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12月13日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/13/content_7234930.htm

・1937年:
日本侵略者南京を占領。日本華中派遣軍(原文ママ)司令松井石根と第六師団師団長谷寿夫指揮の元、日本軍は集団銃殺、生埋、斬殺、焼殺等の残酷な手段を用い、血腥いを6週間続け、南京の中国平民(原文ママ)捕虜軍人30万人以上を殺害した。南京大は第二次世界大戦中でも特に残酷な「ファシスト的蛮行」であり。抗日戦争勝利後、A級戦犯松井石根は極東軍事裁判で絞首刑に、谷寿夫は中国政府に引き渡されて処刑された。

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%8813%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1937年 - 日本軍、南京を陥落させる。翌12月14日より6週間、残敵掃討作戦。この一端として南京大虐殺と言われているが、現在も論争になっている。

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【雑感】旧日本軍による南京大虐殺、西側諸国の利益も侵害 【和文/中国国際放送局】

http://japanese.cri.cn/151/2007/12/14/1@108981.htm

 中国江蘇省社会科学研究院歴史研究所の崔巍研究員助手は14日南京で、「中国を侵略した旧日本軍は、南京大虐殺期間中、南京に滞在していたアメリカやイギリス、ドイツなど西側諸国の国民と機関に対し、人権侵害や略奪行為を行い、西側諸国の利益をも大きく侵害した」と述べました。

 崔巍研究員助手は南京で行われている南京大虐殺歴史事実シンポジウムで、「旧日本軍は南京に攻め込んだ期間中、他の国の国民と機関の安全に注意を払わず、南京の外国大使館や一部の外国企業は常に、爆撃を受けた。この他、旧日本軍は、南京にいた外国人に対して人権侵害などを行った」と語りました。


 日本の歴史認識がおかしい、と首相が靖国参拝をしなくなってからも、時にはキチガイ扱いしてまで、事あるごとに言い続ける当の中国の歴史認識。

「南京に滞在していたアメリカやイギリス、ドイツなど西側諸国の国民と機関に対し、人権侵害や略奪行為を行い、西側諸国の利益をも大きく侵害した」

 省の社会科学研究院歴史研究所研究員助手と言えば、それなりに歴史の専門家だと思うのだが。その歴史専門家が、こともあろうに「南京大虐殺歴史「事実」シンポジウム」において、冷戦時代の概念である「西側諸国」を、1930年代に適応する発言をし、国家管理のマスコミが海外向けに報道する国。
「中国」という単語を、民国はおろか歴代王朝まで拡大して適用するのと同じ発想だとは思うが、研究者にしては随分と主観的、非科学的、事実に反する認識である。


<<参考>>
ソ連のドイツ占領:1945年
中支派遣軍の南京占領:1937年 


 自己暗示が行くところまでいったというべきか、自家中毒がまわりきったというべきか。70周忌とは言え、今年の南京関係の抗日報道は、どこかタガが外れたかのような観があり、2005年を連想させる。
 もしこれが中共内部の問題を抗日でそらせようというのなら、現政権が危ういとでもいうような、大きな問題だろう。
 

南京大虐殺生存者:歴史は記憶すべきだが「仇恨」は忘れなければならない【青年報】
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-12/14/content_7246302.htm

 胡錦涛御用紙、青年報が火消しをはかろうとしているようにも見えるが。

南京大虐殺: 歴史を記憶するか、それとも「仇恨」を記憶するか【環球網】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/14/content_7247440.htm

 抗日新聞、環球時報が「一方日本は歴史すら忘れようとしている」という論調で、同じテーマを逆手にとっている。
 下の中国新聞網も論調は同じ。

日本右翼は歴史から目を背ける 一部のマスコミは南京大虐殺を虚構と伝える【中国新聞網】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/14/content_7247820.htm


 筆者は福田首相の宥和政策には批判的なのだが、アメリカを訪問しただけ、他には本当になにもしていないのに、ここまで中国を自爆に追い込むとは、実は前、前々首相以上の釣り師なのではなかろうかと思い始めた。
 もっとも、このまま中国で民族主義が先鋭化し、抗日の動きが強くなれば、当然日本国内の中国に対する姿勢も厳しくなり、最終的には戦争になりかねないのでそれは認識しておかなければならない。

