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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

昭和27年(西暦1952年)4月28日は サンフランシスコ平和条約の発効の日です

2025年04月28日 23時42分05秒 | 気になるニュースあれこれ

「昭和26年(1951年)9月8日に アメリカのサンフランシスコで 日本と連合国48カ国間で サンフランシスコ平和条約が調印されました。 
この条約は 第二次世界大戦終結後の日本をめぐる 国際的な関係を規定し 日本の主権回復を目標としました。
 確かに、発効後 日本は国際社会に復帰し 占領は終了したとされています。 
しかし、沖縄が日本から切り離された日でもあり また、同日には日米安全保障条約も発効して アメリカ軍の日本駐留を認めた日です。

 そこで今日は簡単にですが 『日米地位協定』 『日米合同委員会』 『国際連合の敵国条項』 この3つについて 簡単に見解を述べたいと思います。

 ●『日米地位協定』とは 日米地位協定 (正式名称を「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」と呼び)は、 1960年に締結された日米安全保障条約(新安保条約)に基づき、日本国内に駐留するアメリカ軍(在日米軍)の法的地位や活動条件を定めた国際協定の事です。 大東亜戦争(太平洋戦争、第二次世界大戦)後 日本はGHQ(連合国軍総司令部)の占領下に置かれ、主権を失いました。
 ちなみに、忘れてはいけないのは 「連合国」と「国連」は、どちらも英語で「United Nations」と表記されます。 つまり、実質的には同じものです。

 ここで『国際連合の敵国条項』について 少しお話をします。 連合国は第二次世界大戦の戦勝国を指す言葉ですが、その戦勝国たちが中心となって設立したのが 国際連合(国連)です。 戦争に勝った戦勝国達が 自分たちが正義であると言って 作ったのが『国際連合』であり 国際連合の言う事を聞くという価値観があります。 いわゆる国連中心主義は 日本が敗戦国として 戦勝国の都合の良い論理で構築された 国際連合という組織の論理で動くと言う事です。

 ここで あえて『敵国条項』について書いておきます。 国連憲章における敵国条項 令和7年でも日本に対する法的位置づけは 国際連合憲章において 敵国条項は正式に削除されておらず 法的には依然として存在しています。 
敵国条項(または旧敵国条項)は、 国際連合憲章の中で第二次世界大戦の敗戦国に対する特別な措置を規定した条項の総称です。 主に第53条、第107条、そして一部第77条の事です。

 ■主要条文の内容 国連憲章第53条は 地域的取極や地域的機関が行う 強制行動について規定しています。
 第53条第1項では、 
「いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない」としながらも 「敵国」に対する措置については例外的に安保理の許可なしに強制行動ができると定めています。 強制行動とは軍事行動を含む『強制行動』です。 つまり 日本に対しては『敵国』だから 『国連安全保障理事会』の許可なしで 『軍事行動』されると言う事です。 また、第107条では 「この憲章のいかなる規定も、第二次世界大戦中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない」と規定されています。
 敵国の定義については 第53条第2項で「第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国」と定義されています。

 ●該当する「敵国」の日本政府の見解 日本政府の見解によれば、敵国条項の対象となるのは日本、ドイツ、イタリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランドの7カ国とされています。 これらはすべて第二次世界大戦中に連合国と交戦した枢軸国およびその同盟国です。
 つまり 日本は、まだ『国際連合』においては 『敵国』で『安全保障理事会』決議なしに 『軍事行動』を起こされるわけです。 これで 本当に『国際連合』は日本対して 平和な組織なのでしょうか? 日本人の皆さん、本当に考えてください。 

さて 『日米地位協定』に話を戻します。 1952年、サンフランシスコ平和条約発効により主権を回復しましたが、同時に日米安全保障条約(旧安保条約)が締結され、米軍の駐留が現在もされています。 旧安保条約に基づく「日米行政協定」が1952年に結ばれ、1960年の新安保条約締結とともに、行政協定を改正する形で日米地位協定が成立しました。 

●日米地位協定の主な内容と構成 日米地位協定は全28条からなり 主には、以下の事項を定めています。 
・米軍基地の提供・管理 日本国内の施設・区域(米軍基地)の設定、運営、管理に関する米軍の権限(第2条・第3条)。米軍は基地内で必要な措置を執ることができると規定されています。 
・基地外インフラの利用・免税措置 米軍は基地以外にも空港・港湾・道路などの民間インフラを無料で使用できる権利(第5条)、物品税やガソリン税などの免税措置(第12条)。
 ・費用負担 基地の地代など一部費用を日本が負担すること(第24条)。実際には「思いやり予算」として日本が多額を負担しています。 
・出入国・移動の特権 米軍人・軍属および家族は、日本の出入国管理法の適用外で、旅券やビザなしで日本に出入りでき、国内移動も自由です。
 ・刑事裁判権 米軍人・軍属が日本国内で犯罪を犯した場合の裁判権は、原則として日本と米国の双方が持ちますが、公務中の事件については米国側に第一次裁判権があります(第17条)。 
・基地返還時の原状回復義務の欠如 米軍が基地を返還する際、原状回復義務を負わないことも明記されています。 日米地位協定は、アメリカ軍の円滑な活動を確保するために特別な権利を認めており、アメリカ軍関係者に対する日本側の主権行使が制限されている事例が多いのです。
 たとえば、米軍人が公務中に日本人に被害を与えた場合、日本側が裁判権を行使できないことや、基地関係費用の多くを日本が負担していることなど、不平等性を問題視しています。 日米合同委員会(第25条に基づく協議機関)や合意議事録など、協定の運用を補完する枠組みも、一応存在しますが、その透明性や公開性に関して、私は大いに疑問に思っております。
 日米地位協定は、他国における米軍地位協定(NATO諸国や韓国など)と比べても、米軍側に有利な内容が多いのでは?と考えられます。
 日米地位協定は、在日米軍の駐留や活動の法的根拠と条件を定める協定です。 日本の主権行使に一定の制約が課されています。
 1960年の締結以来、一部、運用の改善は行われている部分もありますが、協定自体の改正は一度もなされていません。

