2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲土日と東京の文京区議会会議室で、次年度予算の勉強会(全国自治体議員行財政研究会)
年に何度か、市民派議員が集まって勉強をしています。
自分の覚えのためもあってブログに掲載しますので、説明不足かもしれません。
いつもは、代々木の青少年センターが会場ですが、なかなか予約が難しく、こうしたときは、文京区議会の会議室をお借りし、近くのビジネスホテルで宿泊です。
↓文京区議会の会議室からの景色。
地方自治総合研究所の菅原敏夫先生に、国の動向から見た地方財政という視点で学びました。
●消費税が何につかわれているか?
本当に、社会保障に使われているのかのチェックが必要!
・国は消費税法の第1条で、介護、医療、子育て、年金に使われることになっている。
・市町村は、地方税法72条116で「消費税の使途は、社会保障に・・・」となっている。
●3月議会の補正予算は、執行が来年というもののオンパレード
(東京都が早く公表しているから参考になる)
●社会保障の予算をチェックする場合は、厚生労働省予算をみなければならない
しかし、概算要求が大量すぎて、やりたいことがわかりにくい
12月21日、大臣の折衝会議(財務省と厚労省)から、何が問題かよくわかる
=社会保障費、毎年伸びている。しかし、毎年1兆円の伸びではなく5千億円になった
つまりは、介護・医療を抑え込めば減る
・来年一番重要なのは、「診療報酬」
・児童扶養手当=多子加算(所得に応じて)
・事業所内保育、病児保育・・・ごくわずかの額
・地方医療介護総合確保基金(介護保険)はどう使われているか?????
・難病指定が増えた
・遺族基礎年金の父子家庭まで拡大
●地方財政対策
・一般財源総額を確保した(何にでも使えるお金)=税収が増えたことが理由
(税収と地方交付税の合計のこと)
=つまりは、税収は増えたから、地方交付税は減るよということ
・最重点課題!!!臨時財政対策債の発行を減らす(総務省の一番の課題としている)
=今まで「赤字地方債」とは言っていなかったのに、言うようになった
=今まで国の借金と言っていた
=一般財源の質を高めると言っている。臨財債は質が低かったと言うことか!!!
??ポイント
臨時財政対策債は、税収が増えてもういらないが、今まで借りたものの返済がある
国は本当に返しているのか?
返済のために、市町村がまた借金しているのが現実だ
つまりは未来永劫刈り続けることになる
・公共施設老朽化対策、
・総合戦略3月31日締め切り=10月31日までに提出すると、交付金がたくさんもらえた
●浦安市のネルボラ = 本来の趣旨は、生涯にわたりみる
本来は。切れ目ないアドバイスのこと
しかし。浦安市は子どもにものをあげている。出産後ホテルで養生
国が何らかの補助金を出しているの?
●文京区もネルボラ
●予算編成上の留意事項
・物価騰貴
・消費税があがる
・児童手当は物価上昇は勘案するが、年金は物価スライドなhしで据え置き
・トップランナー方式
16業務が今年から基準財政需要額の単価を下げる。
次年度は、更に7事業追加(図書館指定管理者も)
・森林環境税をとる予定か?(住民税の課税か?)
・公共施設集約化・複合化で面積減少する場合、お金を貸してあげるという方針か?
勉強の結果をもとに、3月議会ガンバ!です。