たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組『恋するARENA』_ライブビューイング

2019年07月08日 22時42分40秒 | 宝塚
 花組の退団発表、花組のさゆみさん、娘役さん4人と一緒に退団は朝夏まなとさんの時を思い出します。白姫あかりさんと乙羽映美さん、上級生娘役の素敵さを魅せてくれたアリーナ公演でした。学年を考えると退団を予感させる感じはあったかなあ。白姫さん、仙名さんのサヨナラショーのエイトシャルマンで背の高さと足の長さとボディラインの美しさの舞台映えとダンスの上手いのに目を惹かれました。乙羽さん、『Beautiful Garden』で歌のうまさを披露してくれて、『CASANOVA』では猫チーム、もう少しいてほしい、もう少し大劇場公演で見せ場があってもいいかなあと思うと残念ですがタイミングですかね。

城妃美玲さん、もしかしたら退団していくのかなあっていう感じがなんとなくありました。『CASANOVA』ではライブビューイングのカメラが映し出した横顔が彫刻のように美しかった娘役さん。美玲さんの退団発表は華優季ちゃんへの逆風はさらに強くなりますね。なんとも言葉になりません。

芽吹幸奈さんの退団発表はスポーツ紙の記事になるほど衝撃的、副組長のバトンを受け継いだばかりなのに。カーテンコールの最後、集合写真をとりたい夢が叶ったときカメラを出しながら「かあさんは嬉しい」とはしゃぎながら涙ぐんでいたのはこういうことだったのですね。ライブビューイングをみながら、瀬戸かずやさんと水美舞斗さん、みりおさんと一緒に退団するのかもなあって感じがなきにしもあらずだと思ったのですがそれはなかったですね。

それにしても次期トップスターがいまだに発表されず、娘役さんたちの退団発表だけがあって、みりおさんがつくってきた花組はどうなってしまうのかとさすがに心配。宝塚愛が復活すると退団と番手というものがどうしてもあるからこういうときはすごくざわつくのがつらい。インターネットの時代になり、さらにSNSの普及により、いろいろなご意見が飛びかうのでしょうね。もちろんみりおさんのことは気になりますがそういうのをみるのはあまり好きではないので、花組からはしばらく目をそらして12日に初日を迎える星組のさゆみさんに集中。この時期台風やらなにやら自然災害が特に心配。特に台風はきちゃだめ。公演中止とかバスツアー中止とか新幹線動かないとか飛行機とばないとかお願いだからやめてくださいね。全ての公演が無事に催行され、自分も含めてチケットを予約している人がみんな無事に観劇できるようお祈り。

 星組のさゆみさん、花組のさゆみさん、在団18年と17年、劇団は長らく舞台を支えてトップスターとしての功績を残したお二人のために、退団公演で縁の深い演出家をあてたり、メモリアル展を企画したり、メモリアルグッズをあれこれ発売したりと花道をありったけの花で飾ろうとしていることを大切に考えたい。

 星組のさゆみさん、盤面復刻キャンペーン。生粋の星組っ子から生粋の星組っ子へとバトンが受け継がれていくの、安定しているなあと正直思ってしまいます。




 それにしても横浜アリーナ公演、横浜メドレーがあったし、横浜の風景も流れたし、誰かがいるわけでも、なにかがあるわけでもないのに、横浜、横浜となんども出てきて、しきりと懐かしくなっています。港の近くに住んでいたわけではないので海をみることなんてめったになかったし、いわゆる横浜っていう場所に行くことなんて滅多になかった、東京に毎日行っていたときはほとんど横浜にはいなかった、それでも30年間毎日乗っていた東急電鉄がやたらと懐かしいの。毎年夏になるとスタンプラリーをやっているので子どもたちが電車の中を走っている光景が懐かしいの。幼稚園児だけで、小学生だけで乗れるぐらい安全で快適な電車が懐かしいの。朝夕のラッシュの人多すぎの大混雑が非人間的なことはたしかなのだけれど、郷里の車が少しも優しくないどころか危ない道路と比べるとはるかに人間的に思えてくるこの頃。便利だし色々とクオリティも高い。敬老パスで市営地下鉄やバスに乗れるし、病院やら銀行やらなにやら近くて便利。歳をとったら都会。港区なんかもさ高齢になったらむしろ住みやすい。公共交通機関を使って出かけられる。出かけられる所がある。横浜は家賃が高いから、少し離れたほどよく自然、ほどよく都会に行こうかな、友達もいるし、とまじで考えるこの頃。仕事はいくつかの意味で今日もつらかったですがお金のため何も考えずにやるだけ。バスツアーにも新幹線乗るのにもお金は要るのだ。

 二人のさゆみさんの退団公演を観るまでは死ねない、今はそれだけ。

 今日も最後はグチになってしまいました。ごめんなさい。