 続いて 『日米合同委員会』についてです。
 ●日米合同委員会とは 1960年に締結された日米地位協定第25条に基づき設置された、日米両国の代表者による公式な協議機関です。主に在日米軍の基地や軍事活動、米軍関係者の法的地位など、日米地位協定の具体的な運用について協議・決定する委員会です。
 ・目的と役割 日米地位協定の実施に関するあらゆる事項を協議することが任務であり、目的です。 例えば、米軍基地の提供や返還、施設の新設・移設、米軍機の航空管制、訓練飛行、騒音対策、米軍関係者の犯罪時の捜査・裁判権の運用など、幅広いテーマが対象となっています。 合意事項は日米双方に拘束力があり、実際の米軍基地運用や米軍の特権の根拠となっています。
 ●組織構成 日本側の代表は外務省北米局長 米国側は在日米軍司令部副司令官が務めます。 日本側は法務、農林水産、防衛、財務など各省庁の幹部級6人、米側は駐日米軍司令部や大使館の高級軍人・外交官7人が本会議メンバーです。 本会議の下に 各分野ごとの分科委員会や部会が 設けられています。
 ●運営と実態 委員会は原則として月2回(ほぼ隔週)開催され 会合は非公開です。 1960年の第1回会合で 「公式な議事録は日米双方の合意がない限り 公開しない」と申し合わせており 協議内容や合意事項の大半は非公開です。 国会への報告義務もなく 合意事項の数や詳細も国民には 明らかにされていません。
 ●具体的な決定事項の例 米軍基地の設置・返還や施設の新設・移設計画 米軍機の航空管制(例:横田空域の運用) 米軍関係者の犯罪時の捜査・裁判権の運用 米軍関係者の出入国や税制上の特権 米軍基地周辺の騒音対策や訓練移転 思いやり予算に関する協議 etc. 
合意事項の多くが非公開で 国民の代表者である国会議員の国会や 政府の国民への説明責任が果たされていないのでは 無いでしょうか? 米国側の軍事的要求が優先され 日本側の主権行使が制約されていませんか? 公式な議事録の公開は日米双方の同意が必要で 情報公開請求もたびたび不開示とされています。 日本国憲法の 「知る権利」は、憲法上の権利では無いでしょうか?表現の自由(憲法21条)は政府は守らないのでしょうか? 様々な国際関係上の重要事項はありますから リアルタイムに公開できないのは 分かります。 
しかし 国民が国政や市政に関する情報を知る権利 自己実現や自己統治の手段としての情報公開を 上回る、日米合同委員会の内容を 少なくとも30年後には公開する責任を 私は、政府は果たすべきであると考えます。

 皆さん 昭和27年(1952年)4月28日は いったい何の日でしょうか? 本当に日本の主権が回復した日なのでしょうか? 本当に日本の占領は終了した日なのでしょうか? 私にとっては それを考える日です。 私は 戦争がしたいわけではありません。 また 日本の戦争が すべて正しかったというつもりも ありません。 必要なのは 日本の本当の主権回復。 日本の本当の自主独立。 それだけなんです。 私は 日本人が 『日米地位協定』を破棄し 『日米合同員会』を無くして 『少なくとも国際連合の敵国条項』を削除する事。 そして アメリカとの関係も 話し合いで、一から作り直す交渉を始める事。 
『自由、民主主義、法の下の平等』を 私は否定致しません。 『基本的人権を尊重し、表現の自由』が 重要であり この5つの価値観を共有できる 国々、民族、地域の方々と連携し 国際平和を維持していきたいと考えています。 
そして 日本の 『皇室の男系男子存続』を確定し もう一度 日本人が 日本人として 自分たちの憲法を作った日。 それを本当の独立記念日としたいです。
 『グローバルスタンダードより   
 日本スタンダード‼︎』 
『繋がれNippon!!        
        咲き誇れNippon!!』」





数千万円の救助費用、中国人に払わせるべきでしょう

2025年04月28日 00時32分22秒 | 気になるニュースあれこれ
 かつて山歩きをしていたこともありますが、山岳救助にかかる費用、保険に入っていなければ家が潰れぐらいかかるとききました。この中国人に払ってもらいましょう。外国人からは高額な入山料をとって規制をかけるべきです。こんに好き勝手されて日本人のためのインフラ、セーフティネットが食われるばかり。移民政策もインバウンドも日本人にとっていいことはないどころかマイナスばかりです。

