たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『モネ連作の情景』上野の森美術館-ヴェトゥイユの教会

2024年07月19日 00時48分29秒 | 美術館めぐり

『モネ連作の情景』上野の森美術館-モネのアトリエ

 

クロード・モネ

《ヴェトゥイユの教会》

 1880年、ヴェトゥイユ 

 50.5 × 61.0

 サウサンプトン市立美術館、

 

モネ 連作の情景 - 芸術広場 (geijutsuhiroba.com)

 

(画像は『モネ連作の情景』公式ツィッターより)


7/11予防接種健康被害制度による新型コロナワクチン接種の死亡認定は合計713名に

2024年07月18日 14時41分36秒 | 気になるニュースあれこれ

Xユーザーの葵❇Yukari KAMIJIMAさん: 「R6.7.11開催 第19回感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会審議結果 総数 進達受理 11,540件 否認 2,020件 認定 7,738件 保留 17件 未着手 1,765件 死亡一時金・葬祭料に係る進達件数 進達受理 1,422件 否認 266件 認定 713件 保留 6件 未着手 437件 1/ https://t.co/394xpegCL8」 / X

「R6.7.11開催 第19回感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会審議結果

 

総数

進達受理 11,540件

否認 2,020件

認定 7,738件

保留 17件

未着手 1,765件

 

 

死亡一時金・葬祭料に係る進達件数 進達受理 1,422件

否認 266件

認定 713件

保留 6件

未着手437件

 

障害年金・障害児養育年金に係る進達件数 進達受理 584件

認定 102件

保留 0件

未着手 292件

今回の審議で,障害年金・障害児養育年金認定件数が100件を超えました

 

20代以下の新たな認定は

医療費・医療手当

12歳 男性 左視力低下,両視神経委縮,視神経症

29歳 男性 肩痛・慢性疼痛,頚部痛

 

〈死亡一時金・葬祭料〉

26歳 突然死

https://mhlw.go.jp/content/10900000/001274777.pdf

制度を知らなかったり,申請のハードルが高くて申請を諦めている方が多いので,数字に表れているのは氷山の一角です

現在,患者会では申請の簡素化と国による詳細な実態調査を要望する署名活動を行っています

https://x.com/vaccinesosjapan/status/1784055163407511637

 

新型コロナワクチン種後の健康被害に関する救済認定数は,過去45年間の定期接種に関する認定数の2倍以上,死亡一時金・葬祭料に関しては4倍以上です

多くの方がワクチン接種後に重篤症例を含む健康被害を訴えているのは紛れもない事実なのに,国民への情報公開がなされず,全国メディアで大きく取り上げない為, 多くの国民がこの事実を知りません

接種開始から3年以上経過し,接種後に起きた健康被害に関する症例報告や様々な懸念を示すデータや論文が発表され,新型コロナワクチンのリスク評価に結論が出たとは言えないのに,ワクチンの安全性に関する評価が軽視された状況が続いています

これまでは,どのワクチンに関しても,数名に重篤な健康被害が生じた場合には再開されたとしても調査の為に一旦中止されています

ワクチンは健康なヒトに接種するので,リスクは限りなくゼロでなくてはならないからです

新型コロナワクチン接種後にこれだけの数の健康被害が生じているにも関わらず,なぜ一旦中止にならないのかと不思議で仕方ありません

また,mRNAワクチンのリスクそのものや,そもそも炎症惹起作用のあるLNPや血栓形成作用のあるスパイクタンパクを用いた製剤設計の問題に関して,十分な検証をすることなく,mRNAの技術を用いた他の新しいワクチン開発が進められていることに警鐘を鳴らさざるを得ません

今秋から実用化を目指しているレプリコンワクチンで同様の被害が起きることは十分に予測できます

国民への説明や周知もされず,接種が続けられているのは異常だと思います

政府は,全国民に向けて現時点で明らかになっているリスクや健康被害状況を速やかに分かりやすく公表したうえで,ワクチン接種を一旦中止して,被害に関する迅速かつ丁寧な調査と検証を実施すべきです」

 

自力ではたどり着くことのできない厚労省HPのリンク先、多くの方が指摘しているようにわざとわかりづらくしているのでしょう。厚労省のHPはとてつもなくわかりづらいようにつくられています。

 

001274777.pdf (mhlw.go.jp)

疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会
新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会 審議結果


