たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

お疲れ様のビール・・・

2016年06月30日 20時57分16秒 | 日記
 珍しく缶ビールを片手に食事して少しほろ酔い気分。がんばった自分にお疲れ様のささやかな一杯。どっと疲れが出ていますが、こんなに疲れていても今日は木曜日。あと一日あります。疲れすぎの逆ハイテンション状態です。本当なら今日で契約終了だったんですよね。明日からも続いていくのがいいのかどうかよくわからないですが、とりあえず続いていきます。季節の変わり目、じめじめしていて暑くなったり寒くなったり安定しない陽気のせいでしょうか。ストレスをため込んだ、むずかしい方がたくさんいらしてものすごく疲れた一日でした。当たり日だったようです。わたしたちストレスのはけ口なんでしょうかね。もうカンベンしてほしい。空気がピリピリ&どんより。あー、疲れた。そういう中にいるだけで疲れました。喉が痛いのでせき込むと洟が一緒に出てしまったりするし・・・。

『エリザベート』から訪問してくださった方にはすみません。わたしの今年の初日は明後日です。昨日のカーテンコールの動画をみると、ルキーニ役のソンハさん。かなりの面白キャラ、花ちゃんとの絶妙なトークの間はかなり期待できそうです。三回ともソンハさんルキーニ。山崎さんルキーニは残念ながらチケットとれませんでした。明日から七月。わたしの中でエリザベート月間。涼風さんゾフィーも期待できそうです。明後日を楽しみにしつつ、あと一日ぞい!明日は暑くなりそうな予報。無事に乗り切れますように!!

水曜日、雨の夜・・・

2016年06月29日 21時06分02秒 | 日記
 梅雨寒ですが晴れたら一気に気温があがって蒸し暑くなるんでしょうね。ぞっとします。この夏を乗り切れるような気が全くしないので、一気に秋へと流れていってほしいです。ほとんどずっと話し続けなければならないつらい一日でした。何十回も同じこと話さなければならないし、時には大きな声を出さなければならないので毎日毎日つらいです。お値段高めですがゆずはちみつのお湯割りを飲むようになったらいくらか喉が楽になってきたような気がします。それでも今喉が痛くって仕方ないです。声を出すのつらいし話すのが面倒くさいし疲れてしまっているので簡単に買い物を済ませると全く寄り道することなく帰ってきます。この狭い部屋にこもるのはそれなりに閉塞感ありますがわたしにとって唯一の居場所。ひとりぼっちなんだなあと思います。みんな一人だよね。みんな一人で生まれて、一人で旅立っていく。最後はひとり。みんな孤独。

『エリザベート』初日のカーテンコールの動画やツィッターをみていると現実を忘れて別の世界へと。なんだか自分の今の現実がうそのように思えてきますが現実なんですね。希望が見えないことに出会いすぎてしまい、希望が見えることに出会いたいのに出会うことができずにどうしていいのかわからなくて困っちゃっています。あと一日だあって思いたいですが、残念ながらまだあと二日もあります。長っ! お昼を食べる場所を開拓しようと初めてのお店に入ってみましたが、昔ながらの地元の人が入る喫茶店でした。オフィス街のランチタイムのカフェと違うので注文してから食事が出てくるまでの時間がかかってしまいました。いつ出てくるのだろう、ちゃんと時間に間に合うように戻れるだろうかと気をもみながら過ごしました。まだ時間かかりますか?と催促するしかなかったので、パスタをいただいて最後に紅茶を飲んでもゆっくりと休めた気が全くしませんでした。歯を磨いておトイレに入ってペットボトルに冷水器から水を補充してとやることがたくさんあるのであわただしいです。オフィス街のように店がないし、会社の時みたいに自分の段取りで数分遅れてお昼に出たからその分遅れて戻ってくればいいや、おトイレは戻ってきたらいけばいいや、っていうわけにはいかなのできついです。今あったかいココアを飲んでいるのがようやく少しゆっくりの時間。でも12時には布団に入らなければならないのでそんなにゆっくりはできません。あと二日。長くてつらい二日。バッテリーもちません。あと二日で帝国劇場が待っているのを心の支えになんとか生き延びるしかない二日間です。今日もグチ日記になりました。読んでくださった方、ありがとうございました。