「4月26日午後、富士山8合目付近で下山困難となり、静岡県警の山岳救助隊に救助された中国籍の20代男性が、この4日前にも、富士山頂で救助されていたことが警察への取材などで分かりました。男性は、救助された際に置き忘れた携帯電話などを回収するために、再び登山をしていたということです。

警察によりますと、26日午後1時頃、富士山富士宮口8合目にいる登山者から「人が倒れている、擦り傷や震えがある」と通報がありました。8合目付近で倒れていたのは、単独で下山中だった東京都在住で中国籍の男子大学生(27)で、近くにいた登山者が8合目まで男性を運び、警察に通報しました。

静岡県警の山岳救助隊員が8合目で男性を発見。男子大学生は会話ができる状態で、日本語で「体調が悪くなった、寒い」などと高山病の症状を訴えていたということです。男子大学生は山岳救助隊によて5合目まで担架で降ろされ、病院に運ばれましたが、けがなどはなく、命に別状はないということです。
その後、警察が調べを進めたところ、この男子大学生は4日前の22日に富士山頂で、「アイゼンを紛失して下山できない」と警察に通報し、山梨県の防災ヘリで救助されていた男性と同一人物であるということが分かりました。

警察によりますと、男子大学生は、救助された際に置き忘れた携帯電話などを回収するため、再び登山用の格好で山頂に向かったものの、今度は体調不良となり、下山できなくなっていたということです。なお、携帯電話がみつかったかどうかはわかっていないとのことです。」

立憲民主党の狙いは日本の皇室破壊

2025年04月27日 23時12分58秒 | 気になるニュースあれこれ

「安定的な皇位継承に向けた皇族数確保を巡る協議で、焦点となっている結婚した女性皇族の夫と子の身分について、皇室会議の決定に委ねる案が検討されていることが25日、分かった。与野党関係者が明らかにした。夫と子を皇族とするかどうかで自民党と立憲民主党の見解に隔たりがあるが、合意形成ができれば、天皇陛下の長女愛子さま(23)ら女性皇族が結婚後も皇室に残られる道が開ける。

 今国会中の意見集約を目指す額賀福志郎衆院議長が17日、次回の各党会派の全体会議で衆参正副議長案を示すと表明し、自民、立憲と非公式協議を続けていた。額賀氏は24日、衆院議長公邸で自民の麻生太郎最高顧問、立憲の野田佳彦代表らと会談した。この場で野田氏が、夫と子の身分は結婚時に皇室会議が決定するとの案を示し、麻生氏は持ち帰った。自民の対応が焦点となりそうだ。

皇室典範は、女性は結婚により皇室を離れると定める。未婚の皇族6人のうち、秋篠宮さまの長男悠仁さま(18)を除く5人を女性が占め、皇族数減少は避けられない。昨年9月の衆参正副議長の中間報告は、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することに、与野党とも「おおむね共通認識が得られた」と記した。 

ただ、女性皇族の夫と子を巡り、自民、公明、日本維新の会、国民民主の4党などは皇族としない案を支持する。特に女性皇族の子が将来即位した場合、父方が天皇の血統につながらない「女系天皇」が誕生すると、自民保守派は警戒する。これに対し立憲は、家族一体で皇族とする案も検討するよう求めている。」


選択的夫婦別姓の導入→戸籍制度の破壊→愛子様のお婿さんとして帰化人を皇室に入れる→生まれる子どもが皇位につく→男系長子の血を途絶えさせる。

麻生太郎さんここは頼みます、日本を守ってください。麻生さんしか守れません。





立憲民主党、これは(これも)ひどい

2025年04月27日 21時17分23秒 | 気になるニュースあれこれ
 ツィッターに流れてきたので視聴しましたが、日本の根幹を揺るがす選択的夫婦別姓の導入を笑いながら話す立憲民主党の国会議員と司会の党員。立憲民主党の国会議員の多くが朝鮮半島からの帰化人だという動画をあげている方がいますが、選択的夫婦別姓への固執ぶりをみるとまんざらでもないように思います。このタイミングでなにがなんでも選択的夫婦別姓をやりたがるのは、秋に悠仁様が青年皇族として冠をいただく儀式がひかえているからでしょうか。その前に選択的夫婦別姓を通して戸籍制度を破壊すれば愛子様のお婿さんが帰化人かどうかわからなります。愛子様を皇位継承者にして男系長子でつないでき皇室の血を途絶えさせたいのではないかと・・・。



日本の戸籍制度は律令時代に始まりました。

 立憲の動画に笑いながら選択的夫婦別姓を喋っている吉田はるみ議員、安藤裕さんと一緒に消費税減税とインボイス制度廃止を訴えていたんですよね。とんでもない裏切り行為。立憲が選挙対策で言い出した食料品の消費税ゼロに安藤さんは心底怒っています。食料品の消費税ゼロによって食料品の価格が下がるわけでもなく、飲食店にとっては仕入控除がなくなり増税になる可能性が高く、インボイス制度の廃止も消えてしまいます。野党第一党の立憲は自分たちの支持者のことしか考えていません。支持者の望むことにしたがって日本を破壊することばかりやろうとしています。

