たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

旅の思い出_飛騨高山

2019年07月20日 16時27分49秒 | 小さな旅の思い出
 過去から解き放たれていくために、家族は幸せだと信じていた頃の自分語り。

「1984年9月23日(日)晴天

5:00 起床

5:45 父の車で家を出る

6:48 〇〇発

10:35 高山着

高山市内を徒歩で見学。
藤井美術館、飛騨民族考古館、平田記念館、八賀民族美術館、日下部民芸館、高山屋台会館、
三之町をぶらぶら歩き、”藍花”にてひと休み。
東山遊歩道を歩いて天照寺YHへ。

15;45 YH着

17:15 食事、入浴

22:00 就寝


 ユースホステルは、はっきりいってあまり感じのいい所ではない。建物は悪くないのだけれど、どうもホステラー同士のふれ合える場が少ない。食事もまちまちだったし、でもまあ人にきいて想像していたよりはいい。今度は民宿にでも泊まってお祭りの夜を楽しんでみたいな。」


八賀(はちが)美術館






日下部民芸館









平田記念館







藤井美術館











 若かったですね。ぴちぴちでエネルギーがありました。でも戻りたいかときかれると戻りたくない。ユースホステルで宿泊者同士の触れ合いを求めていた自分がいたことに驚きます。伝統的な町屋を保存しているという平田記念館のパンフレットに書かれている江戸時代から明治時代にかけての女性のくらし、今の自分が読むと怒りがこみあげてきますがこうして生きるしかなかった名もなき女性たちがいて今のわたしたちがあるんですよね。


「女子(おなご)

 女性のくらし 江戸時代~明治時代

 女子は陰にして内を治め、男は陽にして外を勤むる事、天地自然の道理鳴。陽は昼にして、陰は夜なり。知恵のともしびを照らし、万事滞る事なきよう勤治るべき也。

 女の勤治べき事多き中にも、裁縫の道、朝夕の食事をととのえ、料理かたの心がけ、ふきそうじにいたるまで万事辛苦をしのびて自身勤むるべき也。富貴の家にて下々給仕ともこれらの事知らでは叶わぬ事なり。その故はしゅうと、しゅうとめ、夫のために調ふる衣装なれば人任にてはいろいろ誤あるとも知れず。

(女寿蓬莱台より)」

1993年星組『うたかたの恋』

2019年07月20日 12時33分41秒 | 宝塚
 柴田侑宏(しばた・ゆきひろ)先生への哀悼の意を込めて、1993年星組の『うたかたの恋』。わたしは観ていませんが宝塚大劇場では当時のトップスター紫苑ゆうさんが怪我のため、二番手だった麻路さきさんがルドルフを演じました。白城あやかさんのマリー、美しいですね。白いお姫さまドレスが似合いすぎるぐらいお似合い。私的には紫苑さん苦手でしたが、正統派の宝塚らしい男役の美しさをまとった魅力は認めないわけにはいきません。好きかどうかは単なる好みで別の話。その頃は麻路さきさんの声とカッコよさにときめいていました。

『うたかたの恋』、脚本も歌も素晴らしい作品。なんども観たくなる宝塚的な世界観。宙組の地方公演でも観ました。ルドルフが和央ようかさん、マリーは花總まりさんでした。昨年の星組中日劇場公演も気になります。DVD買っちゃおうかな。10数年ぶりで宝塚に戻ってきたら、花組『仮面のロマネスク』全国ツアーのプログラムに登場された柴田先生はサングラスをしていて目を患っていらっしゃたのか。中日劇場公演の稽古場に顔を出されたとか。『仮面のロマネスク』がファン時代から大大大好きなという紅ゆずるさん、ルドルフの姿をみてもらえてよかったなあって思います。

 柴田先生の作品、『忠臣蔵』も『あかねさす紫の花』も傑作。『忠臣蔵』は男役杜けあきさんの集大成を飾るにふさわしくシリアスな退団公演あてがき作品として、わたしが観た中では最高オブ最高。再演されていない名作、現在上演中の『食聖』とはいい意味で退団公演作品として対極にあると思います。『あかねさす紫の花』の鏡大王が何気に好きだったり、柴田先生の描く女性は強く自分を持っています。『仮面のロマネスク』も高嶺ふぶきさんの退団公演作品としていいところが美しくひきだされたあてがき作品。この作品では何気にトゥールベル夫人が好きだったりします。以前にも書いてはいますが、他にもあげればまだまだまだまだあります。

 柴田先生、素晴らしい財産を遺してくださり、心からありがとうございます、そしてこの世でお疲れ様でした。これからは『AnotherWorld』にある冥途歌劇団のために作品をかかれるんですね。わたしが観るまでにはもう少し時間あると思いますが、あるはずですが、いい作品を期待しています。







 昨夜も5時間半ぐらいしか眠れなかったので今はこれぐらいで。

 9月の東京宝塚劇場星組公演、友の会でたった一公演だけ申し込んだのが当選しました。去年なんどか当選した土曜日11時からの貸切公演A席、帝劇や日生劇場は一番安い席の方が人気ありますが、宝塚は高い席から売れていくのでこれがいちばん取りやすい。前日の金曜日旅行会社手配で確保できているので二日連続で観劇できます。その時もまだ今のところで働いているのか、8月も給料ほしいのでやるつまりですが9月までは無理かなあ。契約途中フェイドアウトを真剣に考えるなんて20数年ぶりのことなのでどうしようか・・・。