雨の火曜日・・・

2016年06月28日 20時56分42秒 | 日記
 この疲れはいったいなんだろあうっていうぐらいに毎日毎日疲れます。安い時給のために心身共にこんなにエネルギー削がれてしまうなんてよくない環境、よくない業務内容。倒れる人がでないのが不思議なぐらいです。なんのために働いているのでしょうね。今朝はアラームをセットしている5時55分より少し前に目がさめてしまいました。一昨日よりは長く眠ることができました。夜更かしはもうできません。話し続けなければならないの辛くって辛くってバッテリーもちません。もう少し合間合間にゆっくりトイレに行ったり水分補給できたりする短い休憩時間があるべきでしょう。いつ外から怒られるかわからない緊張感が続いているうえに、責任者にピリピリされ、傷つくようなことを平気で言われるのですからものすごく疲れてしまいます。職員同士もわたしの視界に入っていないところで色々とあるようだし・・・。わたしは職務に関係ないところではできるだけ近づかないようにしていますが、それもまたなんて言われているのやら。どんだけ納得できない怒られ方をしてもこの業務についているかぎり責任者の指示に従わざるを得ないし、そんなことにこだわってピリピリするぐらいなら別にやらなくても困らないんだからやめればいいのに、って思うことありますがこだわりたいのだから仕方ありません。全部わたしたちが従わざるを得ないとわかっていて言っているわけで、組織の中にいる以上弱い立場の者は上の立場の者に従わざるを得えない、わたしは弱い立場。昨夜つぶやきのように書かずにいられませんでしたが、安心していられる場所がどこにもなく、ひとりぼっちなんだなあと思います。人はみんな一人でこの世に生まれて、旅立つときもこの身ひとつ。

『エリザベート』。帝劇で開幕しました。孤独の海を漂うように生きた一人の女性の物語。ネタバレを読んでしまいましたが、土曜日の観劇日には全部わすれてからっぽになっているといいなと思います。花ちゃんの体調がよくないのでは、と心配する声が・・・。夏から秋にかけての全国ツアーを無事乗り切れるようにと祈ります。わたし自身ははこの夏を無事に乗り切ることができると全く思えません。花ちゃんががんばっていると思えばわたしもがんばれるのか・・・。ともあれ土曜日の観劇予定を心の糧に明日も過ごしたいと思います。九州地方に大雨が続いているみたいなので心配です。博多座の『エリザベート』は土日もチケットがあるそうな。行きたいけど遠いなあ、とつぶやきでした。オシマイ!

つぶやき

2016年06月27日 21時44分00秒 | 日記
 弱い立場の人間はどこまでいっても弱いままで這い上がることの許さないようになっているのが今の日本社会です。わたし実家に帰れば弟から言葉の暴力、職場では上の立場の人間から言葉の暴力。安心できる居場所がありません。家賃と荷物背負ってこれかっらどうしましょうかね・・・。

つらい一週間の始まり・・・

2016年06月27日 20時39分22秒 | 日記
 グチばっかり書いていると誰も読んでくれなくなっちゃかな、って思いながらどうにも書かないではいられず今日もグチになります。昨夜は12時を少し回った頃には就寝。少しのワインが緊張をほぐしてくれているはずですが、遅れるといやな怒られ方をするっていう緊張感のせいかまた早く目がさめてしまいました。携帯をみると5時25分。早っ! もう少しうつらうつらとしていたいのにもう緊張感の方が勝ってしまって眠ることができません。仕方なく起きて朝から風呂掃除などしてしまいました。最寄駅からの電車の時間はやっぱりぎりぎりの冷や汗もの。こうして体に無理をさせて一生懸命に出勤しているのに、朝から責任者の女性につっかかるような言い方をされ続けたいやな一日となりました。自分も疲れてイライラしているんでしょうね。だからといって自分より弱い立場で何も言えないとわかっている者をストレスのはけ口にするのは、極端にいえばパ○ハラではありませんか。まあそこまで言うつもりはありませんが、一生懸命にやっている人の神経をわざわざ逆なでするような言い方しかできないなんてかわいそうと言えばかわいそうな方です。この人を知っている人ならどっから声出しているんだっていうキイキイ声で朝からなんとも嫌な言い方で細かいことを一日中言われ続けたらそりゃあいやでしょ、大変ね、っていうの理解してもらえます。今の業務への応募をすすめてくれて、この人を知っているっていう人が言ってくれた、「この人の言葉に一喜一憂するの勿体ない。負けないでほしい。祈っているから」という電話の言葉を思い出します。笑って受け流すのはむずかしい。気にしないようにするのもむずかしい。忙しい時間帯にそんなにピリピリとわたしたちを焦らせるようにしなくても回るんだからやめてほしいです。すっごい空気がピリピリとなるし、ワサワサしてそれだけでものすごく疲れます。「臨機応変にやってください」とかって、もうやっています、毎日そういう姿勢でやっているつもりなので今さらそんなこと言われたくありません、って言いたくなっちゃいます。人の粗を見つけてはなんか言わないと気が済まない性分なんでしょうね。指示の出し方も、突然言われても、っということが多くて、振り回される方はたまったものではありません。当人は人を振り回しているという自覚はないのでなおさら大変。こういう方大きな職場ならどこにも一人ぐらいはいるでしょ、っていう感じで、人の上に立ってはいけません。自分で全部やればいいんです。

