ミュージカル『ガイズ&ドールズ』-帝国劇場6月17日(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9d30e23205194a14d58e0812dd5efc69
2022年6月29日付演劇キックより、
愛の普遍性を豪華キャストが描き出す! ミュージカル『ガイズ&ドールズ』公演レビュー
http://enbu.co.jp/kangekiyoho/%e6%84%9b%e3%81%ae%e6%99%ae%e9%81%8d%e6%80%a7%e3%82%92%e8%b1%aa%e8%8f%af%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%8c%e6%8f%8f%e3%81%8d%e5%87%ba%e3%81%99%ef%bc%81%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8/
さすが演劇キック、橘さんの記事、余すところなく書いてくれています。楽しい時間はあれよあれよと終わってしまいました。目が足りなさ過ぎました。見逃してしまったところがほんとにたくさんあるんだなあとわかりましたが、一度だけでも無事観劇することができた奇跡への感謝を繰り返し、噛みしめています。
石井一孝さんが舞台装置をデザインされたデインさんをインスタグラムで紹介してくれています。ありがとうございます。https://www.instagram.com/p/CfWi-BzlFjx/
盆とセリを存分に使った演出、素敵な舞台装置、衣装、生演奏。チケット代を払ってわざわざ劇場まで出向くことでしたか味わうことのできない空間でした。先日星組観劇のあと、電車に乗る前に帝国劇場の地下でお手洗いに入ろうとエレベーターを待つ間、いつもはみない地下1階と地下2階の地図をみていて、劇場部分は「奈落」と書かれていることに気づきました。この高さからせり上がってくるのかと今さらの感動でした。たしかにこれだけの大掛かりな空間と舞台機構をそなえた劇場は限られているので、梅田芸術劇場では上演できないかな。『ミス・サイゴン』、最初は帝国劇場だけの上演でした。特別な空間で出会った2022年『ガイズ&ドールズ』、生きていてよかったと思える貴重なひとときでした。
7月7日から9日まで公演できますようにという願いをこめてもう少しわたしなりの備忘録。
帝国劇場、6月17日(金)13時~
ナイスリー・ナイスリー・ジョンソンの田代万里生さん。いつもモグモグタイム?のキャラクターを楽しそうに演じているようにみえました。大掛かりな舞台装置の一番高いところで歌う場面は、いちだんと艶やかな、本当にとってもいい声が広い帝国劇場に流れた、なんとも贅沢な時間。万里生さんが楽しい作品に出演されているのを拝見したのは今回が初めてかな。最初がサントリーホールの『蝶々夫人』、その後『ジキル&ハイド』『エリザベート』『グレート・ギャツビー』。カーテンコールは笑いに溢れていましたがシビアな作品が続きました。万里生さんのお隣で美声を響かせていたのは、ベニー・サウス・ストリートの竹内將人さんかな。木内健人さんも美声でした。
未沙のえるさんを舞台で拝見したのはいつ以来だろうとたどってみると、どうやら2005年宙組『ホテル・ステラマリス』以来。観劇自体から離れていた時期があったので知りませんでしたが、2011年星組『オーシャンズ11』をもって宝塚を定年退職されていました。役名のカートライト将軍となっているのをみたとき、男役?ってなりましたがそんなことはなかったですね。救世軍は軍隊のような組織なので女性幹部も将軍となっているのでした。みりおちゃんサラに、このままではこの伝道所はきびしいと言い渡す役どころ、出番は多くないですが立っているだけで舞台全体が締まる存在感、さすがと思いました。久しぶりで元気に舞台に立っていらっしゃる姿を拝見できて嬉しかったです。
2012年『ルドルフ・ザ・ラスト・キス』以来、どの公演もアンサンブルキャストのみなさまのレベルの高さにうなります。カッコいい群舞のダンス場面が多い、2022年『ガイズ&ドールズ』もダンスの達人がズラリでお一人お一人、すごいレベルだと思います。おそらく早がわりの連続、多い方は何役演じていらっしゃるのだろう。オペラグラス越しにお顔を認識できたのは、東宝ミュージカルですっかりお馴染みになった福永悠二さん、松田未莉亜さんだけでしたが、お馴染みになった方、帝国劇場はじめましての方、宝塚OG、スウィングキャスト、お一人お一人に拍手を送りたい。たくさんの力が結集して、劇場に観客がはいって出来上がるのが舞台なのだとあらためて思いました。プログラムを買うまいと決めていましたがほしくなってしまいます。いや、がまんがまん。
みりおちゃんサラ、
清楚な雰囲気に赤い衣装がよく似合っていて、帽子をおさえる姿もキュート。
チャーミングなだいもんアデレイド、
有村淳さんデザインの衣装、大勝利。
いつまでたってもコロナを特別扱いする国の指針がアップデートされない中で舞台を続けることは苦難を極めていると思います。『千と千尋の神隠し』も苦しいところ。陽性判定となったら謝らなければならない社会になってしまっていることがおかしいです。振り回され続けている東宝、舞台関係者のみなさまを責めることはできません。
7月7日、スカイとサラが、ネイサンとアデレイドが舞台で再会できることを祈っています。
