負け惜しみ

ＥＴＣ装着してれば高速はどこまで行っても1000円。
ってことで、いつもより混雑してるそうだけど、
購入できなかった自分、なんだか損をしたような気分になるのは俗物たる由縁・・・
などと、ぶつくさ言ってもしょうがないので、ＥＴＣがなかったおかげで、新潟以北は
往路は左手に日本海を見て、復路は右手に浜辺を眺めながら走ることになり、
ふと思い立ち、浜の砂に目を留めてみたら、これが意外に面白い。

中でも、秋田県 五能線 八森の海岸には、まるで石炭を細かく砕いたような
真っ黒の砂で覆われていて驚いたり、　粗くて透き通るような、砂というより
細かな石が敷き詰められたような新潟県の笹川流れの浜などなど・・・
下手な土産物より面白かろう・・・

娘 『なるほどぉ～、で、お土産は？』

俺 『・・・・』


左端が八森の砂　右端が地元塩屋の砂、比べてみると
粒度は塩屋の砂と同じようだが、平面的な砕け方をしており、キラキラして見える。
他には、もっと細かな砂や粗いものなど様々で面白い。
地形的なことが影響しているんだろうなぁ。


黒い砂の八森の浜

温泉宿

行き当たりばったりの旅である。
宿の予定もなくて、たまたま電話を掛けた先が、温湯（ぬるゆ）温泉。
着いてみるまで分からない、なんともひなびた温泉街、
自分にはピッタンコである。