 詳細を書くことはできないので、なにを言っているのかわからないですね。こうして書くことで今夜少しでも穏やかな気持ちで眠ることができればいいなと思います。明日は台風がやってくるのでしょうか。電車は動くのか。帰りはどうなるのか。行きたくありませんね。『エリザベート』初日。駅の巨大広告は他のものにかわっていたので開幕前の一週間限定だったみたいです。写メしておいてよかった。わたしの初日は今週の土曜日。二週間ぶりの連休。さらに深化していくであろう舞台を楽しみに、今週を生き抜くことができればいいなと思います。

 グチばっかりでもつらいのでエリザ仕様になった帝国劇場の写真を載せますね。東宝の公式ツィッターよりお借りしました。去年の写真を整理しきれないまま一年が過ぎました。

「いやよ逃げないわ。
 あきらめるにはまだ早い、生きてさえいれば自由になれる♪」

 シシィの歌声がよみがえってきます。


疲れが抜けないまま・・・

2016年06月26日 22時05分33秒 | 日記
 昨夜は『アンの青春』のDVD後半を駆け足で再生。今日は洗濯したり、水回りの汚れが気になって掃除をし始めるとあっという間に時間が過ぎてしまったり、すごく疲れているのを感じます。雨が上がるとものすごく暑いし、蒸します。昨日もお昼に入ったお店で、きんきんに冷えた水ではなく常温の水を出してもらうとまずは小さいグラスに一杯、一気に飲み干しました。結局お水を三杯、プラス紅茶を一時間足らずの間に飲んだことになります。それぐらい午前中だけで喉が渇いています。それだけ飲むと一時間もたたないうちにおトイレに行きたくなりますが、タイミングによっては行くのが難しかっり行けるにしても気をつかってしまったり、ほんとに体も心も休むことができない環境です。これで明日から五日間連続勤務、ってぞっとします。毎日毎日ものすごく疲れるので、一日一日でしかシフト表みません。こんな状況で酷暑になりそうなこの夏を乗り切ることができるように思えません。かといってほかに自分にごはんを食べさせながら安心して働ける場所があるでなし、家賃を払っていかなければならないというプレッシャーも半端ではないし、家には帰れそうにないし、結局わたしは背負っているものと仕事につぶされていくばかりなのでしょうか。日本株式会社に希望が見いだせないまま、これからどこでどうやって生きていけばいいのかわからないまま、毎日が過ぎていきます。赤ちゃんをみるたびに、日本株式会社はこの子達、さらにはこの子達の子供にすごい負の遺産を背負わせていくことになるんだと思うと涙が出そうになります。日本の立法に全く希望をもてないし、今の職務で垣間見えてくる日本の現実を考えるとこんなことをしていてはさらに大変になっていくだろうなという心配ばかりです。連休でもう少しゆっくりしたいと思いながら大切な日曜は終わっていきます。辛い一週間の始まり。明日も蒸し暑くなりそうです。おやすみなさい。

第二章_日本的経営と近代家族_⑤家族賃金と日本型福祉社会

2016年06月26日 15時18分57秒 | 卒業論文
 第一章のパートタイムジョブで詳しく見たように、「専業主婦」をパート労働に縛りつけているのが、日本独特の世帯中心の賃金体系と、これに基づいた社会制度である。日本の諸制度は「働き手は男一人でその男性の所得が上がる」という前提の上にできあがっている。その顕著なのが、「103万円の壁」である。女性が「専業主婦」でいると家族や自分が得とするという考え方に基づいてつくられているのが現在の日本の税体系である。同時にこの税体系は結婚しても働き続ける女性に対して制裁的な税体系だといえる。女性が雇用労働者の4割を占めるという現実とこの税体系は合わなくなってきている。こうした制度と現実とのギャップ・歪みが今一気に噴き出しているのである。

