ちょっと前の話で、月曜日のことですが![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang2.gif)
今年度最後の小学校の『読み聞かせ』に、
タのいる4年生の教室へ行ってきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
読んだ本は、ココでチラっと触れた、
4年生の教科書にある『せかいいちうつくしいぼくの村』の続編![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
(図書館で見つけました
)
『せかいいちうつくしい村へかえる』です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
教科書に載っていたお話とは‥![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang2.gif)
ヤモという少年の目から見た『世界一うつくしい』ぼくの村での、
戦火が迫りつつある頃の、当たり前の幸せな暮らしを描いたお話で。
ヤモが暮らしているのは、とても美しい村。
春には、すももやあんずの花が咲きみだれ、
夏、その木にたわわに実った実をもぎとるのは、
一年中で一番楽しいときです。
そうして収穫した、すももやさくらんぼなどを、
初めて町に売りに行くヤモ。
なんと、もうかったお金で、ヤモのうちでは初めて、
子羊を一頭買うことができました。
春は、まだまだ先ですが、
子羊には「バハール(春)」という名前をつけることにしました。
そんな、ヤモの目から見た普通の幸せな日常が描いてあり、
次のぺージをめくると。
その年の冬、村は戦争ではかいされ、今はもうありません。
という一文のみで、その教科書のお話は締めくくられています。
戦争の悲惨さ、残酷さをそのまま表現したわけではないのに、
人々が笑顔で幸せに暮らしていたあの美しい村が、
もう「ない」ということが、胸につきささります。
‥このお話の2作目は、私が持っていったこの本ではなく、
『ぼくの村にサーカスがきた』という作品で。
こちらは、ヤモの友だちのミラドーという少年が主人公で。
お父さんの遺した笛を手に、
サーカスに入団しあちこちを旅してまわります。
そして、そのミラドーが『せかいいちうつくしい村へかえる』話です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e1/ceb5d03131af0b82505cc1e18e495cc4.jpg)
ひとりぼっちで、れっしゃからバスに乗り継ぎ、
しんせつなおじさんの馬車に乗せてもらい。
それでも、そこからさき、自分の村に帰るには、
もう、歩くしかありません。
森や村をぬけ、ひとりで歩いているうちに、日も暮れてしまい、
おなかもペコペコで、とてもこころぼそくなりました。
山の中で、野宿をしている人を見つけ、
「こわい人たちだったらどうしよう‥」と心配しますが、
とても親切なひとたちでした。
そうして、ようやくたどり着いた村は、すっかり破壊されていて
誰もいません。
ミラドーを待っていたのは、ちいさなつぼみがついた、
すももの木だけでした。
「町へいけば、きっとヤモに会える!」と
町へ向かったミラドーは、町のとおりで、笛を吹きはじめます。
その笛の音を聞きに集まってきたひとたちのなかに、
ヤモがいたのです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/5a/3062bcf42723a7cf6b2f5b905d536fd5.jpg)
二人は、かばんにいっぱいの種を持って、無人の村に戻ります。
春にはきっと、村は、緑でいっぱいになるでしょう。
せかいいちうつくしい村は、今も、
みんなの帰りを待っています。
今日は、小学校でも卒業式![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
4月から、タたちは5年生です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
小さい小学校なのでね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
6年生だけではできないことは、5、6年生でやるんですよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
つまり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang2.gif)
昨日の『卒業式の準備』から、『準最高学年』が始まったわけで![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
これから、入学式の準備や、運動会の組体操など、
新5,6年生でやることが増えてきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
こんなお話をじっくり聞き、ゆっくり考えをめぐらせることができるような、
そんな年齢になってきた訳で![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
来年度は、『高学年』の彼らにどんなお話を選ぼうか
?
