たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

自分自身がどうにもならない

2018年07月31日 19時40分32秒 | 日記
 空を見上げれば入道雲がもくもく、夏真っ盛りといえば真っ盛りな7月の終わり。昨夜もほろ酔いから5時間余りの睡眠。隣も向かいも生活の音丸わかりの部屋で緊張しているのでなんかないと眠れません。それで昨夜はほろ酔いから、坂にすっかりやられている足腰痛いまま起きるのがつらい朝でした。昨日ほどではなかったですがなかなか起き上がれませんでした。それでも夜中に落ち着かないので早く休むとかできないんですよね。とにかくドスンドスン、ドタバタと響いてくるし、以前ほどではないものの、時折響き渡るオッサンのごへぇーみたいな喉を鳴らす音。部屋だめですね、ほんとにだめ。ちっそくしそうになりながら眠る毎日からの朝、今日もしゃくねつじごくでした。そんな中を午後は会議のために病院へ出向きました。わたしなんか経験値もなんにもないから、行ってもほとんどなんの役にも立たないんですけどね、こんな重篤なことに対してなんにもできないんですけどね、あと3カ月と一週間ほどで終わりなんですけどね、一応担当者だから参加しました。普通に生活していたら遭遇することはないであろうことの連続で頭がついていかないし、専門的なことなんかほとんどなんにもわからないのでほんと役に立たないんですけどね、参加しました。直帰でいつもより早めに向えた一日の終わり。夏至を境に陽が少しずつ短くなってきてはいるものの7時を過ぎてもまだ明るいので部屋には帰られずです。こんなことしている自分ほんとにダメ。一年10カ月の失業期間と、昨年2回の失業期間があったのはいたいです。こんなに苦労しているのにこんなに安い給料で残業代一円もつかないのにこんなことしていてはダメ。結局生活を立て直すことができていません。安定的に生活を立て直せる目途なんか全くありません。もう二度とプリンス・エドワード島に行くことはできないかな。稼ぎがあったから三回も行けたんですよね。この世にいる間に訪れたいトスカーナもフェルメールの原画に会う旅もかなわないかな。それだけの稼ぎはもう戻ってこないよね。そう考えるとなんだかひどくさみしいです。ひどくむなしいです。自分の状況を全くわかっていない奴らのために、肝心の本人はわかっていないから少しも心配していないのに、そんな奴らのために心配して四苦八苦している自分がむなしくてたまりません。あっちでこっちで次々と花火が打ちあがるのに振り回されるばかりで肝心の事務作業にたどりつくことができないまま終わっていく一日。なんでもかんでも結局ブーメランが戻ってくるので、他の関係者が仕掛けたことでも結局最後戻ってきてどんどんどんどん電話がかかってくる恐怖。対応に追われて自分いったい何をやっているのかわかんなくって、毎夕むなしさに涙がにじむこの頃です。足が痛くってたまらないのに、本当に治療が必要な人が通院できる時間にはリハビリテーションやっていないという矛盾。日中時間があってさほど治療が必要ない高齢者ばっかりが通院しているんですよね。こんな必要としているわたしが通院できる時間はクローズ。こんなに足腰いたくってしゃくねつじごくの中を明日もまた午前中訪問。最高気温36度の予報を知らずに約束してしまいました。できるだけ坂のアスファルトを歩かないようにしますがそれでもつらいです。しかも話すことにウソが多いというメンタル。こんな暑い時に疲れてしまいます。明日はまだ水曜日、長い一週間です。わたしこれからどこでどうやって生きていけばいいんでしょうね、どうやったら生活を立て直すことができるんでしょうね。ばかなだい会社と気がついたら闘いになっていたリスクは大きすぎます。弁護士も連合もそこまでだれも責任もってくれんもんね。そういうのがあるのいいのかわかりません。支援の手がいっぱいあるのが本当にいいのかもわかりません。つまらないグチはこれぐらいにして、そろそろちっそくしそうな部屋に帰ります。帰って昨日つくった野菜スープをいただきます。せめて電子レンジの音と匂いがもれてほしくない。丸わかりなんですよね、向かい側に。隣にもわかっているのかな。いやだ、あーいやだ。