2025年4月27日安藤裕チャンネル、

【閲覧注意】【支持者に対する重大な裏切り】立憲民主党が食料品消費税ゼロを公約


ブログの引っ越し作業中

2025年04月27日 18時45分10秒 | 日記
アメーバブログへの引っ越し作業、第一段が終わったようです。2023年3月まで。このままgooブログを続けていたいですが仕方ありません。広告がすごいですね。朝日新聞の申し込み画面、勘弁してほしい。閉口します。なくすにはまたあらたに課金の申し込みをしなければならないのでしょう。解凍した一本目は明日以降また引っ越し申請が必要です。わずかにようりょうオーバーですが申請の時には少し容量が減るのか、分割なんて自力でやれないんですよね。まだ時間あるので明日以降にしましょう。

ご興味があれば・・・。


『心の健康を求めて‐現代家族の病理』より‐行動化と対象支配

2025年04月25日 01時09分21秒 | 本あれこれ

衝撃的な行動化‐

 見捨てられ抑うつないしは口愛的攻撃性が優勢な状況で動員されるのが分裂、投影同一視といった未熟な防御規制であることはよく知られている。これらの防衛規制によって作り出されるのが先に述べた部分的対象関係である。ただしかし、こうした部分的対象関係を基盤にして形成された人格構造はあやういため、患者は容易に見捨てられ抑うつを表面化させることを知っておかねばならない。

 問題は、こうした見捨てられ抑うつがどのような臨床的現象をもたらすかである。何をおいても挙げておかねばならないのは激しい衝動的な行動化である。その中でもっとも知られているのが手首自傷であろう。左右のいずれかの手首に傷をつけることであるが、その程度はかすり傷から神経ないしは血管を切断するほどの深い傷までさまざまだし、場合によると、前腕に横縞様の切傷を作ることもある。そして。遂には首に至って致命的になることもある。次に家庭内暴力がある。これまた激しい暴言から器物破損、さらには親の片方ないしは両方に暴力を振るうといったことがみられる。家庭外にあっては、驚くほど穏やかで物静かな態度をみせることが少なくない。また特殊なものとして、密かに喀血を繰り返す患者がいた。輸血の絶対的適応になるほどの貧血にまで至っているのであるが、輸血を頑強に拒否するのである。

 そして、最近とくに増えてきたのが過食である。主要症状として出て来ることもあれば、多彩な症状群のひとつとして現れることもある。一般に、食べ吐きといわれる意図的嘔吐、さらには下剤乱用、利尿剤乱用にまで発展していることが多い。また薬物その他をめぐる問題も頻発しやすい。投与された1、2週間分の精神薬物を一挙に服用してしまう過量服薬は、この種の症例の臨床においては日常茶飯である。同じ方向の行動としてアルコール乱用がある。またアメリカではコカインその他の法に触れる薬物の使用もあるようであるが、わが国ではそこまで至っていないようである。筆者は、自暴自棄になって暴力団の人間と関係を作り覚醒剤乱用に走ったボーダーライン患者を診たことがあるが、その状態は長続きしなかった。それよりしばしば見かけるのが家出願望である。この種の患者は家にいたくないといい出すことが多い。最近この志向性に対して、地域により家族の対応に違いのあることを発見した。筆者が長年臨床に携わってきた九州では、家出したがる子どもがでると我が家の恥とばかりに家の中に引き込むのが一般的であるが、東京の親はその意向をすんなりと認める傾向がある。そのため、東京のボーダーライン患者には衝動的な異性遍歴ないしは性的乱脈をみることが多いような印象がある。つまり、家にいたくないといい出すと、簡単にマンションをあてがわれるのであるが、本人は寂しいものだから誰かを、多くは異性を部屋に引き込むが、その関係もまた長続きせず、次々に新しい異性関係が展開されるといったことが起こるのである。また治療関係のなかでは約束の不履行がある。約束の時間にはやってこないで時間外の接触を求めたり、入院治療でみせる病棟の規則をやぶったり(無断離院や時間外外出など)することはしばしばである。時間外の接触要求は、治療者の個人的、公的生活の秩序を乱すものだし、病棟規則違反は病棟全体の秩序を一挙に破壊するという側面をもっている。

 そして、これらは多く多症状性だということである。過食をもつボーダーライン患者は、手首自傷、家庭内暴力、薬物乱用、アルコール乱用と多種多様な衝動行動を伴うことが少なくない。どれが主要な症状か同定するのが難しいことさえあるのである。

 そして、状態がひどくなると先の症例で示したごとく人格ないしは生活全体の「混乱」という様相を呈するに至る。解離性症状を伴っていることも少なくないのである。


行動化のもつ意味‐

 さらに忘れてならないのが、これらの行動化のもつ意味である。少なくとも二つの意味は押さえておいた方がよいように思う。

 ひとつは、行動化が内的な不安や葛藤を解決するひとつの方法だということである。手首自傷にしろ過食にしろ、それを起こす直前には一種特有の不安焦燥があって、行き詰ったような心境になっているものであるが、これらの行動化によって一挙にその焦燥が消失する。激しい行動の後、とっても穏やかな様子になることが少なくないし、患者の激しい行動を目撃した周囲の者に残っている興奮と本人のケロっとした静かさの対照的姿は印象的である。