12/15追記
 1930年代の出来事を、「西側」という冷戦の発想で解釈しようとする姿勢について、 主観的、非科学的、事実に反する認識、だと述べたが。
 よく考えてみると現在も表看板は共産主義であり、「唯物史観」でそれこそ原始時代まで解釈している国なので特に驚くことでもなかった。
 おそらくは、体制が変わる度ごとに前体制を全否定してきた歴史が原因だと思われるが、支那においては現在の価値観で過去を解釈するのが中華人民共和国以前から、それこそ数千年繰り返されてきた。
 もっともあくまでも支那内部の事情であり、それを外国に押し付けられても苦笑するしかない。

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【妄言】南京事件70年―数字の争いを超えたい【和文/朝日社説】

http://www.asahi.com/paper/editorial20071215.html#syasetu1

 70年前の12月、中国を侵略していた日本軍は、直前まで国民党政府の首都だった大都市、南京を陥落させた。日本軍は中国兵士を捜し回り、その過程で多数の捕虜や一般市民も殺した。

 南京事件である。南京大虐殺とも呼ばれる。その様子を記録し、展示する現地の大虐殺記念館が2年がかりで改装され、一般に公開された。

 大幅に拡張された展示スペースには、従来の約6倍にあたる3500枚もの写真が掲げられたという。むごい写真に驚きの声が上がり、目をそむける人々も、食い入るように見る人々もいた。

 今年は、日中が全面戦争に突入した1937年から70周年にあたる。中国ではさまざまな記念の催しが計画され、南京大虐殺についても多くの映画が制作されると伝えられた。反日感情の再燃が心配されていた。

 だが、中国当局もそれを意識していたのだろう。それらの映画は公開されず、記念館の開館式典にも、党や政府の大物指導者は顔を見せなかった。

 新しい記念館の壁などには「30万人」という犠牲者数が書き込まれている。中国での戦犯裁判で確定した数字、というのが中国側の公式見解だ。しかし、これにはさまざまな見方があり、日中間の感情的な対立も招いている。

 日本の専門家の間では、数万人説や「十数万から二十万人」説などがある。私たちも30万人はいくらなんでも多すぎると思う。だが、一部では虐殺自体を否定する暴論まで語られている。新記念館に掲げられた数字は、そうした日本の論議への怒りを表してもいるようだ。

 事件から70年を経たが、日中相互の反発やわだかまりは縮まらない。和解へ歩み出すことの難しさを痛感する。

 殺戮(さつりく)の状況は、現場にいた日本軍の兵士らも日記などに書き残している。日本政府も「南京入城後、多くの非戦闘員の殺害や略奪行為があったことは否定できない」と認めている。

 数字の探求は専門家に任せるべきだ。実は中国の学者の間にも、一つの数字にこだわらず、より実証的な研究を求める声がある。冷静な学術研究を通じて、いずれ数字は変わっていくのではないか。

 両国の政治にとっていま大事なのは、この事件を日中間の障害とせず、和解に向けて手立てを講じていくことだ。

 過去にも、そんな取り組みはあった。村山、小泉首相は盧溝橋を、橋本首相は旧満州の瀋陽を訪ね、歴史を直視する姿勢を見せようとした。橋本氏は南京訪問すら検討し、下見も行われたが、実現しなかった。中国側の数字を正式に認める形になるのを懸念したのだろう。中国政府にはそうした実情も理解してほしい。

 このまま放置するわけにはいかない。福田首相は70年の節目に、追悼と和解への思いを語ることはできるはずだ。そうした積み重ねが、やがて数字の壁を越え、和解への扉を開くに違いない。


 要旨:
 30万人は多すぎると朝日新聞も思うが、虐殺があったのは事実で数の問題ではない。中国の意向に沿う形で、日本はこの問題を解決せよ。
 とりあえず、福田は橋本が断念した南京訪問を実現し、現地で和解の為に追悼しろ。


『数字の壁』とはまた、ノーベル文学賞作家の法廷証言のような文学的表現で、論説委員の議論を煙に巻きたい気持ちがありありと出ている。
 その「冷静な学術研究を通じて、いずれ数字は変わっていくのではないか。」と論説委員が弁護している数字、確かに中国報道でも変わって来ているようだ。