三好春樹『関係障害論』より‐「アヴェロンの野生児」を読んでみる

2024年07月18日 00時41分46秒 | 本あれこれ

三好春樹『関係障害論』より‐もし呆け老人だったら

「そんなことがあり得るのかと思われるでしょうね。まず理論的にそんなことがありうるのか、ということになりますが、これに関係論的に仮説を立ててみます。そして、もしその仮説が正しいのであれば、関係によって感覚は戻ってくるはずだということになります。そういうことはあり得るみたいです。人間というのは不思議なものですね。

『アヴェロンの野生児』という本が福村出版という、こういう本の専門の出版社から出ています。かなり昔ですが、フランスのアヴェロンの森で、野生児が発見されます。野生児といっても、青年です。推定年齢17歳か18歳だろうといわれています。小さいころ、森に捨てられたか、迷い込んだかとして、人間とは何の接触もなく森の中で過ごしてきて、17~18歳になったようです。これが、村人によって捕まえられます。噂を聞いたパリの国立病院のイタールという医者が、さっそく駆けつけまして、これを保護して教育を始めます。

 この野生児は人間ですから、解剖学的にはふつうの人間と全く一緒なのですが、森の中にいるともんそうごく違うのです。感覚機能がぜんぜん違います。いくら大声で呼びかけても何も反応をしません。だから、耳が聞こえないのだろうと思っていたのですが、実はそうではなかったのです。

 クルミとクルミが触れ合う音がすると、そちらをパッと見るというのです。どういうことかというと、それまで人間の世界にはいませんから、人間の声というのは、自分が生きていく上で全く必要ではなかったのです。でも、クルミは生きていく上で必要なものだからなんです。

 耳が聞こえる範囲があるとしますと、その部分はすごく発達して、ふつうの人間だったら発達しているはずの人間の声に反応する部分が、全く退化しているという状況だということがわかってきました。寒い日に、夜、裸で外に寝ても風邪もひかない。あるいは、栗を与えると、栗を暖炉の中にぽっと投げ入れて、そしてそれを手で出してつかんでも熱くない。そういう不思議な行動を克明に記録しています。

 当時は、社会契約論のルソーの思想が支配的だったのです。彼の主張というのは、人間というのは生まれたときはすごく素朴で、善人なんだけど、社会に入ることによってだんだんと悪いことを覚えていくのだという、社会が悪いという説でした。この説が本当かどうか、格好の材料ではないですか。生まれたまま社会と触れ合っていない人間が、初めて見つかったわけですから。それでいろいろなことを調べます。いま考えるとおかしいのですが、本人の目の前でいきなり十字架をパッと見せて、どんな反応をするかなんて実験をしています。自然児に神という観念があるかどうか調べているんですね。

 先ほどのお年寄りの話です。トイレに行けなくなったらすぐオムツ、という二者択一しか排泄の方法がないというところに入り込んでしまった人というのは、ちょうどアヴェロンの森に迷い込んでしまった子どものようです。その環境に適応するために、自分の感覚を変化させた、あるいは喪失させてしまったということです。老人は適応力が弱いとはいえないですね。ものすごい適応力です。いじらしいほどの適応力です。つまり、老人が介護のレベルに合わせて、自分の身体を変えてしまうということが起っているのです。」

 

(三好春樹『関係障害論』1997年4月7日初版第1刷発行、2001年5月1日初版第6刷発行、㈱雲母書房、42-44頁より)

 

 

 