 今夜も無事に眠れるといいです。明日もなんとか無事に出勤できるといいです。どうでしょうか、一日一日わかりません。部屋も仕事もちっそくしそうな日々は続いて行きます。

 平日は今日も長々とグチ日記、失礼しました。

むなしい一週間のはじまり

2018年07月30日 22時00分38秒 | 日記
 まだ月曜日の朝、携帯アラームで起きることができませんでした。6時20分にセットしているのですがようやく目がさめたのは6時50分。不思議なことにいつもと同じ電車に間に合いました。ほんとに不思議です。焦りました。昨夜はほろ酔いとワインで1時前に就寝。すぐに寝つくことができたもののお手洗いで目がさめたあとは、訪問いかねば、あれとこれをやらねばと頭の中をよぎってしまいしばらく寝つくことができませんでした。それまで数時間熟睡したのだからもうよかったのにすごく疲れていたみたいでいつしかまた寝入ってしまい、寝過ごしそうになったのでした。足がね、足が痛いの。休日はちっそくしそうな部屋にずっといるとおおかしくなってしまいそうだから外でブログ書きたいし、本だって少し読みたいから平日よりもさらに重い荷物を持って歩いているので、訪問のためにすっごい坂でやられている足腰にさらに疲労がきてしまいます。それでもやめられない自分がいけないのですが、しゃくねつの中を午前中訪問に行ったら11時過ぎだというのにメンタルたちは寝ていたみたいで結局実績をあげることはできませんでした。電話かけても出なかったりどうしようもないのが多すぎます。すっごい陽射しから逃げるべくお昼過ぎに戻ってくると、これまたどうしようもこうしようもないことが次から次へとふってきました。なんだかとりつかれています。一人や二人ではなく何人もから少しずつの時差で同時にやってきます。ほんとにどうしようもないの。自分のこことなんだから自分がやらなければならないと認識できない奴ら。関係者の誰がやることでもない、誰の仕事でもない。自己責任なんだからほうっておけばいいはず・・・なのですが当人たちは自分のことだと思っていないので当人たちとまともなやりとりができない最後通告をだす関係先は結局こちらにふってきます。ブーメランは戻ってきてしまうのです。だから、当人に代わってやればやるだけ当人たちは人がやってくれて当然になっていくとわかっていても誰かかがやらざるを得ません。むなしさと悔しさをこらえてわたしともう一人の関係者とで分かち合いながらやることになりました。わたしも同行しますと言わざるを得ませんでした。こんなことばっかり。関係者で投げ合いになりがちなことの連続。その中でも最終的にブーメランが戻ってくることの多いところにいるのでやらざるを得ません。すっごい悔しさとむなしさをこらえながらやらざるを得ません。あっちもこっちもどうしようもこうしようもない奴ら。一人や二人ではなく数人から少しずつの時差で同時にあれやこれやのどうしようもこうしようもないことが次々とふってきて、気がついたら結局自分はなにをやっていたのかさっぱりわからないむさしさのなかで涙でそうになりながら記録を書きます。どうしようもこうしようもない奴らの記録はどんどんどんどん増えていくばかり。どんどんどんどんどうしようもこうしようもないことが増えていくの。ほんとにどうしようもないの。わたし別にいい人でもなんでもないので、こんな安い給料でこんなんあほらしくってやってられないって思ってしまいます。ブーメランが戻ってくる数カ月先にはいないし、来年の話をしている職員同士の会話には関係のない部外者。結局居場所じゃないんだなあって思います。アルバイトという雇用形態で担える範疇をとっくに超えています。心身をそがれながら一生懸命やってそれでなんになるんでしょうね。訪問に行ったらできるだけ坂をあるかないようにと考えるになりましがらなんせ坂がすごいので全く避けることはできません。長い坂を下ったのが足にきていてつりそうです。痛くってたまりません。でも日没前にちっそくしそうな部屋に帰ってきたくなくってウロウロとさまよってしまったのでなおさらふくらはぎが痛いです。隣のチャラ坊も引きこもりのオッサンもやたらと部屋にいるみたいだし、何十年も前に購入して住んでいるおばあちゃんたちからは、賃貸の人?って噂されているみたいだし、苦労して家賃払って借りているだけだから管理組合のしがらみなんか関係ないですよって感じなんですけど、ほんとにあっちもこっちもかんべんしてくれよー!って叫びだしたい気持ちのまだ月曜日。契約終了までたどり着いたらその先どうすればいいのか全くわからないまま明日の午後は病院で会議。責任者と一緒ですがこれまた自分のこれまでの経験値では全く想像の及ばないことばかりなのですごく疲れます。自分いったい何をやっているのかさっぱりわからないまま毎日は終わっていきます。肝心の事務作業をやるところまでたどり着きません。どうしようもこうしようもないことが次々とふってくるのでたどり着きません。疲れますがまだ月曜日。明日はまだ火曜日。今夜も無事に眠れますように、明日も無事に出勤できますように。


 何度もネットがつながらなくなりながら月曜日から長々とグチ日記、失礼しました。

花組『ポーの一族』_美の宝石箱(6)

2018年07月29日 19時49分59秒 | 宝塚
『ポーの一族』の好きなシーンを「ル・サンク」から引用。舞台写真は宝塚ジャーナルからお借りしています。

第11場 アラン・トワイライトの家

エドガー「メリーベルはもういないよ」

アラン「メリーベルはどこ?」

エドガー「知ってる? 君は人が生まれる前にどこから来るのか?」

アラン「知らない」

エドガー「僕も知らない。だからメリーベルがどこへ行ったか分からない」

アラン「エドガー・・・」

エドガー「僕は行くけど」

アラン「どこへ?」

エドガー「遠くへ。時空を超えて。君はどうする? 来るかい?」

エドガー「おいでよ」

アラン「君たちの仲間になるの?」

エドガー「ああ。ポーの一族に加わるんだ。君もおいでよ。一人では寂し過ぎる」


第12場 時を超えて

エドガー
「僕らは旅する 時を超えて
 永遠に
 通り過ぎる 時と時の間に
 囁き 笑い
 眼差しを送り交わし
 夢を織る人々の間を
 走り走り
 この時の果てに何かあるのなら」