南京大虐殺9万の遭難兵士名も「嘆きの壁」に追記の望み【中文/新京報】
http://news.xinhuanet.com/mil/2007-12/14/content_7247582.htm

 30万が39万に増えるかもしれない、とのこと。冷静な学術研究かどうかは不明。

 筆者は30万には便衣兵も含まれていたと思っていたのだが、別計算だったようだ。

訂正:
記事を読み直したら「現在12000名の名前が刻まれているが、それに90000名の軍人の名前を追加」という内容だった。
 39万に増えるではなく、1万2千が10万2千に増える、という事らしい。
 軍人を入れても、名前がはっきりしているのが10万ちょっとでは、確かに数字を問題にされたら痛い。
 


 和解の為にこそ、冷静な学術研究として今月に第三回の共同研究会合があるのだが、その動きを忘れたかのように政治的決着を提案している社説はずれているといわざるを得ない。
 もっとも、「靖国参拝を止めれば日中関係はよくなる」といっていた朝日の主張が、これまで見事に中国から裏切られているのを見ても、朝日新聞の主張を受け入れ、もし福田が融和的姿勢を示しても無駄。

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【雑感】日本に必要なのは研究ではない、治療だ【中文/新華網】

http://news.xinhuanet.com/comments/2007-12/13/content_7236934.htm

南京事件については、筆者もようやっと資料を漁り始めている段階なので、個人の意見はないのだが。日中共同歴史研究では揉めるだろう、程度は理解している。


<<記事>>
南京、10時に遭難同胞記念の防空警報【中文/中新網】
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-12/13/content_7239368.htm
70年間、日本は南京大虐殺を正視してこなかった【中文/新華網】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/13/content_7240880.htm
日本紙:「南京大虐殺」鉄証如山 歴史真相抹殺を許さず【中文/新華網】(訳註:日本紙は赤旗のこと)
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/13/content_7240673.htm

<<特集>>
図集:南京大虐殺70周忌:屠城血証
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-12/13/content_7230654.htm
南京大虐殺70周忌:忘れられない為の記念
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-12/13/content_7236129.htm


 先日から、筆者は意図的に「支那」という用語を使い始めた。
 中国側を見ていると、10年ほど前までは「清朝」「中華民国」「中華人民共和国」を厳密に使い分けていたのが、最近全て「中国」を使用し始めている。
 同様に、他民族国家である建前にも関わらず、「中国人」でウイグル人もチベット人も、「華人」でアメリカ人もドイツ人もひっくるめてしまっている。
「大中国化」というか、民族主義の高揚から、意図的に同一視しようというバイアスをかけているものと思われる。もともと、周辺の民族を同化するのが中華思想ともいえる。

 筆者個人としては、歴史的な体制、民族区分、は厳密に区別しないと理論がなりたたない、とはいえ元の概念を引用する必要もあるため、中国側がいう「中国、中国人」に対して「支那、支那人」を使用するようにした。


 前置きが長くなったが、支那において法事は10年毎に大きくする。更にその場合、故人に仇がある(と子孫が思い込んでいる)場合、字義字通り肉を喰らい血を啜り、字義通り墓を暴いて死体に鞭打つ、ことが歴史的に一番道徳的だとされている。
 文革の頃それらは因習だとして排除されたはずが、ここ最近復活してきた。
 さらには「他人の嫌がることはしない」と名言した男が首相をしている。

 結論として、安倍訪中以降、押さえつけられていた抗日報道が、いっぺんに花開いたありさま。
 3つほど個人的に興味を覚えた記事を抜粋してみた。

1.追悼:南京大虐殺70周年:日本戦敗の史実
http://news.xinhuanet.com/video/2007-12/12/content_7233483.htm

 TVシリーズのインターネット配信、南京事件を強調するあまり、日本軍の戦果を強調、逆に支那軍の脆弱ぶりがあぶりだされる結果になることに気がついたようだ。
 少し前なら「あれは蒋介石軍であり、紅軍は勝っていた」と抗弁できたのだが、上記したような「大中国化」もともない蒋介石軍も紅軍もひっくるめて「中国軍」と呼称し始めたのでこのようなことになっている。(もっとも紅軍も、30年代に2~3回兵站破壊をした程度で、以後は兵力を温存している)
 あわてて、日本軍がボロ負けした映像を編集したらしい。

