たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

明日への希望‐『レ・ミゼラブル』

2013年05月26日 22時31分42秒 | ミュージカル・舞台・映画


帝国劇場前の写真です。携帯で撮ったのでちょっときれてしまいました。


新演出の『レ・ミゼラブル』(2013年4月~7月、帝国劇場で上演中)の昼公演を観てきました。オリジナル版よりも、よりストーリィ展開がわかりやすく、人間くさく、熱く、完成度の高い舞台でした。役者さんたち一人一人が自分の役を愛していることが伝わってくる舞台でした。何役もこなすアンサンブルの皆さんもそれぞれに役を演じきっておられ層の厚さを感じました。


ジャン・バルジャン   吉原光夫
 ジャベール       川口竜也
 エポニーヌ       昆夏美
 ファンティーヌ     里アンナ
 コゼット        若井久美子
 マリウス        田村良太
 テナルディエ      萬谷法英
 マダム・ティナルディエ 浦嶋りんこ
 アンジョルラス     上原理生
 ガブローシュ      加藤清史郎


ラストシーンでバルジャン、ファンテーヌ、エポニーヌ、アンジョルラス・・・彼らの思いはマリウスとコゼットに受け継がれていき、明日への希望となっていきます。天に召された人々の歌う「民衆の歌」が、優しい光と共に二人を包みこむ美しいエピローグでした。


「どんな時にも希望がある」、妹とのお別れの後、藁にもすがる思いでお会いし、救ってくださったカウンセラーの方と今も時々お話させていただいています。「たとえ死にたいという話であっても希望がどこかにある。希望がなければ人の話を聴くことはできない」、そんなお話をうかがったことがあります。


『レ・ミゼラブル』のこと、カウンセラーの方との出会い・・・またあらためて書ければと思います。

ぼちぼちと書いていこうと思います。

2013年05月19日 14時49分24秒 | 日記
一歳下の妹との突然のお別れからもうすぐ20年になろうとしています。3年前の猛暑の後の9月には高齢の父と、昨年の2月には母と突然のお別れとなりました。母は亡くなるまでの25年間統合失調症でした。長い間葛藤の日々を重ね続けてきましたが、色々なことを深く感じる人生となったことに今は深く感謝しています。妹と母が教えてくれたことを少しずつ綴っていきたいと思います。よろしければおつきあいください。


『赤毛のアン』が大好きで、舞台となっているプリンスエドワード島を3回訪れました。

プリンスエドワード島の春は6月、グリーンゲイブルズからお化けの森を通り抜けて、モンゴメリさんが『赤毛のアン』を書いた家の跡へ向かう小路の前にはこんな風景が広がっていました。