時々新聞社

慌ただしい日々の合い間を縫って、感じたことを時々報告したいと思います

王監督の次女が、婚約者との破局記者会見

2007年12月26日 | 社会問題
朝のニュースを見ていたら、王監督の次女の婚約破局会見が開かれたというニュースが報じられていた。
そもそも、この次女はどういう人物か私は知らない。
よほどの情報通とか、王監督の大ファンだとかでなければ、この次女のことは社会的にもほとんど知られていないだろう。
にもかかわらず、記者会見を開くだろうか?
しかも、何か立派なことをしたという話ではない。むしろ、婚約破局というまったく私的な出来事であり、むしろ恥ずかしい話である。会見を開いて、電波を通して日本全国に披露する内容だろうか?
こんな記者会見に飛びつくマスコミもマスコミである。
世の中にはもっと報道しなければならないことがたくさんあるはずだ。マスコミにも猛省を促したい。
太平洋戦争が終結して、アメリカが真っ先に考えたのは、日本が再び天皇を担ぎ出して軍国主義の道を歩まないようにとの思惑から、占領政策として、俗にいう「3S政策」を推し進めた。
Sports、Sex、Screenの3つを日本国民に広げ、政治的なことや余計なことを考えないようにしようという思惑である。
ついこの間までも、星野ジャパンだとか、柳本ジャパンだとか、オリンピックの東京開催だとか大騒ぎし、違法な裏ビデオ、裏DVDが氾濫し、援助交際も当たり前になり、それをマスコミが大々的に報道している現状をみると、さすがに、アメリカの先見性を評価せざるを得ない。
軍事的、政治的あるいは経済的にアメリカに従属しているだけでなく、文化的にもアメリカの影響下にあることを改めて認識せざるを得ない。
海外で評価されている日本の文化は、すべて江戸時代までのものである。浮世絵、根付、種々の工芸品などはすべて、文明開化以前の産物である。
そういう過去の日本文化のレベルの高さを考えると、今回の婚約破局会見ほど低劣なものはない。
もう少し、国の政治や経済について考えてみてはどうだろうか。


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