昨夜の風雨が去って、今日のニセコは快晴です。
恵みの雨を得て、山野の緑は濃さを増すでしょう。
菜園の片隅に姿を現した「行者ニンニク」です。
本来は山の急斜面などに生えているのですが、3年ほど前、ご近所の方
から根付きでいただいたものを埋めておいたら元気に育ちました。毎年、
ボンボリのような丸い穂先にたくさんの種を付けては増え続けています。
上の写真から1週間ほどして、家内が「もうこんなに大きくなったよ」と
摘んできて、野菜炒めに入れてくれました。天然のものほど匂いがきつ
くなく、とても美味しかったです。
行者ニンニクは、北国の山菜のはしりで、これでいよいよ山菜シーズン
の到来です。このところ、フキやタラの芽、コゴミなどがボチボチ食卓に
のっています。いずれ、ワラビや山ウド、タケ(笹)ノコなどが採れ始め、
シーズンも本格化します。
菜園の縁に置いた古いほだ木から、今年も椎茸が出てきました。
ところで、昨夕、散歩していたら、中央分離帯のある15m道路を冬毛の
白いソックスを履いた「野うさぎ」が横切って行ったのには驚きました。
ニセコは今、一年で最も活気に満ちた時期を迎えています。