いつの事か全く覚えていないけど、10年以上前、何かの用事で立石駅の近くを通ることがあった。
そこから見た風景が強烈に印象に残っていて、「いつか立石駅を散歩してみたいな」と思っていた。
そういう街がそこかしこにあり、でも都内だとなぜか行くのがおっくうで数年越しにやっと…という事が多くなる。
ある日。
仕事関係の友人と「立石で飲もう」という話になり、当日張りきって約束の3時間くらい前に到着した。
やっと来れた。
駅から歩けばすぐ、飲食店や飲み屋が軒を連ねる。
呑んべ横丁。
まだ夕方なのに、店内からカラオケの歌声が聞こえてきた。
この通りだけ特別な空間で、立ち寄っただけの人間を拒んでいるような雰囲気、←という自意識。
そう思わせる情緒が好きです。
商店街は生活する人々の活気と、老朽化とシャッター化が著しい区画もあり、この風景や時間がいつまで続くのだろう…と思い見る。
友人と合流し、近くのモツ焼き屋で一杯。
その後、中華料理屋で焼き餃子と水餃子を頬張る。
楽しかった。
また来ます。