ちくわブログ

ちくわの夜明け

被災地のその後 2015 その1

2015-08-02 22:31:40 | 東日本大震災
先日、2年ぶりに被災地のその後でご一緒したYさんと被災地を訪れました。
お仕事では去年仙台に来たのですが、こうして「観光客」として訪れるのは久しぶりです。


せっかく同じ場所に行くので、どうせならできるだけ同アングルで撮って比較してみようと思いました。
準備不足であまり同アングルじゃないのもありますが。


前日にレンタカーで仙台入り。SAに寄ると身元不明の方々のポスターが。

めしを食い、少し車中で寝る。

朝の濃い霧の中を海沿いに走りました。




復興した仙石線。


その後温泉に入りました。



とてもいい湯で寝不足脂ギトギトの中年男性二人はたいへん潤いました。
すごくいい雰囲気。








松島に到着。

【2015年の写真】


【2013年の写真】

変わらないですが、一応。

観光客も相変わらず多く、賑わっていました。
なんだかやたら腹が減っていたので穴子丼を食う。

南三陸に向かって進む。







石巻に到着。


避難所となっていた石巻市立渡波小学校。
【2015年の写真】




【2013年の写真】



校舎が塗り替えられ、鉄の柵が無くなり、開放された校庭で児童たちが遊んだり部活動に励んでいました。
ほっこりして嬉しくなるような光景。

復興は進んでないかもしれないけど、息づいているものの萌芽が確かにあるんだなぁと。

そして、今年全線復旧した石巻線。
【2015年の写真】


【2013年の写真】


現地に行き、訪れた場所について調べてみれば、リアルタイムでいろいろな復興がなされていることに気付きます。
その一方で、どうにもならないような虚無感に襲われる光景も目にしました。

やはり距離が離れていればそれだけ情報に対する鮮度も感覚も薄れていってしまう。
悲しいけど少なくとも自分の場合はそうなんだな、と思わせられました。

【2015年の写真】


【2013年の写真】
コメント (2)
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