アガベシロップ社長ブログ by ALMATERRA Inc

健康的に美しく生きるために、アガベシロップの色々な美味しさ、オーガニックのこと、日々感じたことを綴っています。

アガベ博士との出逢い

2014年01月19日 | アガベの故郷メキシコレポート

メキシコシティから飛行機で1時間半アガベの故郷グアダラハラに到着しました。

ここは、テキーラでも有名で多くのアガベ畑があります。

アガベをサボテンという人もいますが、アガベはどちらかというとアロエに近いです。

子株がこのように脇から顔を出してくるので

これをサイズ別に分けておいて2~3月に畑に植えていきます。

雨季の前が良いそうです。

私が「アガベ博士」と勝手呼んでいる彼は「カルロスさん」といいます

彼は、「人間同様若い年齢のアガベが沢山子供を産むんだよ」と教えてくれました。

クエルボという有名なテキーラ会社で24年原料アガベの仕入れに携わってきたそうです。

今回お会いするのは2度目ですが、初めて会った時から一目ぼれです

スペイン語は理解できなくても彼の話し方、表情から

アガベへの情熱がバンバン読み取れます。

通訳の方も、「凄い方ですね~、何をきいても的確に答える、ほれぼれします」と

おっしゃっていたほど。この目つき、わかっていただけるでしょうか?

 彼がどのような仕事をしているかというと、工場にアガベシロップの注文が入ると

カルロスさんに連絡します。必要な量を確保するためにどことどこの畑から

いつ刈り取るかを計算して地主に依頼します。

地主は依頼されたら、その畑にヒマドールを必要人数連れて行き作業にあたります。

 

どこが誰のアガベ畑かよくわかるな~?と子供のような疑問がフワリ

なんたって広いし、アガべばかりだし目印もなし。

「畑を間違えたりしませんか」と訊いたら「間違って違う畑のアガベを収穫して

賠償金払ったこともあるよ」なんて笑いながら話してくれました。

これは地主さんさえも間違うってことです(笑)

カルロスさんはいわば「目利きの仕事」でどこの畑のアガベが現在糖度を蓄えて

シロップ作りに適しているかを日々畑の状態をみて歩きます。

カルロスさん糖度測定中

長年アガベ売買に携わってきているので、彼は、品質の悪いアガベを

買わされるようなことはなく、原料の質を保つ大切な役割をしているのです。

だから弊社のアガベシロップは品質、味、共に抜群なんです

改めて本当に安心しました

 

次はヒマドールについて。


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