 現在の日本の税体系の基礎にあるのは、家族単位発想である。男性の賃金の右上がりの年功カーブの背景には、社会保障や教育制度や住宅制度が社会的に保障されていないからこそ、企業が支払う賃金によってその分を個人的にまかなうという「社会全体の家族単位的調整」がある。企業は、家族扶養分を含めた労働力価値を規定してきた。家族を単位とした生活給の発想で、企業は男性個人ではなく、家族ぐるみで雇っているのであり、男性には家事・育児・介護の全般を無料で引き受けてくれる妻がいるから先に見たような会社人間になることができる。逆に言うと、男性は家族を経済的に養うという責任を持つので、首を切られないように24時間フルに会社人間にならざるを得ないのである。

 企業は、「家族賃金」「扶養手当」として妻子を養う家族文まで払っているので、男性正社員には心おきなく会社に忠誠を尽くし残業をしてもらわなければならない。日本では、労働者を二人確保するより、一人の労働者に残業してもらった方が安上がりなので、男性には長時間労働をさせる。企業は、男性が長時間働けるような、「妻を含む家族」を抱えた“夫=世帯主”を雇うがゆえに、家族賃金を支払っているのである。逆に言えば、男性には「妻という召使を必ずもて」という強制がかかっているのであり、1)  専業主婦の妻には配偶者手当のような「内助の功」の評価がある。男女共に、「個」としての主体性を認めてはいないのである。


 育児・介護休業法が、女性だけでなく男性にも適用される法律として、1991年に制定された。その後3度の改正を経て、2002年4月1日から、改正育児・介護休業法が施行されている。しかし、現実には育児休業だけみても、男性の取得者は0.6%であり、女性の約60%と比べたら微々たるものである。「男性が育児に参加することがそれほど具体的なイメージをもって語られてはいない」というのが、筆者の知人で育児休業を取得した男性の実感として語ったところである。


 家族単位発想に基づく「日本型福祉社会」の構想をここで紹介したい。1979年、自民党政府は、「家庭基盤充実政策」と「保育基本法」の二つを相次いで発表した。ふたつに共通しているのは、家庭役割の強化と家族の自助努力の強調であった。低経済成長期の当時、これらの政策はしのび寄る高齢化社会の到来に備えて、社会福祉費の削減と国民の自助努力を求めたのであった。「家庭基盤充実政策」では、3世代同居により老人の介護と子供の教育を家庭の主婦役割として期待し、「保育基本法」では「経済的に困らないのに、幼児をおいて働くのは甘えである」として母親の労働権は否定されている。藤枝治枝が自由民主党広報委員出版局編『日本型福祉社会』から紹介しているところによれば、これらの構想の基底にある「日本型福祉社会」とは、個人主義を基盤とした「西欧型福祉」への追従を断ち切った新たな福祉コースとして、できるだけ多くを政府よりは民間(個人・家庭・企業)の手に委ねることを目指している。

 ここで期待される企業の役割は、定年を大幅に延長し、終身雇用を維持していくことで、高齢化社会問題の70%は解決すると主張している。ここにいう高度福祉社会では、先ず安定した家庭と企業を前提とし、これを補充するシルバー産業があり、最後に国家が提供する社会保障が登場することになる。「日本型福祉社会」の目指すところは、どこまでも、日本型企業社会の枠組みのなかで、企業の利潤追求を支援し、シルバー産業の繁栄に支えられた社会であり、国民は自立した個人としてではなく、それぞれの家庭や企業に依存して、生活保障せざるを得ない構想になっている。特に家庭においては、専業主婦の無償労働を期待している。 2)

 
 男性が、妻子を養うために会社に帰属し「会社人間」となって働き続けることを期待されていたのに対し、女性は、一生男性に養われることを前提に「自立」を求められてはいなかった。戦後、民主国家のあらゆる制度が世帯主を核とした家族単位で組み立てられたので、女性が個人の労働者として労働市場に登場することを日本型企業社会は当初から期待していなかったのである。労働市場における賃金格差は第一章においてみたとおりであり、結婚して専業主婦となった後は、家庭において管理社会の中で疲れ果てて帰ってくる男性に憩いをサービスし、その労働力を再生産する。しかも、本来なら政府が負担しなければならない老人介護も引き受けなければならない。女性は持てる能力を社会ではなく、家庭のなかで発揮するよう期待されて3) きたのである。女性の労働権を全く無視したこのような役割期待は、すでに国際的な男女共同社会の進行に逆行するものであった。