 第二は、周囲を操縦するという無意識的意図があることである。「眠れないので薬をください」とやってきた患者に「もうすこし頑張りましょう」といった看護婦のところに、数分後、前腕に数条の切創を作って「看護婦さん、これ」といってみせにきた女子患者がいた。すぐさま当直医が呼ばれ、睡眠薬が投与されたことは論じるまでもない。


行動化にどう対応するか-

 ボーダライン患者を前にしてまず聞かれるのが、行動化にどう対応したらよいかである。それにたいして筆者は、行動化の原因より結果の後始末の方が重要だということにしている。

 これまでの神経症に対する精神療法では、行動化がみられたとき行動に走る直前の不安や葛藤をとり上げ、その行動に駆り立てた無意識的動機をあきらかにすることが常道とされてきた。しかし、この種の患者にこうした技法を使うと、なぜそんなことしたの!という叱責にしかならず、逆に患者を追い詰めることになりやすい。考えておくべきは、壊れてしまったバランスをどう立て直すか困っている状態だということである。したがって、生じてしまった心の混乱をどうまとめるかに焦点を当てるべきなのである。 

 例えば、ある症例指導の中で、患者が治療を無断で休んだ後の面接で、「(最寄りの)駅まではいったが気分がわるくなって引き返した」と報告した。そのとき、治療者は、例によって、駅に着いたときの気分や脳裏に浮かんだ思いを聞きだそうとしたが、うまくいかないばかりか、患者は部屋の中をウロウロするばかりで面接にならなかった。こうしたときは、むしろ家に帰ったときの気持ちを聞き、それを治めるのにどのようなことをしたのかを聞いた方が建設的である。ベッドにもぐりこんだのか、何分ぐらいしたらイライラが治まったのか、治療を無断で休んだことをわるいと思わなかったのか、等々である。その後で、最近、面接が辛くなってはいないかを付けくわえることもあろうか。筆者は、こうしたやり方の方が患者が自分を取り戻す手助けになると思う。

 もちろん、こうしたやり取りは、家庭において重要な意味をもってくる。一般に、子どもの行動化を前にして、心の余裕を失っていることが多い。そのため、やるべきことをやらなかったり、他人を困らせたりする行動に対して、(どうして?)を繰り返しやすいのである。しかし、ここで注意を要するのは、子どもが心の余裕を失い、ひどく混乱していることを知り、温かく包んでやることである。

 しかし、退行、混乱のつよい症例では、こうした言語的接近だけでは限界がある。こうしたとき入院させることが多い。そして、筆者はレボメプロマジンなどの鎮静作用のつよい向精神薬を使用しながら受容的な看護を行うことにしている。それでも自殺企図その他の危険な問題行動が続く場合は、保護室にて管理することになる。場合によったら、身体的拘束を行うことがある。これは、メニンガー病院のリンズレー氏推奨の方法である。保護室にしろ身体的拘束にしろ、忘れてならないのは、行動を制限されたときに患者のなかに生じてくる感情、思い、不安などに何らかのかたちで関与できる態勢を作っておくことである。頻回に治療者自身が訪ねてそうしたことを話し合おうとか、看護婦が訪室のたびに時間をとって辛さ、苦しさを支え、忌憚のない話をさせるような態度をもち続けることなどがそれにあたる。もしこうした支持態勢がないと、拘束自身が新たな外傷体験になることは留意しておく必要がある。


対象支配ということ‐

 行動化は内的不安を解消すると同時に、対象を自分の思うように操縦する側面のあることを指摘した。対象を自分の支配下におくことは見捨てられることに対する最強の防衛手段となる。支配することによって対象からの分離を体験せずに済むのである。

 ここに25歳になる独身女性がいる。高校時代より対人緊張がつよく交友関係もままならなかったが、大学3年のとき発熱、喘息、皮膚炎等の心身症を発症して以来、家にこもるようになり、母親が唯一の接触だといってよい状態に陥った。2、3のクリニックを受診したが、思うような改善がみられないため筆者の大学病院を受診したのだった。初診医は数回の診察の後、これは自分の手に負えないな、部長にでもみてもらう以外にない」といったらしい。すぐに、大学の先輩医師の紹介を取りつけ、部長である筆者の診察となった。ボーダーライン構造をもっていることは明らかであったが、数回の面接後には森田療法を受けたいといいだした。そのため、森田療法施設の専門家に紹介すると、これまた不満だったらしく、筆者のところに帰ってきた。そして「主治医を代わってほしい。T先生がいい、優しそうだったから」という。母親もそれを受け入れてほしいといった態度である。そこで、T先生に主治医を頼んだのであった。すると、その数カ月後になって、真夜中に手首を切って救急外来を受診し、再び、主治医を交代して欲しいと願い出ているという。翌朝、外来に出ると両親が揃って筆者の受診を仰ぎ、娘の願いであるM先生への主治医変更を認めてほしいと土下座せんばかりの態度である。突然のことで驚いて事情を聞くと、昨夜、再び主治医交代をいい出したので、そんなこといったら病院から見捨てられるので、それは受け入れられないと説得しはじめると患者が突然目の前で手首を切ってしまったというのである。両親には腰を抜かさんばかりの驚愕であった。動転した両親はただひたすらに部長である筆者の了解を得るべく、昨夜から待ち続けたのだという。患者本人はどうかというと、ケロッとしているのである。筆者の返事はどうであったか。これまた、両親の気迫におされて認めざるを得なかったことはいうまでもない。患者の要求貫徹は完全に成功を収めた。両親のみならず治療者までも患者の支配下におかれることになったのである。