私も、なんだか、楽しみになってきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
(ま、たいした時間をもらってるわけじゃないんですけどね~
)
何冊か、既に読むのを楽しみにしている本もあるんですけど![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_grin_m.gif)
また、いい本を知っている方がいれば、教えてください~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang2.gif)
今年度最後の小学校の『読み聞かせ』に、
タのいる4年生の教室へ行ってきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
読んだ本は、ココでチラっと触れた、
4年生の教科書にある『せかいいちうつくしいぼくの村』の続編
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
(図書館で見つけました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
『せかいいちうつくしい村へかえる』です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
教科書に載っていたお話とは‥
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang2.gif)
ヤモという少年の目から見た『世界一うつくしい』ぼくの村での、
戦火が迫りつつある頃の、当たり前の幸せな暮らしを描いたお話で。
ヤモが暮らしているのは、とても美しい村。
春には、すももやあんずの花が咲きみだれ、
夏、その木にたわわに実った実をもぎとるのは、
一年中で一番楽しいときです。
そうして収穫した、すももやさくらんぼなどを、
初めて町に売りに行くヤモ。
なんと、もうかったお金で、ヤモのうちでは初めて、
子羊を一頭買うことができました。
春は、まだまだ先ですが、
子羊には「バハール(春)」という名前をつけることにしました。
そんな、ヤモの目から見た普通の幸せな日常が描いてあり、
次のぺージをめくると。
その年の冬、村は戦争ではかいされ、今はもうありません。
という一文のみで、その教科書のお話は締めくくられています。
戦争の悲惨さ、残酷さをそのまま表現したわけではないのに、
人々が笑顔で幸せに暮らしていたあの美しい村が、
もう「ない」ということが、胸につきささります。
‥このお話の2作目は、私が持っていったこの本ではなく、
『ぼくの村にサーカスがきた』という作品で。
こちらは、ヤモの友だちのミラドーという少年が主人公で。
お父さんの遺した笛を手に、
サーカスに入団しあちこちを旅してまわります。
そして、そのミラドーが『せかいいちうつくしい村へかえる』話です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e1/ceb5d03131af0b82505cc1e18e495cc4.jpg)
ひとりぼっちで、れっしゃからバスに乗り継ぎ、
しんせつなおじさんの馬車に乗せてもらい。
それでも、そこからさき、自分の村に帰るには、
もう、歩くしかありません。
森や村をぬけ、ひとりで歩いているうちに、日も暮れてしまい、
おなかもペコペコで、とてもこころぼそくなりました。
山の中で、野宿をしている人を見つけ、
「こわい人たちだったらどうしよう‥」と心配しますが、
とても親切なひとたちでした。
そうして、ようやくたどり着いた村は、すっかり破壊されていて
誰もいません。
ミラドーを待っていたのは、ちいさなつぼみがついた、
すももの木だけでした。
「町へいけば、きっとヤモに会える!」と
町へ向かったミラドーは、町のとおりで、笛を吹きはじめます。
その笛の音を聞きに集まってきたひとたちのなかに、
ヤモがいたのです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/5a/3062bcf42723a7cf6b2f5b905d536fd5.jpg)
二人は、かばんにいっぱいの種を持って、無人の村に戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fa/6183713a20ee2d4375329da0c5756b3d.jpg)
春にはきっと、村は、緑でいっぱいになるでしょう。
せかいいちうつくしい村は、今も、
みんなの帰りを待っています。
今日は、小学校でも卒業式
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s1_spr_sakura.gif)
4月から、タたちは5年生です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
小さい小学校なのでね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
6年生だけではできないことは、5、6年生でやるんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
つまり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_ang2.gif)
昨日の『卒業式の準備』から、『準最高学年』が始まったわけで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
これから、入学式の準備や、運動会の組体操など、
新5,6年生でやることが増えてきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
こんなお話をじっくり聞き、ゆっくり考えをめぐらせることができるような、
そんな年齢になってきた訳で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en3.gif)
来年度は、『高学年』の彼らにどんなお話を選ぼうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
私も、なんだか、楽しみになってきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
(ま、たいした時間をもらってるわけじゃないんですけどね~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
何冊か、既に読むのを楽しみにしている本もあるんですけど
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_grin_m.gif)
また、いい本を知っている方がいれば、教えてください~
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