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9d30e23205194a14d58e0812dd5efc69
2022年6月29日付演劇キックより、
愛の普遍性を豪華キャストが描き出す! ミュージカル『ガイズ&ドールズ』公演レビュー
http://enbu.co.jp/kangekiyoho/%e6%84%9b%e3%81%ae%e6%99%ae%e9%81%8d%e6%80%a7%e3%82%92%e8%b1%aa%e8%8f%af%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%8c%e6%8f%8f%e3%81%8d%e5%87%ba%e3%81%99%ef%bc%81%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8/
さすが演劇キック、橘さんの記事、余すところなく書いてくれています。楽しい時間はあれよあれよと終わってしまいました。目が足りなさ過ぎました。見逃してしまったところがほんとにたくさんあるんだなあとわかりましたが、一度だけでも無事観劇することができた奇跡への感謝を繰り返し、噛みしめています。
石井一孝さんが舞台装置をデザインされたデインさんをインスタグラムで紹介してくれています。ありがとうございます。https://www.instagram.com/p/CfWi-BzlFjx/
盆とセリを存分に使った演出、素敵な舞台装置、衣装、生演奏。チケット代を払ってわざわざ劇場まで出向くことでしたか味わうことのできない空間でした。先日星組観劇のあと、電車に乗る前に帝国劇場の地下でお手洗いに入ろうとエレベーターを待つ間、いつもはみない地下1階と地下2階の地図をみていて、劇場部分は「奈落」と書かれていることに気づきました。この高さからせり上がってくるのかと今さらの感動でした。たしかにこれだけの大掛かりな空間と舞台機構をそなえた劇場は限られているので、梅田芸術劇場では上演できないかな。『ミス・サイゴン』、最初は帝国劇場だけの上演でした。特別な空間で出会った2022年『ガイズ&ドールズ』、生きていてよかったと思える貴重なひとときでした。
7月7日から9日まで公演できますようにという願いをこめてもう少しわたしなりの備忘録。
帝国劇場、6月17日(金)13時~
ナイスリー・ナイスリー・ジョンソンの田代万里生さん。いつもモグモグタイム?のキャラクターを楽しそうに演じているようにみえました。大掛かりな舞台装置の一番高いところで歌う場面は、いちだんと艶やかな、本当にとってもいい声が広い帝国劇場に流れた、なんとも贅沢な時間。万里生さんが楽しい作品に出演されているのを拝見したのは今回が初めてかな。最初がサントリーホールの『蝶々夫人』、その後『ジキル&ハイド』『エリザベート』『グレート・ギャツビー』。カーテンコールは笑いに溢れていましたがシビアな作品が続きました。万里生さんのお隣で美声を響かせていたのは、ベニー・サウス・ストリートの竹内將人さんかな。木内健人さんも美声でした。
未沙のえるさんを舞台で拝見したのはいつ以来だろうとたどってみると、どうやら2005年宙組『ホテル・ステラマリス』以来。観劇自体から離れていた時期があったので知りませんでしたが、2011年星組『オーシャンズ11』をもって宝塚を定年退職されていました。役名のカートライト将軍となっているのをみたとき、男役?ってなりましたがそんなことはなかったですね。救世軍は軍隊のような組織なので女性幹部も将軍となっているのでした。みりおちゃんサラに、このままではこの伝道所はきびしいと言い渡す役どころ、出番は多くないですが立っているだけで舞台全体が締まる存在感、さすがと思いました。久しぶりで元気に舞台に立っていらっしゃる姿を拝見できて嬉しかったです。
2012年『ルドルフ・ザ・ラスト・キス』以来、どの公演もアンサンブルキャストのみなさまのレベルの高さにうなります。カッコいい群舞のダンス場面が多い、2022年『ガイズ&ドールズ』もダンスの達人がズラリでお一人お一人、すごいレベルだと思います。おそらく早がわりの連続、多い方は何役演じていらっしゃるのだろう。オペラグラス越しにお顔を認識できたのは、東宝ミュージカルですっかりお馴染みになった福永悠二さん、松田未莉亜さんだけでしたが、お馴染みになった方、帝国劇場はじめましての方、宝塚OG、スウィングキャスト、お一人お一人に拍手を送りたい。たくさんの力が結集して、劇場に観客がはいって出来上がるのが舞台なのだとあらためて思いました。プログラムを買うまいと決めていましたがほしくなってしまいます。いや、がまんがまん。
みりおちゃんサラ、
清楚な雰囲気に赤い衣装がよく似合っていて、帽子をおさえる姿もキュート。
チャーミングなだいもんアデレイド、
有村淳さんデザインの衣装、大勝利。
いつまでたってもコロナを特別扱いする国の指針がアップデートされない中で舞台を続けることは苦難を極めていると思います。『千と千尋の神隠し』も苦しいところ。陽性判定となったら謝らなければならない社会になってしまっていることがおかしいです。振り回され続けている東宝、舞台関係者のみなさまを責めることはできません。
7月7日、スカイとサラが、ネイサンとアデレイドが舞台で再会できることを祈っています。