ちくわブログ

ちくわの夜明け

高尾山の天狗

2010-09-22 02:54:14 | Weblog
先日久しぶりに高尾山に登ってきました。じつに10年ぶりくらいではないだろうか。
前回登ったとき、あまりにも素っ気ない頂上にガッカリし「もうこねえ」と山に誓ったのであったわたくしですが、なんだかんだあってまた来ることになったんですね。

あらためて登った高尾山はやはりうんともすんともなく、それどころか人の多さに辟易してしまったのでした。

しかし、道々食った焼き団子とクリームあんみつ、ソフトクリームなどはうまかった。
疲れたけどたぶん太ったんだな。


して、高尾山といえば天狗なわけで、頂上に至る寺院ではこれでもかと天狗をアピールしてきます。



分かった、もう分かったから。

ていうほどいっぱい見れます。
なんか天狗焼って名物もあるそうです。しかし焼いちゃっていいのか天狗様。

とかなんとか思いながら登ってっと、山道のすみっこにいきなし天狗様が。
ちょっと薄暗いわけじゃないですか。すごいびっくりしますよねこんなんいたら。

おどろいて「ウオホッ」とか言っってしまった。
見ると、小さな木彫りのお守りを売ってらっしゃる。

こえー・・・とか思ったのですが、このちっこいお守りに興味がわき、近付いてジロジロ見るに至りました。
すると天狗様仮面を取り話しかけてくる。ひとつを手にとって見てると
「それは乾漆ってんだ」と。
「ホホウ。カンシツでありますか」
よく分からないけど分かった気がしたので応えておいた。

話すとふつうのおっちゃんで、なかなか愛嬌のある方。
ぶら下げてたカメラを見て「写真撮りな写真」と頼んでもない大サービス。
そういうわけでこの天狗様の写真はその時撮らせていただいたものです。
お守りは普通に欲しかったので2個買いました。一個300円だった。

狐に乗った烏天狗様。キツネのマークのRIFFILMにぴったしだね。

乾漆ってんだ。お不動様。バチ当たりだがカッコイイ

おっちゃんの素顔は崔洋一監督に似ていました。
そしてこれらの木彫りのお守り、全てご自身で彫られてるそうです。スゲー


というわけで、高尾山はともかくとしてこのような面白い人に会えただけでも行ってよかったというものです。
まあでもしかしもういいや。もう当分行かないであろう。なにがミシュランじゃボケ。

下は分かりにくいサイズ比較。トルーパーくんよりiPhoneと比べてみるとよろしい。

以上。
コメント (2)
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