第五章岐路に立たされる女性-⑤「結婚退職」はOLの花道

2024年07月17日 13時05分13秒 | 卒業論文

 仕事と私生活が不可分な関係にある女性の前半生の流れを大雑把に素描してみたが、女性にとって「生まれ変わる」ことのできる最大のチャンスは結婚である。女性に対してしばしば賞味期限といった言葉が使われるが、それは、女性自身の中にも内面化されている。「25歳は女の賞味期限。それまでに結婚しなきゃ」-。そんな悩みを抱える女性は少なくない。[i] 何かしたいと思う。じゃあ何がしたい?私に何ができる?もう歳だし、これといってしたいこともない、資格もないし、だいいち才能もない・・・。こう考え出した時には、無性に結婚に走りたくなる。「やっぱり結婚した方がいい」という線に落ち着いてしまう。結婚神話に魅せられるのである。女性誌の中から、結婚と仕事にゆれる女性の声を拾ってみると、「生涯、続けられる仕事をしたくて会社を辞めました。退職後は、講座を受講したり、独学で勉強をしたり、最近になって就職活動を始めました。でも、この不況。やりたい仕事はあっても経験がないと採用してもらえない。そんなとき彼からプロポーズ。疲れているときに、“このまま結婚してしまおうかな”と、楽な道を考えてしまいます。でも、今結婚したら一生後悔するだろうし、結婚しても続けられる仕事をしたくて会社を辞めたので、簡単にはあきらめたくありません。両親には“女の子は結婚するのだから無理して働かなくていい”と言われ、友達には“結婚するって逃げ道よね”と言われ。どうしたらいいですか?」[ii] この中にあるように、女性にとって結婚は、伝統的な解決方法、苦しい時の逃げ道でもあるのだ。 松原惇子は、「結婚」という二文字は私にとって「かけこみ寺」のようなものだった、と述べている。何かあったら結婚すればいい、逃げ道だったのである。[iii] 唯川恵は、「私だって結婚退職をしてOLの花道を飾りたい」とOL5年目の「宙ぶらりん」の心情を回想している。「結婚退職と依願退職じゃ、退職金にも差がつく。第一、周りの目が、納得度が違う」のだ。[iv]  学校を出て社会見学も4、5年やって、ある悟りの境地にも達している。まあこんなものよ。これだ!と思える仕事とも出会えなかったし、やっぱり女の幸せは結婚かも・・・。結婚神話に魅せられるOLの心情はざっとこうしたものではないだろうか。結婚さえすれば、金屏風の前に立ちさえすれば、たとえ妥協と惰性の産物であったとしても輝いて見える。誰もが祝福してくれるのである。結婚退職は、会社にとっても最も円満でありがたい辞め方である。さらに、出産・子育てと続けば、女性は賞賛の嵐を浴びることになる。日本型企業社会の中では、「女」は軽く扱われても「母」は尊敬されるからだ。

 

 昨吟の日本の人口の動態上、最も重要な変化の一つが晩婚化である。晩婚化の動きは特に都市部で顕著であり、東京都の20代後半の女性では、未婚者が過半数を超えた。晩婚化に伴い、女性の平均勤続年数も上昇中である。昔のように独身女性を偏見のまなざしでみる風潮はなくなってきた。ひと昔前なら、30すぎて結婚していない女性は、オールドミスというレッテルがはられ、社会に出て安心して働いていられない状態だったが、今は堂々と社会で生きている。しかし、結婚はしない、あるいはしたくない、と考えて働いている女性は少数派であろう。OLにとって職場の同僚の結婚退職は大きな関心事である。ベテランOLになると、同僚の結婚退職を祝福しつつも、幸せそうに職場を去っていく同僚を見ると、一瞬、取り残されたような気持ちにさせられてしまうのである。小笠原祐子は次のような34歳の独身OLを紹介している。「今後? それが一番問題ですね。とにかく入社したときは、こんなに長くいるとは思っていなかった。4年ぐらいで辞めると思っていたので。就職のときは、とりあえずどっかに入らないと、って感じだったので。派遣(の仕事)も何度も考えましたよ。でも派遣って、所詮はごまかしていることにちがいないんです。『あの人結婚できないんだわ』『いつまでいるつもりかしら』っという(社内の)目を避けるため(退社して派遣の仕事に就く)。こんな状況でいるのも心細いんです。こんなつもりじゃなかった。同期がやめてゆくのって、とてもつらいし寂しい」。この不動産会社に勤務する女性は,OLの生活も「結婚するまでの期間と思えばそれなりに仕事してそれなりにお給料もらって結構居心地良い」と感じていた。しかし、「結婚するまでの」という条件が取り払われたとき(あるいは取り払われたと意識したとき)、それまで居心地良いと感じていた職場に対する気持ちが大きく変わったのである。このOLは「社内でも社外でもやりたいことを捜して見つけられたらいいなって思う」とインタビューを締めくくっている。[v] この女性のように、仕事に対してビジョンや目的があるわけでもなく、どこかの一般企業に入り、結婚するまでの間、とりあえずOLをする。結婚は幸せを連れてきてくれる。結婚した後の人生が本番で、それまではリハーサル。その先のプログラムを女性はなかなか描くことができないのは、すでに記したとおりである。結婚して今の生活から抜け出したい。結婚さえすればすべてが解決する。結婚こそがオールマイティ。女性がシンデレラコンプレックスにかかる背景には、「結婚=幸せ」、「仕事=苦しみ」というステレオタイプ的な図式ができあがっていることが考えられる。結婚が逃げ道であるということは、結婚することで仕事という労苦から逃れることができる。嫌な選択-雇用労働-からの誰もが納得する逃げ道として、消極的な評価が結婚に対してなされている、ということだ。女性というのは、男性と「結婚」することにより、自分の力では得ることができなかったものを一瞬にして手に入れることができるのである。安定した収入のある男性と結婚しさえすれば、積み重ねなくして生活パターン、生活そのものを180度転換することができる強みがある。「あなた任せのプログラム」では結婚しだいで全く異なる人生を歩むことができる。沈没しかかった自分の船を自分の力で復元させることなく、通りかかった船に乗り移ることで自分を救うことができるのだ。女性は結婚することにより職業を中断し、経済的に不安定になる可能性が大きい。その分男性に対する期待は増大し、結婚後に感じる経済的負担は、女性(36%)よりも男性(69%)に大きくなる。[i]結婚を契機に性別役割分業は強くなり、女性が男性の収入に依存する度合いが大きくなるのである。結婚を、仕事をやめるための理由として選択する、仕事をやめたいから結婚する、筆者はそうした女性の姿を20代初め頃の銀行員時代に先輩の中にみた。そうした身の引き方は、性別役割分業が浸透した日本型企業社会の中で女性たち自身が自ら「個」として生きることを規制してしまっている姿だと言えるのではないだろうか。