 ただ、対象支配は激しい行動化だけで起こるわけではない。いつの間にか患者のベースに乗せられるということもしばしばである。

 18歳の過食症患者は、自分で過食の衝動を抑えることができないので外側(治療者)の力を借りないとダメだということで入院してきた。しかし、しばらくすると病棟での治療が辛くなったらしく、退院するといい出した。主治医は、最初の目的を取り上げたり、説得したりしたが聞き入れない。しかし退院許可は出せないといい出した。主治医経験をちらつかせたのである。すると患者は、どうなったら退院できるの?と聞いてきた。つい、乗せられて三週間といわれてしまった。もちろんのこと、三週間に何らかの根拠があったわけではない。しかし、いってしまった以上、三週間後には退院させざるを得なくなってしまった。主治医の無力感と悔しさは筆舌に尽し難いものがあった。

 ここで注目すべきは、治療を受けたい気持ちも中断して帰りたい気持ちも患者自身のものであるはずなのに、治療を受けたい気持ちがいつの間にか治療者のもの、つまり治療を受けさせたい気持ちに変わってしまっていることである。退院したい気持ちと治療を受けたい気持ちの相克が患者と治療者の間の取り引きと化しているといい換えてもよい。

 また、こうした対象支配をめぐるゴタゴタが繰り返されるとき、対象が拒否的になってしまうことも忘れてはならない。とくに慢性的に繰り返される衝動行為の症例の母子関係などがそうである。さらに、精神科のスタッフがこれらの患者を入院させたがらないのも、患者が繰り出す対象支配ないしは操縦の態度に対する拒否と考えてまず間違いない。対象支配の状況では、対象は一種特有の心境、ことに無力感と怒りに圧倒される心境に陥っているのである。こうなると、治療者も親も本来の機能、治療者機能、親機能を失うに至っているといわねばならない。


対象支配に対する対応‐

 対象支配とはいわば患者に呑み込まれてしまった状態であるから、それからの脱出を図ることが大切になってくる。

 そのためには、まず、自分の内部に起こっている心的状況は、つまり無力感と密かな怒りの感情に気づくことが重要である。そして、その無力感と怒りが実は患者自身のものであることを知っておくことである。先に、治療を受けたい気持ちの相克で片方を治療者に背負わせるからくりのあることを述べたが、こおの無力感も怒りも患者のものなのである。したがって、不機嫌な赤ん坊を抱っこしあやす母親のように、患者の万能感と無力感を併せだき抱えることが必要なのである。こうして治療者機能を回復させるわけである。

 治療者が自らを回復した後、今度は、治療を受ける患者自身の機能、つまり闘病精神とでもいいたい自らの精神発達に挑戦していく患者自身の姿勢を育てるための接近が必要になってくる。先の隊員したがる患者の例を取り挙げると、退院したがる患者を制止するのではなく、退院がもたらずであろう結果を十分に話し合い、それを知らせた上で退院させても構わない。多少とも面倒な入退院が繰り返されることになるであろうが、この種の患者には、この程度の面倒さを引き受けるだけの寛容さが必要である。こうした面倒な遣り取りを繰り返していくうちに、治療者のだき抱える姿勢を取り入れて、自らの葛藤や不安を自らのもの、自分の内部に存在するものとして、対処することができるようになるのである。その過程で、治療者がやってあげられることには限界があることをそれとなく知らせることも有効な技法のひとつとされている。ただ、この場合、非常にしばしばこうした推奨を根拠に、「大したことはできませんよ」を連発する治療者をみかけることがあるが、この不必要な連発は無力感の反映にしか過ぎないことは知っておいた方がよいであろう。

 これが家族となると様態は一層複雑になっている。患者の言うままに父親が母親を殴打し、母親が耐えられなくなって出奔してしまうほどに深刻なものから、何かをきっかけに親機能喪失に陥りやすかったり、子どもの訴えに拒否的になっていたり、あるいは逆に迎合的になっていたりしているようなものまでさまざまである。あるいは子どもと一緒になって被害者になっていることもある。例えば、ある少年はナイフ事件を起こして、学校当局から謹慎処分としかるべき医療機関の治療を受けることを求められた。そのとき、この少年は「どうせ、ボクだけが悪者になるのだから!」といった。他の友だちはこの事件にかかわりがなかったが故にこの処分を受けなかったのであるが、患者からすると、他の友だちもわるいことはしていたのである。こうした場面でこの言葉を聞いた両親は患者と一緒になって、診察室で「この程度のことで何故にうちの子どもだけが処分をうけなければならないのか」と怒りをあらわにしていたのであった。もしこの両親が親機能を維持していたならば、きっと自分の行った行為に対する償いないしは罰を受けて、人間としての道を歩むように説得していたに違いない。筆者がそれを指摘すると、両親は理解を示して、自分の子供が学校の処分を受けることを説得する態度を示すようになった。親機能を回復したといってよかった。