 メリーベルをバンパネラだと知らずに愛してしまい、正体を見破ったクリフォードに撃たれてメリーベルが消滅したあと、叔父を階段から突き落として死なせてしまったと思い込み絶望したアラン(柚香光さん)の前にエドガー(明日海りおさん)が現れた場面。エドガーと最初に会ったときにはエドガーに対してもオラオラだった孤独な少年アランがいつしかエドガーに心に開いていき、ポーの一族に加わることを決意する流れが、明日海さんと柚香さんがそれぞれ演じているというよりもキャラクターそのまんまを生きているようにしかみえてなくて素敵でした。



エドガーとアランがゴンドラに乗って時空を超えていく場面。『ル・サンク』の表紙にもなりました。
ゴンドラはアラン・トワイライト家のバルコニーでした。
お正月に大劇場で観劇したときは落っこちやしないかと少しひやひやしながら、美しさに茫然としたままオペラグラスで必死に追っていたのでした。
エドガーに寄り添うアランが、男役同士ですがヒロインポジションにしかみえなくって、エドガーに心を委ねている感が溢れているような・・・。



バンパネラとなったアランとエドガーが時空を超えて、スイスのギムナジウムにふっと現れる場面も大好き。二人の妖しさと美しさがぎりぎりのところで雰囲気を保っていてそのきわどさがなんともいえずです。ビジュアルと芝居力の勝利というべきか。




フィナーレのパレート、クリフォードとジェインの歌

「これ以上 望ましいカップルなんて
 見たことはない
 神様は不公平」

 トップじゃないから写真がありませんが鳳月杏さんのクリフォードと桜咲彩花さんのジェインのカップルがすごくお似合いで素敵でした。鳳月さん、現在公演中の『メサイア』では全く共感する余地のない悪役を容赦なく演じて振り切っているみたいなのですごく楽しみ。『あかねさす紫の花』でも感じた桜咲さんの内側から静かに輝く美しさ、どの男役さんと並んで違和感なくお互いに引き立つ、上品で芯の強さのある娘役感が素敵だと思います。

瀬戸かずやさんのポーツネル男爵も男役の極みでキャラクターそのまんまを生きているにしかみえなくって、『ハンナのお花屋さん』に続いてダンディ過ぎました。素敵でした。ホテルの支配人役の和海しょうさんも歌声が素敵でした。




お正月の宝塚ホテル



咲妃みゆさんの衣装が展示されていました。




初演『エリザベート』の舞台写真。



宝塚の歴史が紹介されていました。
ゆっくりと見る時間なかったのが残念です。





 息抜きの観劇日記でした。
 
 昨夜はようやく8時間半睡眠。明日からまたしゃくねつの一週間、厳しいことしか待っていません。どこまで自分耐えられるのか、二か月後にはまた花組観劇できます。貴重な、貴重な、一回一回。一期一会の出会い。それまでなんとか生き延びたいです。金曜日の夜スパで疲れた足腰をほぐしていたら両足つりそうになって、こんなに疲労しているんだとびっくりしました。12月のシアタークリエ公演の先行予約の案内。仕事の目途なんて全くないのにチケットの先行予約はこうして4か月も前からやってきます。実家に戻ったとしても日帰りでかけつけたい。これを逃したら二度とない出会い。申し込んじゃおうかな。契約終了となったらすぐ他の仕事をするか、実家に戻るかどちらかしかないんですよね。どうすればいいのかわからないまま休日は駆け足で終わっていきます。

 今夜も無事に生き延びられますように。明日が無事に過ぎていきますように・・・。

カウンセリングスクールのつぶやきメモより(5)

2018年07月28日 20時25分44秒 | 祈り
自分の過去から解き放たれていくための投稿。

「2004年6月19日

1.この授業を受けて、感じたこと、考えたことを自由に書いて下さい。

後半はペースも早くついていくことができませんでしたが、心理学の体系に初めて触れて、
フロイトの位置づけがよくわかりました。おそらく、自分自身の体験から一番理解しやすいのは人間性心理学だと思います。
私はこの春通信教育で大学を卒業しました。
できれば、大学院に行きたいと思っています。
テーマは「女性が真に自立するとはどういうことか」
ということです。
自分へのこだわり、自己とは何かということを理論的に学ぶことは有意味なことだと思います。
心理学をじっくり学んでみたいと思います。
自分のテーマとどう結びついていくのか。
自己探求の新たな一歩は始まったばかりです。」


 母の病気を受け入れることができずにもがき続けた日々、妹が死んでしまったのは自分のせいだと責め続けた日々。十数年こうして大会社で二人分働いた後、金曜日の夜カウンセラーに通っていました。そんな日々のあったことが遠いことのように思えます。これからは自分のために生きていきたいです。生きていくことはむずかしくって、苦しいことばっかりですが、ほんのひと時でも、幸せだなあ、生きていてよかったなあって思える時間をもつことができれば幸せなのかもしれません。つまんない自己顕示欲とか承認欲求とか、どうでもよくなりました。今のわたしにとって、それは生オーケストラで舞台を観ている時間。帝国劇場で『モーツァルト』を観劇したとき、カーテンコールのあとオーケストラが「僕こそミュージック」を演奏してくれるのを聴きながら、生きていてよかったあって心の底から思いました。帝国劇場と東京宝塚劇場と日生劇場の空間は格別。生きていればこその贅沢な時間。そんな時間を味わうために生きていきたと思うこの頃です。