 日本の女性の、他者に依存して幸福にしてもらおうとする他力本願的な幸福感を松原惇子は痛烈に批判する。独身女性も、今はシングルというだけで、シングルを選んでいるのでもなければ肯定しているのでもない。それどころか、ひとりで一生くらすなんて、とんでもないと考えている。日本の女性は、世界でもまれにみる、お嬢ちゃん。人に食べさせてもらうことが好きな人たちだ。自立とか口にするが、本当の自立がどんなことかぜんぜんわかっていない人が多い、と松原は述べる。[ii] 松原によれば、女性自身が自らシングルという生き方を否定しているのだから、世間がシングルを認めるわけがない。世の中でも最もシングル女性に対して偏見をもっているのが、彼女たちの親である。30間近の未婚の娘を持つ親は、血相を変えている。娘が未婚であることが、一家の重大事とは考えられないが実際はそうなのである。娘は健康で仕事があるから幸福だ、と考えられない親の多いこと、多いこと。こんな親に育てられた娘は、自分の生き方に自信をもてず、親を喜ばせるために、いつしかいいなりになっていく。そして、妥協して結婚、出産。そのうち、こんなことを口ばしるようになる。「あなた、どうして結婚しないの?」その言葉が、女性を傷つける。女同士、理解しあってないのだもの、男たちがシングルの女性を理解するわけがない。彼らのほとんどは、女性が社会進出することはいいことだ。女性もどんどん働くべきだという考えをもっている。しかし、本音はといえば、はやくやめて家庭に入ってほしいのである。「女がひとりでがんばってどうするの?」正直な男は、ポロリと本音を口にする。日本人は、一つの価値観しか認めない国民性を持つ人たちである。人には、いろいろな生き方があることが理解できない、特殊な人たちである。「女性は結婚するのが幸せ」この考え方は、根深い。しかし、問題は結婚か未婚かではなく幸福になることだ。これからの女性たちは、親や世間の考え方に左右されず、リンとした気持ちで生きる必要がある。[iii]松原が述べるように、結婚ですべてが解決するわけではない。結婚はシンデレラ姫のような御伽噺ではないのだ。人生はいつもぶっつけ本番。今を充実して生きなければ、一生、とりあえずのリハーサル的な生き方しかできない。そんな生き方はしたくない。結婚するしないにかかわらず、自分の人生は自分のためにある。結婚したいから相手を捜すのではなく、結婚したいと思う人が現われたとき結婚しよう。それが自分の「その時」なのだ。[iv]結婚にタイムリミットはない。

 

