今日のニセコは、はっきりしないお天気です。
午後には風雨が強まるとの予報で、もう春一番なのでしょうか。
昨夜、札幌Kitara大ホールで、《バレンタインに贈る愛の歌》コンサートを聴きました。
ピアノの仲道郁代さんとともに出演予定だったソプラノの天羽明恵さんは急病のため、代わって佐々木典子さんが出演されました。
バレンタインコンサートなので、会場は、若いカップルや女性ファンが多く、7割ほどの入りでしたが、いつになく華やいだ雰囲気でした。そして、聴き慣れた名曲の数々を、身近に、しかも生で聴く喜びを満喫したコンサートでした。
プログラム
独唱 佐々木典子(ソプラノ) ピアノ伴奏:仲道郁代
モーツァルト
・すみれ・鳥よ・年ごとに・ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時・春への憧れ
シューベルト
・春の信仰・のばら・ます・ガニュメート・グレートヒェン
ベートーヴェン
・君を愛す
ピアノ独奏 仲道郁代
ショパン
・バラード第3番変イ長調作品47
シュ一マン/リスト編
・「ミルテの花」より献呈
独唱 佐々木典子(ソプラノ) ピアノ伴奏:仲道郁代
シューマン「ミルテの花」より
・献呈・胡桃の木・はすの花・ズライカの歌・君は花のよう
アンコールには、佐々木さんがシューベルトの名曲「音楽に寄す」を歌い、また、仲道さんがショパンの「ノクターン」を弾きましたが、いずれもすばらしい演奏で、うっとりと聞き惚れてしまいました。また、人間の持つ声のすばらしさ、その強い説得力を再認識させられました。