6月にメキシコに行ってきました。
ちょうど日本同様雨季に入ったところで
到着したときは雨。
でもメキシコの雨季は、降る時間帯が夕方からが多く1度も傘を使わずに
過ごすことができました。
この雨季の前にベビーアガベを植えるので、ベビーちゃんが沢山植えられていました。
見えるでしょうか?
畑で早速アガベの生育状態を一緒に観察、
私の大好きなカルロスさんが、糖度を測ってくれました。
「バナナと同じでちょうど食べごろがあるんだよ、糖度が高すぎてもよくない。茶色くなっちゃうからね。
一番美味しい状態のアガベでシロップ作るからね」と・・・
土は、赤土・白・茶色と畑によって違うから、それぞれの土地の栄養状態を調べて最適な土に
していくそうです。山の斜面にアガベ畑が多いのは、年月がかかるのがアガベだから、
短期間で採れる野菜や食物を平地に優先して植えているそうです。
本当に驚くほどの斜面に植えているんです。以下はまだなだらかな方です。
傾斜がきつい中の収穫はさぞ大変だと思います、ゴロゴロ山道をアガベを転がしたり動物(国で認められてもののみ)
を使ったりしないととても運べません。基本的に重いですからね~
カルロスさんのこだわりが、優しくて体が喜ぶ美味しいシロップを生むのですね。
糖度は40度
そして、とても多くの繊維を見ることができます。
アガベのピニャをとって割るとこんな感じです。
中はちょっとタケノコみたいな、感じ?といいましょうか。
ちょうど、芯の上の部分はタケノコの皮をむくみたいな感じで剥けます。
するとこんな風にきれいな細かい繊維質を見ることができます。
ちょっと食べてみると・・・・やっぱりタケノコみたい(笑)
この段階では甘くありません、が、焼いてみると
メチャクチャ甘いんです
熱を加えると本当に甘くなる植物なんですね~、薩摩芋のような感じかな。
こんなアガベで・・・・なんと・・・
ビールができるらしいのです思わずビックリして買ってしまいました。
色は濃い目ですが、味はまったく普通のビールと変わらないのです。
アガベビールでサルー幸せなメキシコタイムは続きます。