よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

黎明の星

2008-11-14 | 風景


ジェイムズ・P・ホーガンのSF「黎明の星」なんだけど、
そこに描かれてる社会の一つってのは、プロローグによれば
『・・・貨幣の存在しない、個人の価値と相互扶助を基礎とする独自のシステムで暮らす・・・』
というもので、常識からはとても考えにくいものですが、現実の社会情勢を考えると、素晴らしいように思えてきます。
でも、こういう社会が訪れるとは思いにくいなぁ。
まだ読み終えていないのですが、面白い話しです。
ところで、レムのSFに、高尚な仕事ほど面白くて幸せなのだから金銭的見返りは少なくて、単純労働のような苦しい仕事ほど高給取り・・・って社会を描いたものがあったような。
なるほどと思えないでもないところがいいですね。