2.母親は鬼子に強姦された 家仇国恨は言わないわけにはいかない【中文/先駆導報】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/13/content_7240955.htm

 家仇国恨:「家の仇、国の恨み」とでも読むのだろうか。中国側人民意識におけるこの問題の本質をいいあらわした四字熟語。
「不倶戴天」を止めて「家仇国恨」を使おうかとも思ったが、日本語にした時に意味が見て分からないのでやめた。


3.日本に必要なのは研究ではない、治療だ【中文/新華網】
http://news.xinhuanet.com/comments/2007-12/13/content_7236934.htm

 筆者が一番衝撃を受けた内容。
 研究を拒否し、のみならず日本は精神病だとする。

 支那人の発想から考えたら、いくら認識の違いが国際問題化していても、いくら研究しても事実は事実であり、事実を疑うものは精神病患者なのだろう。
 それにしても国家に治療が必要、という言い回しが洒落になっていない。

 つまり共同歴史研究はやめて、武力で決着するつもりなのだろうか?
 それとも共同歴史研究の結果が、自分たちの思うようにはならないと分かりだしだか。

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【雑感】不倶戴天【総合】

 

南京大虐殺70周年、西側では撮影ブーム【新華網】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/11/content_7230023.htm
英紙、日本民族主義者はなぜ「南京大虐殺」を否定するのか【新華網】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/11/content_7230695.htm
侵華日軍、南京大虐殺記念館改修【新華網】
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/11/content_7231224.htm
南京大虐殺遭難同胞記念館、拡張工程が竣工【新華網】
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-12/11/content_7231434.htm
外国友人南京にて南京大虐殺遭難同胞70周年を追悼【新華網】
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/11/content_7231574.htm
記者は訪米し、南京大虐殺の真相をたどった【現代快報】
http://news.xinhuanet.com/society/2007-12/12/content_7232282.htm
南京大虐殺70年祭、世界中が「忘れられた大虐殺」に注目【瞭望】
http://news.xinhuanet.com/world/2007-12/12/content_7232157.htm
当時国際友人のメモが日軍南京大虐殺の証拠に【青年報】
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-12/12/content_7232108.htm


 昨日は「日中友好ムードに背き、客観的事実にもそぐわない」と、プレス・コミュニケ変造を自己弁護した中共ですが、中国のマスコミにはこのスタンダードは適応されない様子。
 「70年祭」だけあって、「南京大虐殺」については、昨日今日、ざっと見ただけでこれだけの記事。

 彼等のいうところ「中日友好」というのは、歴史的な国家観に起因するものだと思われるが、多分に片務的なものなので(日本の属国化といってもよい)、日本人からみたら多重規範のこの行動も、彼等に言わせれば合理的なのである。
 とはいえ、南京事件に関する彼等のいうところの「鉄証如山」が、証言であったり一目で捏造と分かる写真であったり。
 彼等のいう「客観的事実」が、「彼等の主観において」という但し書きが必要な記事ばかり読んでいると「彼等はなにと戦っているのだろうか」と不思議に思えてくる。

 例えば、下記今月10日の記事
鄭州市民収拾南京大虐殺写真【新華網】
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-12/10/content_7226767.htm

訳:
(略)10年間彼が収拾した、日軍侵華時の各種資料は2000件余り、その中には大量の南京大虐殺を反映した写真が含まれる。これらの写真は、南京陥落過程と日軍野蛮暴行真実の記録である。

 この前口上に続いて、以下のような画像を出されたのでは、こちらとしてもリアクションに困るのだ。

 これら、おなじみの画像のどこが「南京大虐殺を反映」「日軍野蛮暴行真実の記録」なのだろうか?
 他の記事を読んでいると、本気で、国を挙げて、『レイプ・オブ・ナンキン』をノンフィクションに、アイリス・チャンを抗日英雄扱いしているようなので、こういう結論にしかならないだろう。
 支那に深く投下された日本の権益、求心力を失いつつある支那政権、支那国内の反日気運、と筆者には日清戦争や支那事変前夜の状況に似ていると思えてならない。

