう、と。
わたしはたまに、ちょっと仲良くなって打ち解けたような人からいきなり「冷たいところ、あるよね」と大告白されて激しく落ち込むことがあるのですが、もしかしてそれが原因なのかしら?
こっちとしては冷たくした覚えなんて全然ないのに。あれはこたえるなぁ。「またかよ」って感じです。
まあでもこんなことってけっこうありがちな話ですよね?
それに冷たくしたからって鼻にパンチ食らうような覚えはないですわ。さすがに。
ところで最近、こんな本を読みましたよ。
某銀座の有名ママさん著『いい男の○○』(一応伏字)。モテたくて、つい。
そこには1万人の政財界エリートと接してきたママさんが「いい男」とは何たるかを記しており、まったくもってありがたいご神託として拝読しようとのぞんだのですが、読んでいていささか暗然とした心持ちになりました。
なぜって、書かれてあることがことごとくあてはまらないから、です。
曰く、「いい男は、さりげなく生きているような努力をしています」
曰く、「いい男は、なぜか憎めない、一緒にいて気持ちのいい人です」
ギャフソッ(>Д<)
ね、あてはまらない。ほかにも随分といろいろ「いい男」の条件を挙げてきて、見るものをへこませます。
読んでいるうちにだんだんと「あーあー、そうかよそうかよ。クソくらえだ」と思うようになってきて、これでは精神衛生上非常によろしくないので、しょうがなく便所で読む本とすることにしました。
それだったら「どさくさまぎれ」で読めるので、よしというものでしょう。
何とか読み進めていくと、「いい男は、人の痛みを理解しています」というようなことも書いてありました。
ということは、わたしのように鼻にパンチ食らったことがある人間というのは、やはり少数派とはいかないまでも、それなりに限られた人間なので、もしかしたら「いい男」の仲間入りを果たしているのかもしれない、と思いました。
鼻を殴られた痛みを知る男・・・・ちょっと陰のあるダーティーな雰囲気。
女はそんな人生の苦味を知る男にこそ、惹かれるのかもしれません。
ヨッシャ。
来いや。(←なんだこいつ)