 昨夜はまたスパに寄り道したのでわたしも遅く1時過ぎまでわさわさしましたが、隣のチャラ坊はまたもや1時半頃ドタンバタンと人が来たのか、それから足音がドタバタと響いてくるので落ち着かず、頭ばっかり疲れているせいもあってか金曜日の夜だというのに今朝外がしらみはじめるまで眠れませんでした。仕方なく眠剤をのんでようやくうとうと。5時間ぐらいは眠れたのかな。部屋がダメやね、ほんとにダメ。断捨離をがんばって、どこかに旅立ちないな。残りの人生の時間を軽やかに生きていくための断捨離。まだまだ続きます。今夜は眠れるといいな。

むなしいばかりなり

2018年07月27日 19時20分48秒 | 日記
 ようやく迎えた金曜日の夕暮れ、疲れました。台風が近づいてきているというのにぱんぱんで破裂しそうになったままちっそくしそうな部屋に帰りたくなくて今日も寄り道中。そんなにゆっくりしている場合ではないですが書かずにいられません。この仕事、アルバイトという雇用形態でやるべき仕事じゃあないし、なんの補償もないのに一生懸命にやってしまって結局なんになるんだろうっていう感じがものすごくしています。人の役に立つ仕事だから幸せになれるって言われましたが人の役に立っているという実感はほとんどありません。安い給料で、メンタルたちに振り回されるだけ振り回されて、心身のエネルギー削がれるばかりで結局なんだろうって思います。年度末に指示されながらできていなかったこと、ものすごくわがままでどうしようもない人のために手間をさいて記録を読み過去の情報を整理してやっと関係機関に問い合わせの電話をいれたら、そんな電話他から受けたことない、本人の了解をとっていないまま対応はできないっていう反応。通常こういうものなのかどうか経験値がないのでよくわかりませんがほんとに横柄で、こちらに対して何を言ってもいいって思っている所があって話していると喧嘩になりそうなんですよね、こちらも人間だから何を言われてもひたすら我慢できるわけではなく、そう言い方はないでしょって腹立ってくる、そういうことが4月あたりにあった方、記録を読んでいたら過去にも担当者が当人と喧嘩になったという記述があったのでわたしだけではないんだと安心しました。与えられれば与えらるだけそれが当たり前になっていき感謝の気持ちを忘れどんどんわがままがエスカレートしていく、わたしなんかの言うことをきく相手ではない、そういう方のために時間をさいて手間かけている自分がひどくむなしくなりました。結局自分なんのために、誰のためにやっているのかわかんなくなってしまいました。そんなことばっかりと言えばそんなことばっかりですけどね。人は無償でなんでも与えられるとダメなんだとよくわかりました。生き延びられていることにありがたいなんていう気持ちは微塵もない奴らばかり。ほんの一部そうではない健康な方々もいらっしゃいますがほんの一部。大部分は感謝の気持ちなんて微塵もありません。そういう気持ちを持つことすらできないからこうなっているんだなっていう奴らばっかり。奴らに心身を削がれているわたしの手取りと不労収入とおんなじぐらいなんだと思うとなんだか腹立ってくるし、むなしいばかりです。この仕事をやることはもうないでしょう。もういいです、ほんとに。結局わたし大会社に使い捨てにされてからやり直すことができていません。限りある人生の時間、これからどこでどうやって生きていけばいいのか。疲れました。足腰痛くってたまりません。隣のチャラ坊は夏休みに入ったらしく夜中に出かけて朝帰り、引きこもりのオッサンは安定の引きこもりみたいで時折響き渡る喉を鳴らす音。どういう集合住宅なんや。ああ長い。長い長いしゃくねつじこくの夏や。

 今日の帰りと明日蘭ちゃんに会えるかすごく気になります。なんとか無事に生き延びていけますように・・・。

 長々とグチだらけの寄り道ブログ、失礼しました。

 