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引用文献

[i] 坂西友秀「恋人たちがもつ現代的「家」意識」藤田達雄・土肥伊都子編『女と男のシャドウ・ワーク』36-37頁、ナカニシヤ出版、2000年。

[ii] 松原惇子、『OL定年物語』95-98頁、PHP研究所、1994年。

[iii] 松原惇子、『OL定年物語』95-98頁、PHP研究所、1994年。

[iv] 唯川恵、前掲書、153-154頁。

[i] 『日経ウーマン 2003年2月号』22頁、日経ホーム出版社。

[ii] 松原惇子『クロワッサン症候群 その後』213頁、文芸春秋、1998年。

[iii] 松原惇子『クロワッサン症候群』244頁、文春文庫、1991年(原著は1988年刊)。

[iv] 唯川恵『OL10年やりました』119頁、集英社文庫、1996年(原著は1990年刊)。

[v] 小笠原祐子『OLたちのレジスタンス』50-52頁、中公新書、1998年。

 


『モネ連作の情景』上野の森美術館-モネのアトリエ

2024年07月17日 00時31分46秒 | 美術館めぐり

『モネ連作の情景』上野の森美術館-ルーヴル河岸

クロード・モネ

《モネのアトリエ》

 1874年、アルジャントゥイユ 

 50.2 × 65.5

 クレラー=ミュラー美術館、オッテルロー

 

(画像は『モネ連作の情景』公式ツィッターより)


1997年雪組『晴れた日に永遠が見える』-キャストとものがたり

2024年07月16日 19時02分18秒 | 宝塚

マーク・ブルックナー(催眠術療法の研究をする精神科医)  

     高嶺ふぶき

デイジー・ギャンブル(22歳の女性。18世紀の女性メリンダという別人格をもつ) 

     花總まり 

ミセス・ハッチ(マークの秘書)

      京三沙                        

ヒューバート・インスデール卿(メリンダの婚約者の父)

      飛鳥裕

コンラッド(マークの同僚)/サムエル・ウェルス(メリンダの父)

      泉つかさ

エドワード・モンクリーフ(画家、ミリンダの夫となる)

      楓沙樹

フローラ(エドワードの恋人)

      翠花果

ウォレン・スミス(デイジーの婚約者)

      汐美真帆

プレストン(学生)

      夢輝のあ

マリエル・バンソン(デイジーの大学の友人)

      愛田芽久

 

STORY:ストーリー

 催眠術療法の研究をする精神科医マーク・ブルックナーはある日、彼の講議に訪れたデイジーという若い女性と知り合い、禁煙の治療を求められる。それは婚約者ウォレンの就職する会社に気に入られるためであったが、彼女はこれから起こることを予見したり、植物に話しかけて早く育てたりする不思議な能力を持つ娘だった。

マークはデイジーを治療する内に、彼女にメリンダという18世紀の女性の別人格が備わっていることに気づく。興味を持った彼は早速デイジーを催眠にかけ、メリンダを呼び起こして彼女の人生を探り始める。


メリンダには親の決めた貴族の婚約者がいたが、強い自我を持つ彼女はその結婚を望まず、貧しい画家のエドワードの情熱に心を動かされる。大切なのは財産ではなく愛、地位ではなく情熱だと言い切るメリンダに、マークはいつ
しか恋をしてしまい、幻想の世界にのめり込んでいく。

マークの同僚コンラッドは彼の研究内容を知り、論文を破棄するように忠告する。症例の解釈に輪廻を加えるのは、医学の世界では認められないことだった。しかし、メリンダをどうしても空想上の人物だと割り切ることができないマークは、論文を理事会へ提出する。


案の定、それは攻撃の的になり、新聞で酷評されてしまう。デイジ ーは彼を心配してオフィスに駆けつけるが、そこで偶然、催眠にかけられてメリンダとして話す自分の声のテープを聞き、愕然とする。そのテープによると、エドワードと結婚したメリンダは四年目にして夫の裏切りを知り、一人でアメリカに渡ろうとして遭難、命を落としてしまったのだった。デイジーはマークが好意を持っているのはメリンダで、自分は利用されただけだと思い込み、戻ってきたマークに怒りをぶつける。デイジーはいつしかメリンダの様に、自分の意志を持つ聡明な女性に成長していたのだ。マークはデイジーを大切に思い、何とか誤解を解こうとするが、傷心の彼女は彼の話に耳を貸さず、バンクーバヘ向けて飛び立とうとしていた・・・。

 


8/8までパブリックコメント募集中:認知症施策推進基本計画

2024年07月16日 17時38分36秒 | 気になるニュースあれこれ

認知症施策推進基本計画(素案)及び基本的施策(素案)に関する御意見の募集について|e-Govパブリック・コメント


「中学生に働かせるな」ゴミ出しボランティアに異論 高齢者宅向けで募集、募集団体に意義を聞いた

2024年07月16日 15時08分34秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年7月11日  J-CASTニュース