なんかほんとに違うのかな

2019年07月20日 00時14分26秒 | 日記
 ものすごく疲れているはずなのに、眠剤半錠、さらに半錠のんでも5時間眠れませんでした。2時頃に目がさめてしまい、そのあとは5時半頃に目がさめてしまうともう眠ることができませんでした。足腰の疲れがひどいし弟と顔を合わせるのがいやなのでかすかにタブレット端末でインターネットラジオを流しながら7時頃まで布団の中でじっとしていました。昨日のような一日といい環境といい、個人個人の資質というよりは地域性によるのかなあ。昔から苦手意識ありましたがどうやらやっぱり地域性がわたしにはダメみたいです。明らかに首都圏とは違う。都会ではない、今だにこんなことをしているから言えばなんとかなると勘違いして居丈高になったり、人がなんとかしてくれる、やってくれて当然って甘えたりしてるんじゃないのって思います。もちろん首都圏は地方出身者がたくさんいるし、同じことはたくさんあると思いますがなんというか、色々な場面で独特のローカル色を感じます。それはたぶん昔からわたしが苦手な色合い。なんだかあっていう感じです。仕事内容が自分には合わないと感じていることもありますが、それ以上に小姑が嫁にすりょうな意地悪なやり方を今日もされたし、もちろん慣れないわたしに落ち度があるからなんですけどね、昨日午後気がついたら机周りに職員がいなくくてひとりで電話をとっていたし、今日は夕方5時少し前になって突然「5時になった〇〇の準備でみんないなくなるのでこれから先鳴る電話がたんぽぽさんが一人で全部出てください」って指導担当から楽しそうに?面白そうに?言われました。わからないときどうすればいいの?ひどくね?って思うのわたしだけですかね、前職の職場では考えられいこと。連休明けから鳴りっぱなしの、なんでこんなに金を払わいといけないんだっていう怒りの電話とか、その他諸々の問い合わせの電話のほとんどをわたしが自力で答えることができなくてアワアワなるのわかっているんですよね、自分たちも最初はそうだったはずなんですけど、わたしが生き地獄だってわかっていてそれを楽しんでいるところがやっぱりあります。こんなややこしだらけのことをあれもこれも同時に覚えることなんて無理だし、何カ月もやっている職員だってわかっていないんだからわたしの能力不足を割り引いてもひとつひとつわからないの当たり前じゃない。教えてはくれますがなんか意地悪なんですよねえ、別に地域性関係ないですかね。いやあるでしょ、ここでがんばり続けることが正解だとは思えず来年の3月までいる自分を想像することが全くできません。援助職はお互いにやさしいところがありましたが、ほんとにフォローし合わないと仕事が成立しない、自分がいないとき誰かが対応してくれていることを自分がいるときはできる範囲で対応するみたいなところが暗黙のうちにあったのですが、書類をチェックしなければならないこともあってか、誰が間違えている、ここが間違えているみたいな空気がすごくあってそれは仕事の性質上致し方ないことなのですがなんか性格悪くなります。言われた方はみんないやっぽい、いつも言っている方はたまに自分が間違えたり抜けたりしていることに自分で気づくと必死に言い訳したり、別に犯人捜しをしているわけではないし、それでほら間違えているじゃないなっていうつもりは全くわたしないのになんかそういう感じ。ここは自分がいるべき場所ではない、なんか違うなあってはなっから感じていたらやぱり違うのよ。昨日お給料もらってしまったようです。来月もまだもらいたい。10月まではもらいたいと思っているわたしがいるのですが年越しはしたくないのでどこかのタイミングで診断書かいてもらって逃げたい。汚点つきますかね。2カ月近くやってきただけでもお腹いっぱい、長くって長くってよくやってきたと自分では思います。長引かせない方がいいかなと思いますが収入は必要。でも自分の心の声を信じるならばやっぱり年越しはあり得ない。せっかくここまで教えてきてわたし少しずつ覚えてきてはいるのに自分たちで居づらい空気にしているんだから結局教えたことが無駄になるっていうことだよね。地域性だめだし、ここは自分がいるべき場所ではないと今日のわたしにとっては大きな出来事ふたつで感じました。首都圏地震こわいですけどね、なんか都会がいい、車社会わたしには無理だ。誰がいるわけではないですが友達はなんにんもいるし戻ろうかな。どうやってまた家賃を払いながらごはんを食べていくのか。大劇場に日帰りで行けるし、断捨離がある程度できたので無駄だと思いません。神様はあらたな道をわたしに示してくれるでしょうか。

 柴田先生の訃報、87歳は悔いなしですかね、でもさみしいですね、中日劇場『うたかたの恋』の稽古場を訪ねたとか。『忠臣蔵』は杜けあきさんの退団公演として脚本、天才的でした。素晴らしい作品の数々を遺されました。このことはまたあらためて書きたいと思います。

 日曜日宙組のライブビューイングなので夜無理して美容院に行ってきました。明日動けるかな・・・。