 このようにボーダーライン心性をもった子どもを前にして、親もまた等しく、無力感と怒りを内に秘めた親機能喪失に陥っているものである。無力感と怒りのワナにはまり込んだら、どうしても肯定的な社会機能を維持することは難しいのである。そのためには、まず無力感と怒りの認知からはじめ、大人の感覚を取り戻したら、それを基盤にした状況判断ができるようになることが重要になる。

 最後に述べておきたいことは、筆者がここで述べた対応の仕方がすぐさま効力を発揮して、目前の状態を改善させてしまうわけではないことである。これらの対処法を状態に応じて活用しながら繰り返していると、自然に、部分対象関係が全体対象関係に変化してくる、正確に表現すれば全体対象関係的な部分が多くなってくるといったものである。」

(牛島定信『心の健康を求めて‐現代家族の病理‐』慶応義塾大学出版、 147~157頁より)





 








                    


スーパーにいくだけで身の毛のよだつ思いがします

2025年04月24日 22時11分01秒 | 日記
 団地内のゴミ捨て場にむかうとき道路沿いの生け垣の前でタバコを吸っていたのは日本人なのか中国人なのか、暗がりの中で見分けがつきませんでしたが数カ月前までタバコの吸い殻のポイ捨てなどほとんどみなかったのです。団地一階のスーパーで買い物をすませて団地に戻るときすれ違ったのはフィリピン人?の家族4人。子ども二人はたぶん小学生。すぐ近くのアパートに住んでいると思われます。入学祝で飾り付けられたランタンが気になったようでしたが、とにかく外国人が増えすぎです。ここから一番近い小学校に行っているのでしょう。おそらく日本語がほとんど喋れないこんな子たちがクラスに一人でもいたら大変だと思いますがおそらく一人ではすまないでしょう。先週東京宝塚劇場から帰って来た時バスの中で遭遇した歌うたっていたインド人?の子どもといい、日本人の子どもたちの勉強に差し障りが出ているのではないかと非常に心配です。中国人に、日本がこれまで発展途上国としてきた国と地域からのきたであろう外国人たち、ほんの数カ月の間に繫殖し過ぎです。身の毛がよだつ思いです。技能実習生という名の移民に嫁と子ども、姉妹兄弟まで一緒にこれるようにしてしまった岸田文雄は日本を滅ぼす天下の大罪人。参議院選挙で参政党の国会での議席を増やして行き過ぎた移民政策に歯止めをかけたい一心です。政治に無関心で危機感もなく選挙に行かなくてこの移民問題から逃れることができる日本人はいません。もっともっと明らかにみるみる外国人だらけになった時にこれはまずいと思っても手遅れです。いますでに危険水域に達しています。危険すぎて毎日毎日体が震えます。














玉木さん、わたしたちは選択的夫婦別姓の議論など望んでいません

2025年04月24日 20時24分03秒 | 気になるニュースあれこれ
 今すぐやるべき目の前の喫緊の課題は減税と行き過ぎた移民政策に歯止めをかけることです。国民の多くが望んでいない選択的夫婦別姓制度をなぜここまでして導入したいのでしょうか。玉木さん、結局5年後、10年後、20年後の日本がどうあるべきか、未来を託す子どもたちのために今なにをすべきかという国家観、政治哲学がなにもありませんね。選挙で当選するために、自分の政党の議席を増やすために日和見で口当たりのいいことをいってきたに過ぎないのだと思わざるを得ません。非常に残念です。消費税減税はどうなりましたか?食料品だけ消費税ゼロは飲食店にとって負担が増えます。天皇陛下から付託された国会議員としての誇りと信念があるなら同意書を交わした所得税の壁178万円引き上げにむけて邁進してください。



国民民主党の黒幕が明らかに!完全に破滅の道を選びました。選択的夫婦別姓で婚姻時に子供の姓を決める政策へ!【玉木雄一郎】【榛葉賀津也】【円より子】
 


ブログの引っ越しを申請してみました

2025年04月24日 18時09分50秒 | 日記

引っ越しデータを解凍してみたら二本になりました。一本目は容量が規定をわずかに超えているので二本目を引っ越し申請してみました。うまくいくのか否か。もういいかなとも思いますがまだしばらくこの世にいるのでやめることもできず、この機会にぐちゃぐちゃの不要なものは削除していかねばと思います。労働紛争のことを書いていたもうひとつのブログは長い間アクセスしていなかったこにより削除されたようです。予告のメールがきていたと思われますが迷惑メールが多過ぎて探し出せず。もう自分でもみることはありませんが一応ワードにコピーはしているのであきらめましょう。