 ここで、間違ってならないのは、「女性は男性より体力や能力がないから、就職が少なかったり総合職として男性並みに働けない」ということではないということだ。事実は、結婚制度が性別役割分業を前提に夫婦を単位視しており、それを基礎に年功制があるため、女性が差別されるということである。繰り返しになるが、男性が「男性並みに働ける」のは、妻に家事育児をまかせっきりにしているからである。男性の「体力・能力とは、生物学的なものではなく、社会構造物なのである。女性を男性とセットで考えてきたので、企業にとって女性の賃金が低いことは問題ではなかった。自分の企業の男性社員が妻に何もかもしてもらうという捉え方の裏側として、女性は家族の世話をするので働けない、女性を差別してもいいと企業はみてきたのである。4) 「生活態度としての能力」を発揮できない女性が、それなりに企業に許容され、日本的経営にも不可欠の構成要素として位置付けられてきたのは、具体的には縁辺労働者としてのパート労働者と、家庭において無償労働を担う存在としてである。次に、家族単位発想の基本となる近代家族と男女の経済関係で成り立つ結婚制度について概観してみたい。


引用文献

1) 伊田広行『21世紀労働論』54-55頁、青木書店、1998年。

2) 藤井治枝『日本型企業社会と女性労働』190-192頁、ミネルヴァ書房、1995年。

3) 松永真理『なぜ仕事するの?』87頁、角川文庫、2001年。

4) 伊田、前掲書、58-59頁。

*********************

 この卒論を書いたのは10年余り前。労働紛争を経験することとなった現在(いま)、参考文献を読み返していると違う発見があります。かつては目に留まらなかったところが目に留まります。熊沢誠著『女性労働と企業社会』に紹介されている五つのライフヒストリーを読み返すと、「あるOLの退職」だけが目に留まり共感していましたが、「性差別の大企業に抗して」も内容を理解することができ、また共感しました。そこに紹介されている住友化学の性差別を告発する裁判の原告となった女性の物語は、別途書けるといいなと思います。

 住友化学裁判陳述書2000、というキーワードで検索をかけるとこんなサイトに出会いました。

http://wwn-net.org/wp-content/themes/WWN/pdf/kagaku.pdf#search=%27%E4%BD%8F%E5%8F%8B%E5%8C%96%E5%AD%A6%E8%A3%81%E5%88%A4%27

http://blog.livedoor.jp/letchma11/archives/52049592.html

『1789バスティーユの恋人たち』。ソニンさん演じるソレーヌが女性アンサンブルを率いてパン屋を襲撃する前に歌う場面。権力に目がくらむ愚かな男たちに対して女たちは社会を変えることができる力をもつ、といった内容でした。リアルに共感しました。

長い一週間が終わりました

2016年06月25日 20時56分53秒 | 日記
 今日は土曜日なんですね。6時10分に起きて出勤したので長い一日でした。長い一週間が終わりました。明日一日だけの休みでまた長い一週間が始まります。お昼を食べる行くお店もほんとになくって困ってしまいます。都心の真ん中のような逃げ場がない。最近行くようになったお店は責任者もよく利用しているみたいで今日は店内に入ったら鉢合わせしてしまいました。もちろん同席したりなんかしませんが、アルバイトの女の子と一緒で話している声が聞こえてきてしまって昼休みさえも休んだ気がしません。土曜日は平日お勤めで来ることのできない世代の方が多いので、大きな声を張り上げる必要がないし、説明がトントンと進んでいくだけ助かります。

 外は風がごうごうと唸っていて落ち着きません。これからもし台風などの自然災害によって電車が動かなくても出勤しなさいとなった時、近くに知っている人が誰もいない、車で送ってとか頼める人のいない自分はどうすればいいのだろうかとかふと考えます。3.11の時の恐怖と不安と心細さが今もよみがえってきます。帰ってくれば一人ぼっちの狭い部屋。誰とも話すことなくひきこもるのは決して健康的とは思えませんが、唯一、自分の大切なものがたくさんある居場所だし疲れてしまっているので真っすぐ帰ってくるよりほかありません。明日は大切な日曜日。少しは休日らしいことできるといいです。グチ日記への訪問、ありがとうございました。オシマイ!

