まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

蛇足♪

2008-06-27 14:47:22 | 想い
昨日、大津方式ってので
障害児の早期発見・早期療育をやってはる、
って書きましたけど

私は一応、障害をもってる子たちと関わる仕事をしてたから、
そういう話を聞いたことがあって、何となく知ってたんやけど
実際に、乳幼児健診を受けている一般の人たちは、
そんな話、聞いたこともなければ、
機会がなければ、これからも
知らされることはないんでしょう

でも、それってどうなん??
ちゃんと、みんなが知っておくべきことなんと違うんかな?

障害を持った子の存在って、
そんなに珍しいことでもないし、特別なことでもない。
‥はずなんやけどな
なんか、言うたらアカン、申し訳ないことのように‥
思われてへん?

障害を持つことは不便ではあっても、不幸とちゃうねんで
ベストセラーになった『五体不満足』で、
乙武さんも言うてはったけど

あの本、さぁ。
私は、え??ふつーのことがふつーに書いてあるだけの本やん
って思ったんやけど
それがベストセラーになるってことは、
世間では『障害=不幸ではない』っていう図式が、
一般的ではなかった、ってことなんやろうなぁ


で。
その『念入りな健診の細かい網』は、
普通学級で勉強していくのには問題ない子であっても
例えば、自閉的な傾向を持っている子だったりすると、
くぐりぬけることを阻むようで

ええ。ウチの子たちのようなケースですよ。
『自閉的な傾向』って、
特別なことのように思われるかもしれないけど、
そんなことはない
自分なんかにも、あると思ってます。
対人関係やコトバにおいては、そんなに問題ない‥と思っているけど。
(いや、園のお母さんたちを避けるように過ごしてきたから、
 自閉的なのかもね‥
こだわりをもつ、固執する、集中しすぎるってところが、
ウチの場合、親子で相当キてますね

実際、タにもユにも、
儀式的なパターンにこだわった時期、
変化に弱く、例えば「新しい靴」などを絶対に履いてくれなくて
困った時期や、場所見知りが激しい時期、
(それで泣き喚きだすと、もう手がつけられない
がありましたし。
あと、時間を忘れて一人遊びにのめり込むあたりとか‥。
お隣の自閉症って言われたYくんママと、
「ウチらの子って、すっごい似たとこあるよね~
と盛り上がっていたこともありました
(でも、こんなふうに言って笑えるのはaccoちゃんだからやけど、
 とも言ってはったけどね

つまり。
結局、成長してみると、そんなに問題ない子に
なっていくようなケースでも、
支援の教室に通っている、ということがあるようです

ウチだって、
再検査になったし、しかもものすごくコトバも遅かったし、
↑こんなふうに『こだわり』も強かったし‥。
もし私が、タやユのことを、すごく心配してる親だったら。
支援の教室の対象者になってたんやろな~??
なんて思うんですよね~

そういった教室の大事なところは、
子どもの療育だけではなく。
同じような悩みを持つ親たちが、情報交換・交流する場を
提供してるっていう点にもあると思うので、
ま、多くの人がそういう場所に集まるってことやし、
それはそれで、ええことやとは思うんですけどね

どれが「心配なケース」で、どれが「心配ないケース」なのか。
見極めは、ひっじょーに難しい、っつうか。
結局のところ、『結果』を見てみんと、
誰にもわからん話ではあるんやろうけどね


‥なんかぐちゃぐちゃ書きましたけど。
何が言いたいかって‥

要は
障害って呼ばれているモノは、
実は、『究極の個性』と言ってしまえる、っていうこと
便宜上、ボーダーラインを無理やり引いて、
普通学級と特殊学級に分かれていたりするけれど。
実のところは、ノーボーダー
無段階のグラデーション

しかも。
見方、切り込みの入れ方によって、
全然違うグラデーションが描ける‥ってモンだと思うんですよ

ウチの兄のように耳の聞こえない人たち(聞こえ方も様々)
目の見えない人たち(見え方も様々)
肢体が不自由な人たち(原因によっては、状態も様々)
自閉的な人たち、知的に障害がある人たち‥‥etc.
そして、それらのうち複数を併せ持った人たち‥。

タイプ別にグループに分けることはできたとしても、
『その子その子に合った支援』をするには
結局は、全てケースバイケース。
大まかなガイドラインは作れても、
細かなマニュアル化はできない、ってこと。

そしてこれ↑は。
いわゆる『障害』をもつ、持たないには、
実のところは、全く関係のない話
どの子もこの子も、ウチの子もアナタの子も。
皆、それぞれに『専門的な支援』を必要としている訳ですよ

私は、『ウチの子のスペシャリスト』に‥
ならなくっちゃね!?

でも。
その方法は、誰も教えてくれない
どの育児書にも書いてない

ましてや、集団健診なんかで教えてもらいうことではないのだ~!!!

‥ってあたりを、
『集団健診』で、万人に説いてまわりたい気持ちです

万人の為になる集団健診って、
すっごく、すっごく難しい、んやろなぁ‥

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