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【最新スポット情報】中国:鳥インフルエンザのヒト-ヒト感染疑い例の発生【海外安全情報/外務省】

http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=9

1.中国(江蘇省南京市)における鳥インフルエンザのヒト-ヒト感染疑い
 例の発生
  2007年12月10日、中国衛生部は中国江蘇省南京市においてH5N1型鳥インフルエンザのヒト感染例が2例確認されたことにつき、以下(1)、(2)及び(3)のとおり発表しました。いずれのケースも家禽類との接触歴が確認されておらず、さらに親子が感染したことからヒト-ヒト感染の疑いも指摘されていますが、中国衛生部が、感染源等につき現在調査をしています。なお、現在までに中国国内で確認された鳥インフルエンザ感染者は本件を含め27人で、うち17人が死亡しています。
(1)感染者の情報
  症例1:24才、男性、家禽類との接触歴なし
      11/24発症、11/27入院、12/2死亡
  症例2:52才、男性、症例1の父親
      12/3発症・入院、12/10現在 病状は安定

(2)感染源
   症例1及び症例2とも判明していない。症例2の感染は、次の可能性がある。(イ)症例1との密接な接触により感染(ロ)症例1とともに感染(ハ)症例1とは別々に感染。現在感染源について、詳細に調査中。

(3)病原学検査結果
   症例1のウイルスを分析した結果、禽源性であり、変異は発生しておらず、ヒトからヒトへ移る生物学的な基礎は備えていない。


 昨日紹介した「共同文書勝手に書き換え事件」に対して、「あれは外交文書じゃないので書き換えてもいいのだ、それより小日本マスコミは反中報道をするな」と秦剛が逆切れしたりしている。http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007121101000779.html
「日本がそれやったらそれこそクソミソに言うだろう」「日中問わず御用マスコミに、このブログで紹介しているような抗日報道をさせておいて、日本マスコミの報道姿勢をどうこう言うか」と突っ込みはいくらでも入れられるのだが。
 これだけ秦剛が必死なので、今回の事件は「小日本だからなにをしてもいい」と思っただけ、のようだ。

 そんなことより、南京で鳥とは接触していない親子が鳥インフルエンザに感染した。中国なので情報が出てくるまで簡単には言えないが、ヒト-ヒト感染が心配される。
 とりあえず、中国出張にはいかないように、パンデミックが始まったら3日は隔離できるようにしよう。

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【雑感】日中経済対話 中国、公表文書書き換え 日本側は抗議【和文/朝日】

http://www.asahi.com/politics/update/1208/TKY200712080226.html

 北京で1日に開かれた日中ハイレベル経済対話でまとめられたプレスコミュニケ(報道文書)を中国側が一方的に書き換えて公表し、これに日本側が外交ルートを通じて抗議、訂正を求めていることがわかった。中国側が公表した文面からは、人民元の為替レート上昇に日本が期待を表明した部分などが削除されている。日本側は独自の中国語版の作成と公表を検討するなど異例の展開を見せ、福田首相の訪中を控える中で、中国側の対応次第では日中間の新たな火種にもなりそうだ。

 いったん合意したプレスコミュニケの文面を一方的に変えて発表するのは極めて異例のことだ。

 同経済対話は北京の人民大会堂に日本の閣僚6人、中国の副首相と7閣僚が集まり、経済問題を包括的に議論。翌2日には日本の5閣僚が中国の温家宝(ウェン・チアパオ)首相と会見し、「非常に成功した」と対話の成果を評価した温首相に、高村外相は「共同文書の発表ができて成功だった」と応じた。

 複数の日中関係筋によると、コミュニケは対話と並行して双方の実務者が検討し、各分野の表現を担当閣僚が了承、完成した。日本側は1日夜、北京で記者団に日本語版の全文を発表した。

 中国側は新華社通信が3日、中国語版を伝え、翌日付の人民日報や商務省のウェブサイトに掲載された。ところが、日中双方の閣僚らが1日の対話で合意した当初の文面から、中国側が人民元の為替レートの上昇に向けて努力することに日本側が期待を表明した部分と、エネルギー憲章条約への中国の参加の意義を日本側が指摘した部分が削除されている。