「中学生に働かせるな」ゴミ出しボランティアに異論 高齢者宅向けで募集、募集団体に意義を聞いた - ライブドアニュース (livedoor.com)

高齢者宅のゴミ出しを中学生にボランティアでやってもらう地域の取り組みについて、お金を出さずに働かせるのかなどとX上で批判的な声が上がり、議論が起きている。

ゴミ出しは、シルバー人材センターなどに頼めばいいのではないか、といった意見も多い。中学生ボランティアの意義について、募集した埼玉県の鶴ヶ島市社会福祉協議会に話を聞いた。

「シルバー人材センターから雇えばいいのに」との声もあったが...

登校途中の男子生徒が朝、高齢者宅に勝手口から入り、ゴミ箱からゴミの袋を取り出す。門から出ると、一礼して足早にゴミ置き場へ向かって行った。

これは、鶴ヶ島市社協のサイトに載った「中学生ゴミ出しボランティア」の動画のシーンだ。

サイトによると、社協では、2019年9月からこのボランティアをスタートさせた。ゴミ置き場まで持っていけない高齢者や障害者を対象に、社協が近くの中学生に依頼する。ボランティア活動保険に加入してもらったうえで、中学生は、高齢者宅などのゴミ出しを行う。この活動をした中学生には、「ボランティア証明書」を発行している。

こうした取り組みに対し、お金を出さずに働かせるのは違和感があるとX上で24年7月9日に投稿があり、大きな話題になった。

様々な意見が寄せられており、否定的な声としては、「子供を労働力として使うな」「ゴミ出し出来ない高齢者の世話は福祉の仕事」「シルバー人材センターから雇えばいいのに」といった書き込みがあった。

鶴ヶ島市では、介護保険で要支援や要介護に認定を受けるなどした高齢者らを対象に、週1回無料で行う「高齢者等ごみ戸別収集サービス」を導入している。X上では、このサービスを使えばいいのではないかとの指摘もあった。

もっとも、「社会に関わることは意義のある取り組みだ」「内申点稼ぎになるし、生徒も得する」「小中学生も受験用に利用してる」とみる向きもあった。

市のサービスもある中で、なぜ中学生ゴミ出しボランティアの活動を始めたのだろうか。

 

「自分のやりがいや存在意義を確かめてもらう福祉教育の一環」

この点について、鶴ヶ島市社会福祉協議会の事務局長は7月11日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。

「介護保険の認定を受けるほど重度ではなくても、腰や膝が痛くて外に出るのが大変だという方がいます。ゴミ出しのニーズが非常に多くなっており、市のサービスを使える方はいいですが、対象外の方を救いたいと、ケアマネージャーから相談を受けたのがきっかけです。学校に話したところ、小さいころからボランティアに関わって、将来の福祉に関わる人材を増やすためにも、福祉教育の一環として活動することになりました」

活動した中学生に出すボランティア証明書は、何に使うために出すかについては、こう話した。

「もちろん、進学や受験のときに、ボランティアの実績として活用することができて、生徒にもメリットがあります。しかし、それが目的ではなく、福祉に関心を持って、困った人のためにやってあげることで、自分のやりがいや存在意義を確かめてもらうためのものになります。車イスを押すなどの福祉教育を体験し、ありがとうと喜んでもらったことで、福祉に関心を持ってやってみたいと思うようになる生徒もいます」

お金を出さずに働かせるなといった批判があることについては、こう反論した。

ボランティアの実態を分かっておらず、イメージから捉えられている方もおられるのではないですか。シルバー人材センターを利用といっても、裕福とは言えない独り暮らしの方もおられます。いくつか問い合わせも来ており、やらざるを得ない状況で家事などをするヤングケアラーと誤解したり、汚物などを扱わないのに衛生的にどうなのかと言ってきたりする人もいますね」

活動では、これまでに高齢者ら約20人に対し、中学生ら延べ約50人がゴミ出しボランティアをしてきたという。中学生がメインで、一部に小学生や高校生もいるとした。

「ベッドタウンですので、地域のつながりが弱く、困っていても助けがない方もおられます。子どものころから助け合いの心を持ってほしいので、当面は活動を続けていく必要があると思っています」

