田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

変な天気

2013年03月10日 | 田舎暮らし

一度、春になったと思ったのに、また暴風雪が来て、冬に逆戻りしてしまいました。

昨日は、湿った雪が玄関周りやベランダを埋め、一度で処理できず、朝・昼と2回にわけて除雪・排雪に精出しました。

一度、お雪さんのご接待から開放された身体には、とてもつらい作業でした。

今日も午後からは、猛吹雪になるとのニュースが流れ、JRなどは、サッサと100本を越える列車の運休を決めたようです。

さてさて、この変な天気、いつまで続くつもりでしょうか。早く仕舞いにして、本当の春を運んで来て欲しいと思います。


冬場の節電はむずかしい

2013年03月09日 | 田舎暮らし

全国で唯一、道内に要求された「冬場の節電」が8日で終りました。
例年にない寒い冬でしたが、電力需要が最大となった1月18日でも、原発を全部(3基)止めたまま尚、9.9%の余裕があったというからすごい。

これも道民各位の節電努力の結果と思います。
ただ、家庭部門では目標の7%には届かず、4.7%の節電にとどまったようです。

拙宅でも、当初は、床暖房の設定を容量(5KW/H)の2割減にとどめるようにしていましたが、いよいよ寒さが厳しくなった年明け以降は、結局、最大容量まで上げてしまいました。

また、一度、設定を上げ暖かさを体験すると後戻りできず、その後は、最大容量で通電するのが当たり前になってしまいました。

この点反省しきりですが、それにしても、冬場の節電のむずかしさを実感させられました。写真は、本日の新聞(朝日)から借用しました。

蛇足:上記の床暖房は、午後4時から12Hは通電していないので、ピーク時(午後5~6時)電力には関与していません。


気まぐれお天気

2013年03月08日 | 田舎暮らし

当地は、このところ暖かい日が続き、またさほど雪も降らないので、すっかり春になったかのような印象です。

ただ、お天気はとても不安定で、朝、晴れていたかと思うと、午後には吹雪きになったりと油断がなりません。

昨日はシニア特売日で、食料の買出しに行きました。
いつもは、お店が比較的すいている午後一番でいくのですが、午後はきっと荒れるに違いないと、いつものスーパーが開店する午前10時に合わせて出動しました。

結果的にはこれが良く、午後は降雪があり視界も悪くとても買い物にでかけられる状態ではなくなりました。

こんな不安定なお天気は、今日も同じで、朝、晴れていたのでゲレンデに出てみたら、見る間にホワイトアウトして、急斜面を2度滑って、早々に引き上げました。

ただ、気温の上昇で雪面が緩み、高速滑降を楽しむには良いコンデションでした。


何でもランキング~たまご料理

2013年03月05日 | 音楽三昧

いつもお世話になっている新聞(朝日)の雑学版。
今週のランキングは、たまご料理。

7割を越える同紙の読者が「たまごをよく食べる」と回答しているといいます。(回答者、1,402人)

長期にわたり価格が安定していて「家計の味方」と認知されている鶏卵ですが、どんな料理として食べているのでしょうか。

  1. 392票 オムライス
  2. 375票 たまごかけご飯
  3. 345票 だし巻き
  4. 339票 茶わん蒸し
  5. 338票 オムレツ
  6. 337票 たまご焼き
  7. 312票 目玉焼き
  8. 190票 ゆでたまご
  9. 167票 温泉たまご
 10. 149票 たまごサンド

どれもこれも思い当たる料理ばかりですが、中でも、2位の「たまごかけご飯」など、(小生ら年寄りは)郷愁にかられます。

拙宅では、ご近所で養鶏を営む方から(配達してもらって)購入しています。その養鶏場では、鶏は放し飼いにされ、飼料も自家製ですから、安全でとびきり美味しい卵です。

この方とは、ここに越して来て以来(10数年)のおつきあいです。
一方、この鶏たちがつくった鶏糞は、拙宅の菜園にも施され、美味しい野菜に変身します。


今年はどうやら~

2013年03月04日 | 田舎暮らし

早く済ませたいと思いつつ、結局、月を跨いでしまいました。

例年、あれこれトラブルので、今年は、昨年の申告書(控)をよく見て、源泉徴収票、生命保険控除申告書、認証カードやパスワードなど、完璧に準備してスタート。

そして、データの入力までは順調だったのですが、結果を税務所に送信する段階で、認証カードが認識できないとのメッセージが出て止まってしまいました。

そこで、トラブルシューテングのシーケンスをたどると、事前準備ソフトをダウン・インストールする過程で、カードリーダーをPCに接続しておかなかったためらしいことがわかりました。

そうならそうと、その手順書に、「カードリーダーは接続しましたか?」くらいの設問を置いてくれれば良かったではないか、とブツブツ言いつつ再インストールして送信すると、今度はうまく行きました。

しかも、どういうわけか、今年は例年より還付金が2万円近く多いことがわかって、ニンマリでした。

蛇足:事前準備ソフトをダウン・インストールすると、認証カードの有効性を手元で確認できます。これは、(たぶん)従来にはなかったサービスで大いに助かります。


「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」

2013年03月03日 | 読書三昧

下手な小説よりよほど面白い。
ノーベル医学・生理学賞受賞者山中伸弥京大教授(博士)の半生記とインタビュー、聞き手は、緑 慎也氏。



種々の細胞に変化し臓器の元になる細胞(ES細胞)は、受精卵からしか生成できない。しかも、それは母体のDNAを伝承しているため他に転用する場合、拒否反応などの弊害を伴う。また、倫理上の問題も合わせ持つ。

それなら、患者の皮膚などの細胞からES細胞に酷似した細胞を作ることができれば、再生医療の未来を拓くことができるのではないか。

こうしたビジョンを掲げて船出したプロジェクトは、2006年マウスを使ったiPS細胞(induced pluripotent stem cells:人工多能性幹細胞)の開発と発表により、一躍世界の注目を集める。

4つの転写因子(遺伝子)Oct3/4, Sox2,c-Myc,Klf4を皮膚の細胞に移植することによって、その細胞は初期化され、以後、どのような臓器へも発展可能という画期的な発見と手法の開発。

そのドラマチックな過程と山中教授という天才的医学・生理学者の研究と生き様が平易に語られている。ご一読をお勧めします。(上図は、同書から借用しました)


誉田哲也著「ヒトリシズカ」

2013年03月01日 | 読書三昧

小説推理07年4月~08年7月(3ヶ月毎)連載。連作短編6編を収める。連載中から面白いとの評価を得たとのキャッチにひかれ読んだ。

物語~その殺人現場に、かって世話になった上司(小金井警察署生活安全課長)の娘がいた。娘は、打ち込まれた弾丸をボールペンの先で心臓に送り込み、死を決定づけた・・・

何ともすさまじい事件だが、これがプロローグとなって、次々と(17年間に)5件の殺人事件が発生し、それらを捜査する警察官の活躍を描いている。

筆者の卓越した筆力によって面白い小説に仕上がっているのだが、何故、少女がそのような殺人幇助の行為に出たのか、また、17年もの間、失踪を続けたのかなど、読者を納得させるものとなっていないのが惜しまれる。