よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

季節はめぐり

2012-06-01 | その他

5月があっという間に終わり、早や6月です。

 



爽やかな季節も あとわずか・・・

 


梅雨に続いて夏がやってくる前に、いまの季節を堪能したいものです。



ところで、

 

少し前に南海トラフ地震による津波の想定高さが公表されていました。 先の東北を襲った津波と同じように、ものすごい高さに驚きましたが、もし北陸にも、そんな津波がやって来たとしたら 海に近い大聖寺の町は、はたして大丈夫でしょうか? と心配になります。

で、東日本大震災津波詳細地図という本を借りてきてみると、石巻の街では、北上川の河口から直線距離にして7kmほど内陸にまで津波が押し寄せているようです。

大聖寺は、海岸からの最短距離は3km程度ですから、大いに危ないように思われます。 しかし途中には山があって橋立、片野方面からは問題がなさそうです。 また片野から塩屋にかけても小高い(高さ10m以上はあると思われます)砂丘地帯に広がる松林が幅1kmにわたって続いているので、津波の勢いを削ぐには十分のように思われます。 ただし大聖寺川の河口は無防備であり、川を遡るようにして迫ってくると思われます。 大聖寺川河口は大聖寺の町から6kmほど西にあって、その間は大聖寺川を中心として幅1から2kmほどの水田地帯が続いていて、そこを伝ってくるはずです。 

しかしながら、石巻の例のように6、7kmにて遡上が止まる、あるいは勢いが削がれるならば大事に至ることはないように思われます。

それにそもそも大陸プレートによる大規模なズレが日本海側にはなさそうですし、 大きな津波そのものが起きる可能性が低いのでしょうね。

むしろ地震の揺れの方が心配です。 1948年の福井地震でも大きな被害を受けたそうです。 また加賀市の歴史にあった大聖寺蕃史の災害記録を見ると1640年、1691年、1707年、1819年に家屋の倒壊などの被害があったそうなので、50年から100年毎に注意が必要みたいです。 (予想されている規模の大きな地震としては、福井平野東縁断層帯・主部 によるものがあり、予想マグニチュード7.6 、 30年以内の発生確率0.20.4%もしくはそれ以上 とのことです。 また福井地震を起こした福井平野東縁断層帯・西部は、しばらくは活動しないだろうとのことです)