今日もここで忘れていきたくて寄り道中

2018年07月26日 19時47分07秒 | 日記
 昨夜は訪問で足腰がたっぷり疲れたせいかほろ酔いから一度も目ざめることなく5時間半弱眠ったみたいです。長い一週間、5日間フル稼働は長い一週間。少し涼しくなった木曜日、今日もメンタルに始まり、メンタルに終わりました。なかなか訪問できていないメンタルのところを訪問するべく、メンタルは朝に弱いのであさイチでは怒られそう、10時ぐらいに電話しようかと思案していたら、ここ数日ざわついているメンタルさんを他の関係者が病院に連れて行ったけれど次の予定があるから引き継いでくれよっていう話が突然きて、はあっ、なんで事前に連絡ないの、って思いながら、責任職と一緒に車で駆け付けました。結果はじめて本人納得しないまま入院とならざるを得ない場面に立ち会いました。これが本当に最善のことなのかどうかよくわかりませんが他にないのかもしれません。こういうものなのか。むずかしいですね、メンタルって。わたし、もうはるか昔に自分の母がこのような状況になったときはなんにも知らなかったし、幸いその場面に立ち会ってもいません。まったく赤の他人で仕事としてやっているからいいですけど自分の母のこんな場面をみていたらかなりきついだろうなと思いました。母は抵抗が強かったみたいだから、みていられなかっただろうし、ずっと自分の中に残ってしまっただろうなと思いました。仕事でなければきついやね、こんなこと。疲れました。しばらくはこれで落ち着くんだろうなと少し安堵しながら帰ってきたら、また別のメンタルさんの件で電話メモが。さらにさらに別のメンタルさんの件でも電話メモが。こっちとあっちがひとまずおさまったと思ったら、こちらさんからにょき、あちらさんからもにょきにょきに、さらにあっちの方からもこっちの方からもメンタルさんたちがにょきにょきにょき。どんどんどんどんきちゃうの。おなかいっぱい。あー、ほんとに勘弁してほしい。お茶代220円払っても、ちっそくしそうな部屋に持ち帰ってブログを書きたくなくって今日も寄り道中。部屋に帰ったら麗しい世界に現実逃避して忘れます。少し、『赤毛のアン』の原文も読みたいしね、メンタルの無駄遣いはもったいない、もったいない。本物の了解不可能なレベルの不安ってリモコンまで持ち歩くもんなんだ、わたしの不安なんて病的でもなんでもないんかしらんって思いました。

 明日は金曜日、土日に台風直撃を受けるのかな。蘭ちゃんのティーパーティーが心配。帰りに与力があれば日比谷まで足をのばして東京宝塚劇場で花組のチケットを引き換えようと思っていたのですが無理かな。わたしのパワースポット、日比谷。行きたいよう。

 とにもかくにもあと一日。

 今夜も無事に眠れますように、明日の朝も無事に出勤できますように。

 今日も寄り道ブログ、失礼しました。

今日もここで忘れていきたい

2018年07月25日 19時29分27秒 | 日記
 昨夜は部屋に帰ってからはひたすら現実逃避。楽しい映像をみて笑うのがいちばん、といってもちっそくしそうな環境では大きな声で笑えないのでひっそりとね。そしてほろ酔いで5時間あまり眠れた水曜日の朝、携帯アラームの音が遠くに聞こえて起きるのが辛くってなりませんでしたがなんとか出勤。朝は曇っていたので日傘を置いて行ったらお昼にすっごい陽射しが出てきてしまいました。熱中症にならないかと不安を抱えながら、雨が降るかもしれないともって出た雨傘をさしながら午後は訪問。昨日関係者が状況はよくわかりませんが大騒ぎしだした件は結局通院同行できるだけの状況が整わなかったのでしなくてすみました。そのかわりに訪問のついで状況確認。なんか今朝電話を入れた先の反応も午後いちばんで対象者から電話がかかってきた状況も訪問で確認した時の状況も突然騒ぎ始めてきかされたことと違うんですけど、今までも同じようなこと何度もあったはずなんですけどなんで今回は大騒ぎになるのかも含めてよくわかんないんですけど。とにかく今日は不在だった担当の方に明日の朝電話して最近の状況をまずは確認するしかありません。そんな死んでるかもしれないっていうほど緊迫した状況ではないんですけどね、どこでどうなっているのやら。それぞれ立場が違えば見方も違うので関わる人が多くなればなるほどどこでどうなっているのかわからなくなるっていう混乱状況。別のメンタルも何が起こっているのやらっていう、こっちの方が緊迫した状況。ある意味大切ないのちに関わる状況。これからこの世に誕生してきますけどね、幸せないのちなのか、かなり緊迫した状況。どこまでが本当の話なのか、みえないところで何が起きているのかがわからず、それぞれから電話がかかってくるのに、どっちがどっちやらわかんなくなってしまい、気を抜くと言ってはいけないことを言ってしまいそうでこわいです、ほんとに。会社で働いていた時にはあり得ない緊張感。ほんの一言が事態を変えてしまう可能性もあるのでこわいですよ。いやあ、人ってわかりません、良きにつけ悪しきにつけほんとにわかりません。もしかしたらほとんど全部嘘だっていうこともあり得ます。嘘の話に振り回されている可能性もあります。わかりません。ひとつひとつ慎重に進めていくしかありません。あちらさんのメンタルさんにもこちらさんのメンタルさんにも振り回されている間に書類と事務作業がこれまたどんどんやってくるし、あー、ほんとにえらいこっちゃ。少し陽射しが弱くなったしゃくねつの中を歩くこと1時間余り。今日は熱中症の3歩ぐらい手前ですみました。やっとまた訪問消化。まだあるんですよね、これまた気がおもいメンタルさん。はあっ・・・。

 星組のDVDほしいなあ、笑いは大切。癒されるわけではないですが、笑うとなんか頑なになった脳みそと心がほぐれます。人に金銭管理とかって言っている前にオマエが家計相談受けろよっていう状況なので無理ですけどね、こんなに大変なのにこんなに安い給料では無理ですけどね。