今日もおかしな空の色。だるくて体が動かず、外に出ればスーパーの往復だけで外国人を何人もみるので頭おかしくなりそうです。積読本がまだまだあるのでまとまって本を読むためにカフェと思ってもうつ状態。

ようやくまたひとつ粗大ゴミ申請をしました。エネルギーのあるうちに整理していかないと捨てきれないので少しずつ思いきっていきます。美術館展の企画展示にいっても図録集はもう買わないようにしています。かつて買ってしまった二冊、ずっしりと重いです。働いていた時は時間に余裕なさすぎて読めないまま今に至っています。ひと通り読んだら中古本としてまとめたいと思いますがこれがなかなか進まず。箱がいっぱいにならないと出せないしまだまだあります。引き続き少しずつやっていくしかありません。ためこみすぎました。少しずつあきらめていきます。

それにしても白グレーの空の色、なんでしょうね。4月だというのに青い空がなく暑いのか寒いのかもわからず、なんだかすごくおかしいです。中国の成都がこんな空の色でした。晴れる日がほとんどないとききました。空の色と人間の内面性って大いに関係ありそうです。

結局、国民民主党は日本を破壊したい政党ということでしょうか

2025年04月24日 18時07分53秒 | 気になるニュースあれこれ
「国民民主党は23日、男女共同参画推進本部の会合を開き、夫婦の姓の在り方を巡り、婚姻時に別姓を選ぶことができるとする案を軸に党内意見を集約する方針を確認した。玉木雄一郎代表が主張した、婚姻前の旧姓に法的効力を付与する案は採用されない方向となった。来週にも推進本部としての見解を取りまとめ、浜口誠政調会長に報告する。

子供の姓を決めるタイミングについては結婚時か出生時かで議論があることから検討を続ける。立憲民主党は、1996年に法相の諮問機関・法制審議会が答申した案を踏まえ、夫婦が別姓を選ぶ場合は婚姻時に子供の姓を決めるとする民法改正案を取りまとめていた。

国民の円より子本部長は記者会見し、選択的夫婦別姓制度の早期導入を目指す考えを示した。ただ今国会で成立を目指す場合は、与野党の対立点が解消されていないため、審議未了で廃案になる可能性があると指摘した。」


「国民民主党の男女共同参画推進本部は23日、選択的夫婦別姓制度の早期導入を目指す方針を申し合わせた。「子の姓」を決める時期をめぐり、立憲民主党の案と同様に「婚姻時」と定めることに賛同の声が多かったが、「出生時」が望ましいとの意見もあったという。最終判断は党執行部に委ねる。 

円より子本部長は会合後、記者団に「選択的夫婦別姓を待っている人たちのために早期の実現を望む。細部にこだわるつもりはない」と強調。立憲案にも理解を示した。旧姓の通称使用を法制化する日本維新の会の案に対しては「絶対に乗らない」と語った。

 だが、自民党や維新が制度導入に慎重姿勢を示す中、古川元久代表代行は「幅広い与野党を超えた合意を目指す」と発言。党執行部としては、立憲との連携は慎重に判断する構えだ。」

国民民主党も結局連合の組織票を失いたくないということでしょうか。それなら立憲民主党との違いがわかりません。そもそも労働者の味方であるはずの連合は誰のための組織なのかさっぱりわからなくなっています。結婚する時にまだ生まれてもいない、生まれるかどうかもわからない子どもの姓を決めるって子どもの人権は?

国民民主党の玉木代表、嬉々としてダボス会議に出席していました。
「【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は22日、世界経済フォーラム(WEF)が創設者のシュワブ前会長を不正行為の疑いで調査していると報じた。 

 WEFの年次総会は、世界各国の政財界要人が集う「ダボス会議」として知られる。  シュワブ氏は21日に退任を発表した。報道によると、同氏夫妻の不正行為を内部告発する書簡が今月届き、WEF理事会が20日の緊急会議で調査開始を決めた。

  告発では、WEFが購入したスイス・ジュネーブの高級不動産を私的に使用。ホテル客室でのマッサージもWEFの資金で支払ったほか、シュワブ氏の妻も架空の会議名目で豪華な旅行をしていたとされる。シュワブ氏は疑惑を否定しているという。 」


 
 衆議院法務委員会で選択的夫婦別姓に明確に反対を表明しているのは参政党と日本保守党だけ。参政党の吉川議員が近々選択的夫婦別姓の議論が始まるのではないかと危ぶんでいます。維新の3名が旧姓使用拡大で選択的夫婦別姓には反対したとしても自民党が賛成すれば数の力で選択的夫婦別姓は衆議院を通ってしまうことになります。自民党の保守派、保守を名乗るなら全力で反対してほしいです。参政党と共に反対している日本保守党は内ゲバ状態?で島田議員は個人的に神谷代表のことが好きではないのだろうというツィートを繰り返しているのが残念で仕方ありません。神谷代表も参政党の国会議員も個人的な特定の誰かを批判したり攻撃したりするようなことも街頭演説でも動画配信でもSNSでも一切ありません。政策で議論し政策を批判することは批判しているのです。政策ごとに他党と共闘していくもほんとに難しくこのままでは戸籍制度を破壊したい選択的夫婦別姓が成立してしまうという怖ろしい予感しかありません。