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▲桑名市主催「子ども虐待防止シンポジウム」に行ってきました

桑名市議の小川まみさんからの呼びかけで、行ってきました。



サブタイトルは「児童虐待の現状と地域の役割」

虐待問題で有名な方ばかりが壇上にあがり、
めったにお話を聞くことができない方ばかりで、
本当によいシンポジウムでした。

「虐待」と「地域の子育て力」とは切っても切れない関係です。

今日の講演で一番印象的だった発言は、
「専業主婦という存在ができたのは、高度経済成長期のとき。
かつては、母親も農作業に出ていて、家にはいなかった。
でも、兄弟、近所の人、祖父母が廻りにいた。
一昔前は、子育ては、親と地域の人でしていた。
しかし、専業主婦という言葉ができていから、
子育ては、親だけがするものになってしまった。

子どもは、親と地域の人で育てるもの。
それぞれの役割がある。

しかし、昔にもどることはできない。
今しなければならないことは、
地域の子育ての役割を果たすための
新しいしくみを作っていかねばならない。

愛西市でも虐待は増えているはずです。
それは、決して親だけの問題ではなく、
地域の子育て力の低下も大きな問題だと改めて感じました。

以下、本日のパネラー等のみなさん 
奥山 眞紀子さん(国立成育医療研究センターこころの診療部部長)
唐澤 剛さん(厚生労働省大臣官房審議官(医療保険、医政、介護連携担当)
西澤 哲さん(山梨県立大学教授)
上野はるみさん(桑名市子ども総合相談センター相談員)
相澤 仁さん(国立武蔵野学院院長)
西田寿美さん(三重県立小児心療センターあすなろ学園園長)

【みつこの考え】
ハコモノは、借金でつくることができます。
しかし、しくみづくりには借金ができません。
現金が必要なのです。
これからの市としての重要な仕事は、しくみづくり。
そのためにも、極力借金をしないようにすべきです。

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