 今朝マンションの外階段を上の方に住んでいるちゃら坊たち?_が朝6時半ぐらいから大声だしながらすっごい勢いで降りる足音。夜おそくにうるさいチャラ坊たちもいれば朝早くにうるさいチャラ坊たちもいる。どんな人たちが住んでいるんやここは、っていう感じのちっそくしそうな部屋でこりごりですが明日のことを考えると帰らねばね。訪問で足腰やられていてマッサージが必要なレベルですが一度行ってしまうと続けてくださいって言われてしまうから割愛中。契約終了までたどり着いたらすぐにまた働くか実家に帰るかのどちらかしかありませんが今はどうすればいいのか全くわかりません。

 明日はまだ木曜日。少し涼しくなってきたのが救いです。今夜も無事に眠れて明日もまた無事に出勤できますように。生き延びられたことに感謝やな。

 今日も長々と寄り道ブログでした。

ここで忘れていきたい

2018年07月24日 19時21分04秒 | 日記
 まだ火曜日ですがちっそくしそうな部屋に持ち帰りたくないので寄り道ブログ。昨夜また寝つけませんでした。すっごい眠いのに頭ばっかり疲れて寝つけませんでした。ワインでも寝つけませんでした。結果眠剤。たぶん4時間半ぐらいは眠れたと思います。今日はシステムの締め日でした。なんとか手元にあるものは間に合うようにおさめてほっとできたのもつかの間。また先週末からの別のとりつかれ。とりつかて時間とられている間にまた別のとりつかれから電話。あっちもこっちもメンタル。あちらさんもこちらさんもメンタル。どっちをみてもメンタルだらけ。キャパオーバーですわ。自分の身のほどがよくわかりました。母が統合失調症だったわたしが妄想ある人たちと関わるような仕事やめておけばよかったと心の底から思っています。っていうかこんなにメンタルだらけの特殊な世界ってわかってなかったんよね。だからもう少しやってみたいとへんな色気を出して選んでしまいました。やめておけばよかった、ほんとに。もう少し安定的な息の長い仕事をさがせばよかったと後悔しています。あと3カ月と3週間になりましたがもういいやね。こんなしゃくねつじごくの中、ちっそくしそうな部屋で無理矢理眠ってなんとか起きてなんとか出勤するだけでもやっとなのに妄想ある人の通院に同行しなければいけない流れになってしまいました。対象者がわたしと一緒なら行くみたいに言ってくれちゃって、今までもこういうことあっただろうになんで今回にかぎってさわぐんだかわかりませんが突然来ちゃって責任者も一緒に面談したらそういう流れになってしまいました。一人ではなくって他の関わり機関にも協力を求めますがこんなしゃくねつの中ですっごいエネルギーのいること。突然きちゃった面談だけでも妄想がつづいてお腹いっぱいのふらふらで夢にでてきそう、自分がメンタルやられそうなのに、アルバイトという立場の範疇を超えているのに、でも担当だから行けませんとは言えない空気。職員同士の関係とかわたしにはさっぱりわからんし所詮アルバイトなので関係ないし、そこまでやれないのに。いやだなー、行きたくないよー。あー、気がおもい。今夜も眠れないかもなあ。頭ばっかり疲れちゃうと眠れないの。ちっそくしそうな部屋に帰れば静けさの中で突然聞こえてくるオッサンのごへぇーみたいな気持ち悪い音、となりのチャラ坊は足音どたどた、わたしの無理やり中置洗濯機の音はどれだけ響いているのか、気持ちがやすまりません。仕事も部屋も息苦しくってちっそく寸前。もういいよ、メンタルはほんとにもういい。母が統合失調症だったからなのか、母が統合失調症だったのに、かわかりませんが理屈なんかどうでもいい。とにかくもういいやね。こんな安い給料で心身ともにきついばっかり。すっごい坂で足腰痛めています。命に関わるほどの暑さやって警告でているのに訪問行かねばならんとか、熱中症で倒れそうになってまでやれんよ。しばらく前無理したら熱中症になってしまったからそんなにやれんよ。坂がこんなにすごいってわかってなかったよ、やめときゃよかった。これからどこでどうやって生きていけばいいんやろね、ほんとにわかんない。明日もしゃくねつ・・・。

 今日は今日のこととして安くないメロンソーダ代を払い、こうしてブログに書いたのでちっそくしそうな部屋に帰ったら宝塚の映像をみて忘れます。メンタルなんかふりはらうんよ。忘れる、忘れる!!


 一生懸命やってもやらなくってもお給料は同じ、なんの補償ないのも同じ。そんなに一生懸命やろうとしなくてもいいんだよ、自分。今夜は無事に眠れて、明日もなんとか無事に生き延びられますように。花組観劇するまでは生き延びたい。シーラの大人の色香はだめだとわかってしまったのでそこだけかなり痛いですが、みりおさんと二番手さんの娘役さん、若手の娘役さんたち、ちなつさんなどなどみたい。今度こそ生で観劇できる最後の機会の可能性高し、一回一回がほんとに貴重なんだ。だからそこまでは生き延びたい。生き延びられますように。