休んだ気がしなくって・・・

2016年06月24日 20時55分14秒 | 日記
 グチ日記への訪問、ありがとうございます。昨日は雨が上がった午後、急に暑くなりましたね。突然寒かったり暑かったり、季節の変わり目の安定しないお天気は心身共に落ち着かないです。夕方になってどうにかこうにかかかりつけ医へ行って、今の、十分にお休みできないつらい状況を話しているうちに涙が出てきてしまいました。いつもはきつい看護師さんが、「よくがんばってきたじゃない、なんとかなるよ」って言ってくれて、ここまで這い上がってきた自分をほめてあげたいなと思いました。「接客業はみんなそうよ、大変よ」って。接客業とは書いてなくって、事務作業の募集だったような気がしますが・・・。

 昨夜も12時ぐらいに就寝したのに、明け方まだ薄暗いうちに目がさめてしまいしばらくまた寝つけませんでした。頭の中がちゃんとお休みできていなくって、ものすごく眠いのに「遅刻すると怒られるー、電車に間に合うかしら」って緊張しているんです。一度も遅刻していないのに、契約開始時間に間に合うように出勤し続けてきているのに、なんというか責任者との間が悪くって二週間ぐらい前に朝からものすごく怒られたことがトラウマになってしまったみたいです。就労し始めた最初の頃は、始業時間より前には打ち合わせを始めていて、それに間に合わないとすごく怒られて5分前を強要するようなことを言われて、そんなの契約ベースでやっているんだからおかしなことなのに、応じる義務はないはずなのに実際には応じないわけにはいかないような状況をつくられてしまっています。べつにぎりぎりの駆け込みがいいとは思っていないですが準備も業務のうちなのだと考えればね、おかしなことだと思いますがどんなんでしょうか。常識的な範囲で、って何分が常識的な範囲なのか・・・。朝の数分の違いは大きいです。あんまりいい仕事じゃないし、いい環境じゃない。他の人たちも、毎日毎日すごく疲れると言っています。みんな今までの経験から、自分が休むと人に迷惑がかかるっていうのがあるし、時給制なのでがんばっていますが、かなり無理がかかっていると思います。そのことに気づいてほしいです。わたしも含めて体をこわしてしまう人が出なければいいけれど、と心配です。明日はまた朝から夕方まで出勤して日曜だけの休みで来週はまた5日間フル勤務。ぞっとします。

 ツィッターなどをのぞいていると、帝国劇場はすっかりエリザベート仕様になったようです。某駅で、全日程満員御礼の巨大広告を見つけました。写メしたのでいずれまた載せたいと思います。こういう心のエネルギーチャージの方法をもっているだけまだいいか。それにしてもお昼の休憩以外は大きな声出し続けたり、立ち時間が長かったり、気力だけではバッテリー持ちません。こんなんだったら前職の方がマシだったのかしら、とかふと思ってしまったり、戻ることも挨拶できていない人たちと再び会うこともありませんけどね。10年以上がんばり続けた幕切れとしてはさみしすぎます。クソ会社でも一生懸命に働いた会社です。過ぎた時間はもう戻りません。これからどこでどう生きていけばいいのかわからないまま明日もつらい一日が待っています。蒸し暑くなりそうですね。オシマイ!

雨の朝・・・

2016年06月23日 10時22分38秒 | 日記
 10時を過ぎましたがまだうだうだしています。昨夜は12時過ぎには就寝したのに起き上がることができませんでした。毎日毎日緊張し続けていて休まらないし、肉体的にもきついせいか疲労がたまっているのを実感。季節の変わり目もあって体がだるいです。時給1,080円でこんなにきついのでは一年未満とはいえ、人生の収支としてあいません。モチベーションもあがりません。生活があるし、また社会から孤立する孤独が日々が訪れるのかと思うとそれもまた苦しいし有給休暇を消化しないのも悔しいので、六か月経過するまではなんとか頑張ろうとしています。8月7日で六か月経過。長いなあ・・・。来月の『エリザベート』観劇。二回目がい平日夜18時30分から。翌日かなりきついですが休めません。翌週に一日有給つかって休んじゃおうかな。一度も遅刻はしていないのに間が悪くって怒られたりとかしんどい。まるっきりわたしを評価していないわけでもないみたいですけどね・・・。今日はもう考えるのやめましょう。

 4年ぐらいがんばってくれたスキャナーがわたしとおんなじでついにこわれちゃったみたいです。そんなに高くないので同じものをまた購入しようと思います。断捨離の必須アイテム。


******************************

チーム 古川雄大【歌詞bot】 ‏@teamfurukawa · 6月19日

止まった感情解き放って 荷物は明日へと投げてさ
見え透いた嘘付いて 忘れる事だって必要でしょ
ほら今日は大切な日曜 Let’s stand up ! Sunday... Sha la la la

【 SUNDAY / 古川雄大 】作詞・作曲:古川雄大