 人民元の為替レートは、中国人民銀行(中央銀行)の市場介入で低く抑えられているとして、巨額の対中貿易赤字を抱える米国や欧州から批判が根強い。また、エネルギーに関する貿易の自由化や投資の保護について定めた国際ルールであるエネルギー憲章条約については、中国は署名せず、オブザーバー国にとどまっている。

 中国側が削除した部分は、いずれも日本が中国に努力を促すくだり。日本政府当局者は「中国側はコミュニケの作成自体に消極的だった。文書化したうえ、言われたくないことを明記することへの抵抗感が強かったのだろう」と見る。日本側からは「副首相はじめ担当閣僚が合意しておきなら、無断で変更を加える行為は両国の信頼関係を傷つける」「外交上やってはいけない暴挙」などの声が上がっている。

 日中関係者は「中国共産党指導部が注文をつけたとしか考えられない」と指摘するが、中国側が文面に変更を加えた意図や背景は不明だ。中国外務省報道局は8日夜の段階で、朝日新聞の問い合わせに答えていない。

 


 各紙がとりあげているなか、朝日の記事が一番分かりやすい。
 人民元を切上したくなかったのか、小日本人に意見されたのが業腹だったのかは不明だが、とにかく「合意した内容を勝手になかった事にしてしまった」ようだ。外交上というか、現代日本人を含めた近代資本主義社会の感覚からすると、社会人としてやってもいいけど確実に信用をなくす行為。
 他人の嫌がることはしないと言い切った男が首相をしている、小日本相手だから何をしてもいいと考えているのは確かなのだが。清末から現在までの支那人の振る舞いを見直すと、いっそそういう民族性なのだと考えたくなる。


600枚の写真が、甲午(日清)戦争悲歌を再現【中文/北京日報】
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-12/10/content_7224900.htm

 なんとなく彼等のメンタリティが理解できたセンテンス。↓

「日清戦争は110年前に終わったが、戦争の惨敗は国民の中に永遠に痛みとなって残る。」

 先日紹介した「そうりゅう」へのイチャモンも大概しつこいと思ったが。要するに彼等(何国民か知らないが、恐らく 中華人民共和国=中華民国=清国 なのだろう)にとって日本人は「不倶戴天」なのである。


 よく考えたら、清国を侵略した他の列強についてはここまでしつこい嫌がらせをしていないので、やっぱり「小日本だから」な気がする。
 そういう発想が、清末から文革終了までの混乱の原因だと、筆者などは思うのだが、小日本人のいうことなど聞く耳もたないに違いない。 
 
 

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12月9日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/09/content_7217660.htm

1935年:12・9運動が北平で勃発。中国共産党が始めて指導した、学生愛国運動である。
北平の学生の愛国行動が、全国学生に影響し、全国人民の支持と声援を得た。12・9運動は中国人民抗日民主運動の新しいブームの到来

を示す。

1942年:インターナショナル戦死、援華インド人意思華リー河北省で死亡。

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%889%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1941年 - 中国が日本、ドイツ、イタリアに対して宣戦布告。

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12月8日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/08/content_7213955.htm

1941年:米国議会日本への宣戦布告を議決。
1980年:世界に最も影響を与えたグループの一つ、ビートルズのジョンレノンが暗殺される。ロックにおける一つの時代の終焉を意味する。

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%888%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1941年 - 午前2時(以下日本時間)に日本陸軍はマレー北部に上陸し、午前3時19分に日本海軍機動部隊が、ハワイの真珠湾攻撃を開始した。太平洋戦争勃発、米英と開戦。
1980年 - 元・ビートルズのリーダー、 ジョン・レノンが、ニューヨークの自宅(ダコタ・ハウス)前で、ファンに射殺された。
1987年 - レーガン米大統領とゴルバチョフソ連共産党書記長が中距離核戦力全廃条約(INF全廃条約)に調印。

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12月7日

・新華社(要約)
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2007-12/07/content_7209131.htm

1941年:日本軍、ハワイ群島にある米軍海軍基地を航空機200機あまりで奇襲。
(訳註:米国時間と思われる。故意か誤記かは不明)

・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/12%E6%9C%887%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1917年 - 第一次世界大戦でアメリカがオーストリア・ハンガリー帝国に宣戦布告。
1941年 - 真珠湾攻撃。(米国時間)

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