 あすはまだ水曜日や。お弁当買って帰らねば。

 長々とつまらない寄り道ブログ、失礼しました。

月曜日からなみだ

2018年07月23日 22時29分56秒 | 日記
 昨夜はほろ酔いと少しのワインから5時間あまり一度も起きることなくぐっすり眠ったみたいです。笑うことは体にもいいのかね、ああ楽しかったあ、からの月曜日、朝から30度越えのしゃくねつ。駅へ向かう道のりで汗だく。就労場所の最寄り駅から就労場所までほんの数分なのに焦げそう。駅のホームに降りたったとたん、すでに強烈な日差し。こうして出勤して往復するだけでも大変なのに仕事はどんどんどんどんふってきて、次々とわからないことが出てきて、ひとつひとつわかんなくって、そんなにやれないよーって月曜日からげっそりのうんざりですっかりいやになりました。こりゃアルバイトという雇用形態で短期的にやる仕事じゃない、アルバイトという雇用形態で責任もてる範疇を超えています。あまり書くことはできませんがこんなに暑い日ということもあり、対象者で関係者のだれもが数日前から連絡とれていないのでもしかしら死んでいるかもしれないので確認にいかなければならないという話がきて、たしかにわたしも先週末頃連絡がついていないって言われて電話したら留守電になったのでメッセージ入れたけどそれっきり気にしていなかった。メンタルのすっごい妄想の話にどう付き合っていいのかわからなくって拒否できないけどまともに相手してしまうと話が終わらなくって自分がすっごい削がれてしまうのでまともに相手にしてはいられない、今まで死んでしまうような気配なんてなかったらほうっておいたのですが他の関係者たちがさわぎはじめたのでわたしもほうっておくわけにはいかないようです。今日は関係者の一人が部屋の様子を見にってどうやら生きてはいるようだってなって、わたしも担当者としてこんなしゃくねつの中、生存確認がたしかにできるまで様子に見に行かなければならないと言われました。先週末はどうしようもこうしようもないメンタルたちに振り回されてすっごい時間とられてそれどころじゃなかった。次から次へとメンタルたちのあれやこれやがふってくる、どんどんどんどんふってくる。事務作業もやらねばなりません。ひとつひとつ難しくって次から次へとわからないことがでてきて、ひとつひとつきかないとわからないことばっかりで時間かかります。それでもってしゃくねつのじごくの中訪問にもいかねばならないって、そんなにできないよって、自分の能力不足でやれないよって、思わずまた涙がでてきてしまいました。いい歳をしたおばさんが泣いたってみっともないだけですが、ほんとにひとつひとつ難しくって頭の中パンパンでほとんどメンタルがらみですが、そんなにあっちもこっちもできない。特定の数名にすっごいふりまわされて時間とられすぎています。まだ月曜日なのに気持ちはすでにちっそく。しゃくねつじごくの毎日、自分が生き延びていくのに精一杯でそんな、人のことなんて知らんよって思ってしまいます。そんなこと言ってたら怒られちゃいますけどね、ほんと、ほんとうんざり、まだ月曜日なのにすっかり嫌になってしまいました。

 先月キャトルレーヴで購入した星組のクリアフォルダー使っています。中にはどうしようもこうしようもない人たちの、どうしようもこうしようもないことを書いた書類を入れていますが表は麗しい。今日は幸いなことに中身には用事なかったですが気持ち煮詰まって吐きそうになってきたとき机の上に出して眺めながら仕事しました。昨日の楽しかった時間を思い出しました。生で観劇した舞台はライブビューイングもさらに楽しい。「キラッキラッ、キラールージュ」とか「さくら~散る、さくら散る~」とか思い出していました。内容はくだらないといえばくだらない物語でしたが哲学的な隠し味があって笑いとの匙加減が絶妙な舞台でした。笑うことがほとんどないのでDVD購入して楽しもうかな。その前に稼がんとね。こんなに安い給料でもしゃくねつじごくの中を出勤してあれやこれやと振り回され。明日も暑いね、あと二週間ぐらい暑いのか。今週の水曜日には少し雨が降りそうな予報が変わってしまいました。いつまで暑いとか考えるとほんとにいやになってしまいます。

 明日は火曜日、無事に出勤して無事に一日が終わりますように・・・。

星組『ANOTHER WORLD』『キラールージュ』東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイング

2018年07月22日 21時08分01秒 | 宝塚
 しゃくねつのじごくの中、無事に映画館を往復しました。楽しかったあ、紅ワールド全開、久しぶりに笑いました。トップスター紅ゆずるさんの優しさと温かさと間の取り方とアドリブ力があふれている舞台でした。『ANOTHER WORLD』の終盤、赤鬼さんとの場面の後だったかな、紅さん演じる康次郎が一人で登場し、台詞を「あっ、間違えちゃった」って袖に引っ込んでから仕切り直しで再登場し台詞を言い直した場面があって、映画館の中も爆笑でした。引っ込むとき、「谷先生、いつもこんなことやっているわけじゃありません」って。失敗も自分のものとして客席を引き込んで笑いにかえていくアドリブ力、すごいなと思いました。トップスターのこんな場面、紅さんでなければ許されないかもしれませんね。ライブビューイングだと、上目遣いとか白目になるところなどもよくわかって、目の表情の豊かさも楽しめました。赤鬼の瀬央ゆりあさんとの場面、けっこうアドリブだったんですね。赤鬼さんも全身で役を生きて楽しんでいるようで、うしろにそって笑う時間が長くって低い姿勢から攻めてくる赤鬼さん、やりとりの間にだんだん姿勢が低くなっていって、康次郎さん「低い」「低すぎる」で膝をついてしまいここでも爆笑の渦。「ここで立ちます」って客席にもきこえるように赤鬼さんに指示を出していました。赤鬼さんが泣くと「なんであんたが泣くんや、うちがなくところやろ」って。さらに爆笑の渦でした。宝塚の舞台でこんなに笑うなんて滅多にないこと。康次郎さんの関西弁、すごく綺麗で気持ちよかったです。声色も頻繁に変えて、あれだけの台詞の量、すごいエネルギーがいると思います。ほんとにすごい。閻魔大王にお裁きを受けるとき、「お前一人だけを呼んだのに何故大勢で来た?」ってきかれた康次郎さん、冥途にきてたくさんの仲間と出会い「えらい人が好きになりまして」って言った場面、康次郎さんの人に対する温かさがすごく伝わって来て閻魔大王の汝鳥怜さん、メイクが濃いのでわかりにくいですが泣きそうになっているようにみえました。康次郎さん自身も泣いてたかな、すごくいい場面でした。康次郎さんが三途の川に飛び込んで自分の葬儀の場面に戻ってきた時、「やっぱり娑婆はええなあ、生きてりゃ、どんな苦労も乗り越えられる、いっぺん死んだ気いになってやってみなはれ」「この世は極楽」「いのちに感謝や」「ありがたや~、なんまいだ~」って、なんか沁みました。紅さんだからこその説得力。礼真琴さんの徳三郎の、女性にもてもての江戸の若旦那ぶりも、さばいて五日目の鯖にあたってころっといってしまった七海ひろきさんの喜六も、「びんぼうがみ、びんぼうがみ」って言いにくそうにのぼりの影に隠れるようにしていう華形ひかるさんの貧乏神も、その他個性的な楽しいキャラクターたちが繰り広げる、あの世とこの世を行き来する楽しい作品。紅さん率いる星組にしかできませんね。役者さんたちの個性がうまく引き出されていると思いました。こんなに人材がそろっているんだ。あっぱれな仕上がり。この千穐楽を映像化してほしいなあ。

 楽日も二回公演、一時間半の芝居にエネルギーを集中したあとに、30分の休憩をはさんで一時間のショー。タカラジェンヌの体力と気力はすごいです。ショーはやっぱりあれよあれよという間に気がついたらフィナーレでした。次々と煌びやかな場面の連続。紅さん、芝居だけで喉をかなり使っています。ショーでは力の限りをふりしぼって歌い踊っているようにみえましたが、目元すずやかな王子様は崩れないところ、さすがだと思いました。紅色の髪型が個性的で素敵でした。パパの場面は鬘のバリエーションが増えた?千穐楽は朝子どもにいたずらされた髪型でした。カーテンコールでは退団者ふたりの肩を抱いて登場されて、白鳥ゆりやさんが「さすみさんが優しすぎて」って泣いていました。「あの世にいっても冥途歌劇団に就職したい」って。とあれいやさんも泣いていました。なんかほんとに組全体にあったかい眼差しを注いでいる優しい方なんだなあと人柄に惹かれました。カーテンコールの拍手に「おぼえときや、こんなん他にないで」って関西弁で言うところも素敵でした。最後赤い大羽根背負って登場されたとき、ここまでくるのにすごい苦難の道を歩まれたんだろうなと思うとなんだか涙がでそうな気持ちになりました。

 次々と楽しい場面がくり出されて、体感5分のショー、4週間前よりも曲が少しわかったかな。ロケットの場面、桜から森山直太朗さんの桜をアレンジ、さらにもう一曲。曲の宝塚アレンジが素敵な長いロケットでした。礼真琴さん、声にすっごい艶があって歌うまにさらにみがきがかかり、ダンスが上手いのも確認、紅さんトップにこの方が二番手でいるのがすごくいい雰囲気。大階段で男役の群舞を前にヒデキの「情熱の嵐」、西城秀樹さん東京宝塚劇場公演を観劇予定だったとか。きっと天国のヒデキに届いていますよ。オープニングは妃咲愛里さんがパンツスタイルでオーケストラピットから登場、赤ずきんちゃんの場面といい、ひたすら可愛いの連続で癒されました。紅さんの隣でニコニコ、ニコニコ、笑顔が素敵すぎます。お似合いカップル。キラールージュの振り付けの場面では、「恥ずかしがらないで」って。これまた可愛く、トップ娘役らしい貫禄も。

 とまあ、まだまだいろいろときりがありませんが明日からまた一週間の海、しゃくねつじごく、これからちっそくしそうな部屋に帰ってお弁当食べながら洗濯機をまわさなければなりません。日曜日の夜だというのに店は大賑わい。チャラ坊たちに仕事のプレッシャーなど関係ありませんね。明日の朝もしゃくねつじごく、金曜日まで暑いみたいで、でも出勤しないといけないんですよね、どうなりますやら。明日のことしか考えられません。無事に眠れて無事に出勤できますように・・・。

 駆け足で忘れないうちに書きました。少し雨ふらないですかね・・・。





6月30日(土)、東京宝塚劇場にて。