J-CASTニュース編集部 野口博之)」

 

やりがいや存在意義の確認について意見様々。団塊の世代が後期高齢者になっていく社会、こうした流れは加速していくのでしょう。子どもはもう年間70万人しか生まれなくなっています。生産人口は減る一方、福祉事業に携わる方々も、そもそも福祉とはなんぞやという根源的なところを問い直すべきときにきていると個人的には思います。

Xユーザーのライブドアニュースさん: 「【物議】「中学生に働かせるな」鶴ヶ島市・高齢者宅ゴミ出しボランティアに異論 https://t.co/QgMKv1Gobe 取り組みについて、Xで「高齢者の世話は福祉の仕事」などの声が上がり議論に。社会福祉協議会は取材に対し、「自分のやりがいや存在意義を確かめてもらうためのもの」と説明した。 https://t.co/YCnt5vCam0」 / X

 

江東区が夏休みに【小学生のための認知症サポーター養成講座】というのを開催するそうです。これについても意見様々。学ぶことは大切ですが小学生をサポーターとして養成しようとする発想はいかがなものかと個人的には思います。

Xユーザーの江東区さん: 「【小学生のための認知症サポーター養成講座】 認知症は長生きする誰もがなる可能性のある身近な脳の病気です。夏休みに親子で認知症について学んでみませんか。 ■日時  8/7(水)14:00~15:30 ■場所  江東区文化センター 3階レクホール 詳細 https://t.co/kJqRZUWOoe #江東区 https://t.co/nOZ6B39wgM」 / X


<独自>難民申請激増で「保護費」急増3億円、予算足りず 就労OK収入高い「難民ビザ」 「移民」と日本人

2024年07月16日 13時01分58秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年7月15日産経新聞

<独自>難民申請激増で「保護費」急増3億円、予算足りず 就労OK収入高い「難民ビザ」 「移民」と日本人(産経新聞)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース

「難民認定申請者のうち生活困窮者らに国が支給する「保護費」の受給者が昨年度、658人に急増し総支給額が前年度の約1・7倍の3億2700万円にのぼったことが15日、外務省のまとめでわかった。1人当たりの平均年額は約50万円となる。同省は、難民申請者が1万3千人超に激増したことが影響したとみている。一方で、申請者の多くは難民申請者に与えられる正規の在留資格で就労しており、「保護費より稼げる」のが現状という。

 

■4人世帯で最大月額34万円

外務省によると、保護費は1983(昭和58)年に始まった国の措置制度。難民認定の1回目の審査期間中、収入がないなど「生活困窮の度合いが高く衣食住に欠けるなど、保護が必要と認められる」人が対象で、国内の生活保護に準じるものという。生活費のほか、必要に応じて住居費を支給、医療費も原則保険適用内で実費を支給する。

 

生活は生活保護の水準を参考に定められ、12歳以上は月額7万2千円、12歳未満は半額。住居費は単身者で月額4万円、一世帯当たりの上限は6万円となる。これにより、支給額の合計は最大で単身者が月額11万2千円、4人世帯なら同34万8千円となる。

2023年度の保護費受給者は658人にのぼり、前年度の204人から約3・2倍に急増。これに伴い保護費も当初予算の2億3100万円では足りず、補正予算に計上して総額3億2700万円となった。

■フルタイムの就労も

背景には、コロナ明けにより難民申請者が前年の約3700人から約3・7倍の約1万3800人に激増したことがある。外務省は「予算を増やさざるを得ない状況」と説明。今年度の当初予算は前年度を上回る2億5900万円を計上している。

一方で、約1万3800人の難民申請者のほとんどは保護費を受給していない。多くは難民認定手続中の場合も与えられる「特定活動」という在留資格により、原則フルタイムでの就労も認められている。このため就労目的にもかかわらず難民申請する人が後を絶たず、俗に「難民ビザ」とも呼ばれているという。

関係者によると、保護費を受給するよりも「難民ビザ」のほうが多くの収入を得られるため、大半の難民申請者は自活を選択し、難民認定の審査を待つ間に就労しているのが実態という。

 

 

 


1994年月組『風と共に去りぬ~バトラー編』

2024年07月15日 17時32分16秒 | 宝塚

わたしとあなたは裏表~スカーレットⅠ、スカーレットⅡが登場するバトラー編。この公演で退団した舞希彩さんのメラニーがとても素敵だったことを懐かしく思い出しています。