新着の「日経パソコン」によると、「ハイブリッドHDD」を搭載したノートパソコンが発売されたそうです。
ハイブリッドと言えば、車やCDなどですでにお馴染ですが、この「~HDD」は初めて聞きました。
つまり、大容量で廉価なHDD(Hard Disk Drive)と動作は速いが高価なSSD(Solid State Drive)を組み合わせて、それらの「いいとこ取り」をした「SSD内臓HDD」のようです。
例えば、パソコンやアプリの起動に必要な情報は、SSDに記憶させておいてすばやく立ち上げ、大量のデータはHDDを使用して処理するという具合にすることで両者の長所が生かせるようです。
損得勘定は上図のとおりですが、パソコンの起動にイライラなさっている向きには、朗報かも知れません。
従来、HDDとSSDをそれぞれ組み込んだパソコンはあったそうですが、この場合、格納場所やドライバーソフトがダブルで必要という難点があり、利用が進まなかったそうです。
今回、SSDをHDDに内臓させる「ハイブリッド化」によって有用性が増し、HDDの主流になるといいます。その内、私たちの元へもハイブリッドの波が押し寄せて来ることでしょう。上図は、同誌から借用しました。